大崎八幡宮
所在地 宮城県仙台市青葉区八幡四丁目 種別 近世以前/神社
構造形式 本殿 桁行五間、梁間三間、一重、入母屋造、こけら葺
石の間 桁行一間、梁間一間、一重、両下造、こけら葺
拝殿 桁行正面七間、背面五間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、
向拝五間、軒唐破風付、こけら葺
時代区分 桃山 年代 慶長12年(1607)
指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22) 所有者 大崎八幡宮
附指定 棟札1枚  
大崎八幡神社は、仙台藩主・伊達政宗によって3年の歳月をかけて建築され、慶長12年(1607)に完成した。仙台藩総鎮守府として造営されたものである。
文化庁HPの解説文:この建築は豊国廟の建築を模したと伝えられ、隨所に見事な彫刻、彩色をほどこした権現造社殿で、仙台地方に移入された桃山建築の優秀な遺構である。


京都の北の天満宮本殿とともに最古の権現造とされる


本殿と拝殿の間に石の間を設けて本殿と拝殿を接続した権現造 左:拝殿 右:本殿


千鳥破風(後(と軒破風(前) 漆塗りや鮮やかな彩色が施されている


 <アクセス>
大崎八幡宮は、JR仙台駅の北西3kmの地点。国道48号線の「八幡五丁目」交差点から東へ100m程の北側に大崎八幡宮へ入る参道がある。駐車場は、この「八幡五丁目」交差点から西に行った次の信号を北に折れ、約400mほど北上した右手にある。境内・駐車場ともに無料。(2013.06.09)