大法寺三重塔

所在地 長野県小県郡青木村大字当郷 種別 近世以前/寺院
構造形式 三間三重塔婆、檜皮葺
時代区分 室町前期 年代 正慶2年(1333)
指定年月日 1953.03.31(昭和28.03.31) 所有者 大法寺
大法寺は、宝年間(701−704)に、藤原鎌足の子の定恵が創建したと伝承される。年号をとって大宝寺と号し、後に大法寺と改めたという。古代の官道脇に建つ歴史ある寺院である。


三重塔は正慶二年の建立で純和様の手法になり、美しい水煙を乗せ安定した容姿をしている。内部の極彩色は、剥落がひどく惜しいが中央の佛壇は唐様を混用し美しい格狹間や特色のめる擬宝珠を用いている。俗に見返りの塔と呼ばれ、東日本に於ける現存塔婆中屈指のものである。
(文化庁HPより)


初重が特に大きい 二重・三重が三手先であるのに対して、初重は二手先


 <アクセス>
大法寺は、青木村の上田市に接する東部にある。青木村役場の前を東西に走る国道143号線の、「浦野」信号から西へ800mの交差点を北側に入る。交差点に大法寺の案内標識がある。300m程先の大法寺の案内標識がある交差点を北に折れ、道なりに600m程進むと、大法寺の駐車場に着く。(2013.06.27)