東大寺転害門

所在地 奈良市雑司町 種別 近世以前/転害門
構造形式 三軒一戸八脚門、切妻造、本瓦葺
時代区分 奈良 年代 天平勝宝頃(749-757)
指定年月日 1952.03.29 所有者 東大寺
東大寺伽藍の西に面する門の一つ。鎌倉時代に修理を受けているが、天平創建時から残る唯一の遺構。四本の主柱の前後に各四本の副柱を建てた八脚門。中央を間を通り口とし、脇二面を壁とする。手向山八幡宮の祭事の際に神輿を置く基礎が据えられ、その上方に組入れ格天井が張られている。


東大寺創建当時から残る唯一の遺構だが、大仏殿や二月堂、三月堂から離れた位置にあるので訪れる人は少ない。


(2022.10.06)