☆KENWOOD AVINOを修理する



小型のコンポのアンプをPCと接続して音を鳴らすというのが私のスタイルなので
KenwoodのAvino R-7Proは非常に良い友なのです


が…発売からもうだいぶ経ってしまっているので何かと不具合がでます
一番多いのがリレーの不具合で「片方からしか音が出ない」というやつです
もうひとつの不具合が蛍光表示管の発光ムラと表示が非常に暗くなるというものです

リレーの不具合であれば信頼のある音響リレーに代えてしまえば直りますが
蛍光表示管の不具合ばかりは直せません いやほら何か方法はあるだろうがやる気にry

今回入手したR-7Proは「片方しか音が出ない」ジャンクでした
リレー交換が必須ということで人気の無いオクでしたので1600円での落札でした
届いてまず確認したのはリレーが動作するかどうかヘッドフォンを挿したり抜いたり
この時点でリレーのカチカチがきこえたので「もしかすると音の切り替えは出来ている」と
思いながらバラしはじめまして前からやりたかったアレを…


まぁまぁワイルドだろ?
バラしもせずいきなり浴槽に沈めようかとも思いましたが(いややればよかったかも)
基板に直接触れられる状態にはしてみてお湯シャワー浴び⇒せっけんで汚れ落とし⇒
お湯シャワー⇒水切りという手順で洗ってみました

蛍光表示管についてはあまり知識がないもので浴槽に沈めて表示に何かあれば
その時点でアウトォォォォ!!になるのは少し気が引けたのでこの処置なんですが
お湯かけたら一緒じゃねーかと考えなおしてやれるだけやって故障したら
まぁまぁそれはそれで どーってこたーないwwwという結論です
そもそもお湯につけて壊れる部品なんざあるのかい?ないだろ?電気流しならなら
相当面白いものが見物できるが危なさ満点なので良い子はやらないように
メッキでもしたいならちゃんと手順踏みましょう


まぁ経年が相当なのでほこりが積ってる位は普通 しかしきたねーな
何かしら不具合がでるのも仕方なし


画像右下の黒い奴が問題の多いリレー これでスピーカーとヘッドフォンを切り替える
垂直に立ってる基板の向こうにAMFMのラジ基板 AMFM基板下には各入出力用の基板がある


背面から入ってきたコンセント トランス部とパワー部のヒートシンク 小さな筐体に大きなシンク
横面から下面にこのアンプの売りにもなってる銅版底板 この板のおかげで小さいくせに迫力満点


アワアワの状態で画像を撮りたかったんだがなかなかそうは問屋が卸さない
携帯を取りに行ってコーヒーが飲みたくなってタバコ吸いながらお湯沸かしてたら
泡が引いてしまった まぁ汚なさを分解して泡が引いたのかと自己完結


5分もあれば5枚におろす事も可能なのだが天板のみ外してやってみた でも完全にばらしてやる方が
結局綺麗になるっていう手抜きの弊害が出る事になってしまった

この後水切りする為に前面部と底板を分離させなければいけなくなった
どうせならはじめから分離させとけばケーブルの裏なんかも綺麗に洗える
アイデアというかやりたいという気分だけで突っ走った行動が二度手間三度手間を呼ぶ
が、後悔はしてない 好きにやる


で どうなったのかというとキッチリ動きました


散々に水切りした後組み立ててみて電気を流してみたらリレー生きてるよ?
音の方はスカスカの音ですがこれは1時間くらいは電気流してやらないとね
2時間ほど音出ししながら放置しておいたら前回買ったのよりいい音出とるw
これは物が当りだったような気がするほど音が良かった 前回のR-7Proよりいいじゃないか
筐体も綺麗だし前回買った奴と取り替えました

遠い昔シスコンに付いてたAiwaのSX-330(すんごい安物)を一緒に買ったLS-7Pro(スピーカー)
に交換してみたらかなりいい音になったと思います SX-330もいい音で捨てられないんだが
このスピーカーだとまとまりのある落ち着いた音質でいいと思います
まー基本はちゃんと聴こえて「これいいやん?」と思わせてくれるのならいい奴だと思います