長野県の志賀高原はスキーのメッカ。この志賀
高原には,野生のニホンザルが生息している。
冬場になると,このニホンザルが温泉につかりに
くることで有名である。
この写真は,志賀高原の湯田中近くの野猿公園
で,2003年3月22日の午後3時に,ソニーのデジカ
メ,サイバーショットDSC-P1をつかって撮影したも
のである。
冬は,絶好のシャッターチャンスです。車の入る
道路から約30分雪の山道を歩かなければならな
いが,一本道で迷うこともないので,行ってみる
価値がある。途中には,ひなびた温泉(一軒家)
がある。
ニホンザルは,ヒトを除けば日本に野生
で生息する唯一の霊長類。日本でも北海
道と沖縄には生息していない。下北半島の
ニホンザルは北限の猿として有名。
ほとんど霊長類は,熱帯から温帯にかけ
て住んでおり,積雪のある地域に生息する
ニホンザルは霊長類としては珍しい存在。
↑ 温泉につかって毛づくろい(グルーミングを
するニホンサル
からだがぬくもると,温泉からやおら出てくる。
誰かの姿みたい。外気温は5℃。そとにでると
「ブルブル」,「ああ寒む!」
寒くなると,再び温泉につかる。この志賀高原
のサルは温泉につかることによって寒さを乗り
切る方法を学習したニホンザルとして有名であ
る。