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稲荷神社本殿を抜けると赤い鳥居の立ち並ぶ参道、鳥居の中ではＧＰＳは電波を拾わない。
参道は徐々に高度を上げ、途中からは京都市内が見渡せる。お年寄りの参詣客がゆっくり登る中、ハイカーは足早に進む。標識２、３の所から参道をはずれてハイキング道らしき道に入る。少し下ると人家、町並みにはいる。すぐに泉涌寺。立派なお寺である。時間があればゆっくり参拝すればよいが先を急ぐ。今熊野の町並みから山の中にはいると自然が残る静かなハイキングコースになる。が途中ではマウンテンバイカーに出くわす。こんな山の中でと思うが街に近いだけに自転車でも入りやすいのだろう。２０分ほどで国道１号線に出る。トンネルで道路を横断して公益社の角を左折して清水山への道に入る。また静かな山のハイキング道になる。清水山の三角点はルートから２，３０ｍはずれているが立ち寄ってみると展望も何もない単なる三角点の石の標識があるだけである。将軍塚までは２〜３０分、よいハイキングコースであるが季節はずれかハイカーには出会わない。将軍塚は東山ドライブウェイの終点で東に山科方面、西には京都市内・西山方面、展望がひらけている。ベンチではハイキング客も数多く休憩している。駐車場をこえて将軍塚を右に巻くように徐々に下っていく。尊勝院の境内をぬけ粟田山荘などといういっぱな料理屋？の前を通り粟田小学校の角を左折して三条通に出る。都ホテルの前で標識を見失い地図を見ながら思案していると道路の反対側に案内看板が見えたので確認して道路を横切りインクライン下のトンネルを抜けてすぐに右折する。疎水縁の広場で昼食休憩していると二人連れのハイカーが通り過ぎていって戻ってくる。ルートを見失ったようでたずねてくるので地図を示してやる。休憩のあと日向大神宮まえから七福思案処とある峠を越えていく大文字山へのルートはなかなかしんどい。先に行った二人連れのハイカーが休んでいるのを追い越す。大文字山四つ辻は右は山科、左は鹿ヶ谷、まっすぐが大文字山の四つ辻でトレイルは左であるが大文字山へ寄り道する。２、３分で大文字山三角点である。大文字の火床まで行けば京都市内の展望が素晴らしいのだが少し下らないといけないので四つ辻まで引き返す。あとは鹿ヶ谷まで一気に下る。
(2004/2/11(水) |
将軍塚から西方面
