「ふらっと、打越山」裏山登山路、探訪の旅
2005年10月23日()      単独行
10月23日():

13:30自宅出発…14:00八幡滝…14:30打越峠…14:45打越山(昼食)15:00…15:30十大文字山…16:00帰宅
昨日は週末の土曜日なのに雨に見舞われ散々。
今日は誕生日だが、昼まで雨が残る。
仕方が無いので昼から裏山に出掛けた。
この辺りは登山路が複雑に入り組んでおり、しかも視界が開けないので間違え易い。
しかし何回も出掛けてきたので、漸く分かりかけてきた。

「まあ、(登山路の)案内が書けるまで
踏破してみよう!」
急に思い立って出発する。
手軽な所は裏山の「打越山」だ。
色々ルートは取れるが、今回は八幡谷を詰め、打越峠へ登ることにした。家の裏手から直接十文字山に登るルートも考えたが、最初からアスファルトの急な上りを敬遠したのだ。

八幡神社横から急な登りになる。思わずどっと汗が出る。
八幡滝は涸れてしまっており、単なる岩場である。
私は今までこの滝が涸れたのを見たことが無い。
何時でも僅かばかりの水量があったのだが。
幸いにも昨日と異なり、今日は天候に恵まれ、絶好の日和である。山肌には紅葉の木々も散在している。

時間も遅いので、下りのパーティが多い。
何と30名以上の2つのパーティが行き違った。
当然ながら中高年が多い。(自分もそうであるが)
岡本森林道の道を右に分けて、打越峠、金鳥山方面に向う。

次第に植林帯に入り、些か鬱陶しい。
更に金鳥山への道を右に分けると、九十九折りの急坂になる。いい加減登ると次第に傾斜が緩くなり、植生も疎らになり峠に到着した。

ここでボーイスカウトの面々と出会う。
かなり苦しそうな子もおり、ゆっくりしたペースで登っている。一行も打越山に向うようだ。

峠からは直ぐに、あの見覚えのある山頂に達した。
スカウトの連中は山頂で休憩することもなく、下山にかかっていった。

山頂でゆっくりと寛ぐ。
遅れ馳せながら昼飯とワインで乾杯。
1人の登山者が登ってこられたが、別に挨拶するでもなく休んでおられる。

八幡滝へ、入り口の標識
八幡滝
山頂の碑

十文字山への標識
二楽荘後に建てられた宗教団体のお堂
ここからは一旦北に向って、「黒五谷方面から住吉川」の標識に沿って下る。
なかなかの急な下りなので
こんなに下りてしまって大丈夫?」
と、思わず不安になるほどだ。
(しかし、麓から見上げると、打越山と十文字山の標高差はかなりのものなのだ!)

しかし案ずる無かれ、程なく分岐点に到着した。これがなかなか混乱する標識だ。
直ぐ先に十文字山の標識があり、ルートは間違っていないのを確認した。勘だけに頼っていると、方向感覚が怪しくなっているので間違え易きこと、必定である。

十文字山には宗教団体の寺院や多宝塔の建物があり、立ち入り禁止になっている。
遠くで犬の鳴き声もしており、薄気味悪い。
ここから自宅までも急な舗装路で、いい加減足がくたびれた。