トレールは鹿ヶ谷から住宅街の中を行き法然院のところで左に折れて哲学の道に出る。銀閣地道に出て今出川北白川交叉点からトレイルへの道は少し分かり難い。地図を確認しながら町並みの中を行く。日本バプテスト病院の横を抜けて山にはいると一気に静かなハイキングコースになる。石鳥居まではほとんど展望はないが比較的緩やかな登り道である。石鳥居から急坂を下り音羽川の上流?を横切り標識68、69から登りになる。すぐに京都市内の展望がきくところがある。徐々に急坂になる。我慢をしてロープウェイ比叡駅に出る。見晴らしのよい広場にベンチが置いてあるので昼食休憩する。冷たい風が強く吹き付けとても寒い。中年のハイカーグループが二組、大きな声でにぎやかに始めたのでそうそうにトレイル北山東部コースへ出発。道には雪が残っている。人工スキー場跡?奥比叡ドライブウェイを横切り浄土院、釈迦堂など静かな山の中に立派な伽藍が点在する延暦寺境内を行く。東海自然歩道や元三大師道などの道標が続くなだらかな歩きやすい道である。せりあい地蔵で東海自然歩道は横川へ分かれトレールは横高山への登りになる。急坂を我慢して登ると767mの横高山。また下って急坂を上ると水井山(794m)。いずれも展望はない。単独行のハイカーを抜いたり抜かれたりしながら進む。水井山からは仰木峠へ下る。仰木峠には立派な標識が3つも建てられている。あとは木立の中を一気に下るが道標19で東海自然歩道は大原・三千院方面へ直進、トレイルは左に折れて戸寺バス停に向かう。今までと違い十分整備されていない道で、GPSの電波も拾わないような山の中を下り亀甲谷川沿いに行くと集落に出る。すぐに戸寺バス停である。
(2004/2/28(土) |