瑞巌寺庫裏及び廊下

所在地 宮城県宮城郡松島町松島 種別 近世以前/寺院
構造形式 庫裏:桁行23.6m、梁間13.8m、一重、切妻造、妻入、本瓦葺、玄関及び北面庇二ヶ所
を含む
廊下:桁行玄関二間、東廊下六間、中廊下十一間、西廊下二間、各梁間一間、一重、
入母屋造、本瓦葺
時代区分 桃山 年代 慶長14年(1609)頃
指定年月日 1959.06.27(昭和34.06.27) 所有者 瑞巖寺
瑞巌寺は天長5年(828)に慈覚大師円仁が創立したと伝える古刹で、鎌倉時代に禅宗となった。伊達政宗が慶長14年(1609)に本堂や庫裏などを再建して再興し、寺号を瑞巌寺と改めた。
文化庁HPの解説文:庫裏は寺務所や台所などの機能をもつ施設である。禅宗寺院の通例と同じく、この庫裏は切妻造・妻入で煙出のある大屋根を架けた形式で、正面妻に桃山風の唐草装飾をつけ,内部の梁組も豪快である。廊下は本堂と庫裏を結び、東端に玄関が附属している。


屋根の下の妻飾が美しい 切妻屋根の上に入母屋造の煙出が乗る


廊下と食堂玄関 内部 化粧垂木


 <アクセス>
瑞巌寺はJR松島駅の北300m。松島の観光街を海岸に沿って走る国道45号線の、クランク状に折れ曲がって直ぐ東側の信号のある交差点の北側に瑞巌寺への参道がある。この道路沿いの有料駐車場を利用する。(2013.06.09)