霧島神宮 本殿・幣殿・拝殿

所在地 鹿児島県霧島氏市霧島田口2608番地5 種別 近世以前/神社
構造形式 本殿 桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝一間、霧除付
幣殿 桁行二間、梁間三間、一重、両下造
拝殿 桁行七間、梁間三間、一重、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝一間
総銅板葺
時代区分 江戸中期 年代 正徳5年(1715)
指定年月日 2022.02.09(令和4.02.09) 所有者 宗教法人霧島神宮
附指定 棟札2枚
「霧島山の中腹に鎮座する。天照大神の神勅を受けて高千穂峰に天降ったとするニニギノミコトを主祭神とし、現在の社殿は正徳5年(1715)に島津吉貴によって復興されたものである。境内は勅使殿から登廊下を介し、拝殿、弊殿を経て、最も高い位置に本殿を構える。とくに拝殿から本殿へは、急勾配の階段で段差をつけて高低差を表現する躍動感あふれた構成をもつ。規模の大きな本殿をはじめ、いずれの建築も質が良く、要所を丸彫彫刻や絵画で装飾し、極彩色、漆塗、朱塗で仕上げる豪華な仕様であり、近世に発達した建築装飾意匠の集大成の一つである。東アジア圏に分布し、我が国では南九州に伝わる龍柱の代表的な事例であり、文化史的な意義も深い。」(文化庁国指定文化財等データベースから引用)


奥から本殿、拝殿の屋根(間の幣殿は見えない)


 <アクセス>
日豊本線「霧島神宮」駅の東北約5.5km。駅の近くを通る県道46号線を道なりに北上し、約6km走ると到着する。大きな無料駐車場がある。(2022.04.21)