市来鶴丸城

所 在 地 鹿児島県日置市東市来町長里 別 名 市来城 鶴丸城 
遺 構 曲輪 空掘 形 式 山城
築 城 者 市来氏  築 城 年 13世紀初め
歴 史 市来鶴丸城の築城は明確ではないが、13世紀初めに市来家房によるとする記録がある。
興国元年(1340)に南朝についた市来氏は島津貞久に攻められて降伏し、さらに寛正3年(1462)には島津氏忠国に攻められ、市来氏は滅亡する。以後、薩州家島津氏の支配となる。
天文8年(1539)に相州家島津氏の島津忠良・貴久の領地となり、市来鶴丸城はまもなく廃城となった。
歴 代 城 主 市来氏 薩州家島津氏 相州家島津氏


主曲輪跡 堀切


 <アクセス>
城跡は日置市東市来支所の北300m。鶴丸丸小学校の西側の小路に「鶴丸城跡入口」の標識がりあり、春日神社の横の山道に入ると、まもなく城跡に至る。鶴丸小学校の西側の図書館の駐車場を利用することができる。(2023.04.19)