六甲、保塁岩RCT-何と、今年2回目!
2005年8月6日() 〜7日()   同行者:OM、ST,

8の字結びを確認
 なかなかRCTの機会がとれません。
目的は決まっているのに、これでは困ります。
「これではいけない」と、土曜日の午後の講習会終了後の時間を有効に利用して、有志が集合しました。成果は?ですが、今後の予定が立たぬのが極めて残念です。

 
8月6日():

19::20 OMさん、Bergen自宅でpick-up20:00ケーブル駐車場ー花火鑑賞ー駐車場で幕営
 今日は予定を先送りして神戸の花火大会を見るうと言う、欲張りな計画である。
明日はRCTだが、前夜に花火があるなら行って見ようとの、凄まじい計画である。
これが出来るのも、30分くらいで到達できる交通の便がある我々のアドバンテージだが、吹田から来るSTさんは迷惑な話?

下から指示、オブザベする他の会の方々
 17:00に講習会を終え、芦屋のOMさんを自宅で待つ。荷物は昨日に詰めていたので良かった。
ほとんど買い物する時間も取れなかった。
昨夜彼女から電話があったときに、「おんぶに抱っこ(食料、アルコールの調達全権委任)」をお願いして正解!!
 20分ほど遅れて彼女が到着。
出しなに指をドアで挟んだ由。お陰でこちらはやぶ蚊に刺されまくった。
何はともあれ二人で六甲に向かう。

 何時ものようにケーブル駐車場で待ち合わせるが、生憎の花火大会で山頂はごった返している。
合流に難儀したが,携帯で連絡を取り、何とか合流。
 
  それにしても花火は下から見るに限る。
海抜900mの上方、遠方から見るものではない。
特に十三の花火大会は、交通信号のようなものである。

 花火が終われば、人の去るのは早い。
たちまち駐車場は空いてくる。すかさずテントを張る。雨模様ももののかわ、宴会突入である。
8月7日():

6:00起床7:00出発、RCT13:00昼食14:00解散
皆さん今日は、RCTにいまいち気乗りがせぬようだ。
そそくさと終了して、本日の予定を終える。
昨夜の飲み過ぎか?いまいち元気が出ない。
それにしても
「早起きは三文の得」
と言うではないか?
我々が岩場を独占で御座る!!
 本当にこのパターンは良いですね!
これからも、癖になりそうです。

 先ずは「ダッコちゃん」で練習。
思わず声が出る!

「前回苦労したからなー」 

例によってトップロープをセットした。
STさんもBergenも、前回OMさんが軽くクリアした、正面のややハングした基部からの突破に成功。
大いに気を良くする。
我々は左手のフェースも再度登ったが、OMさんは痛めた指を庇って断念した。
 
STさん、「だっこちゃん」で舞う。

「だっこちゃん」で奮闘するBergen

「カンテルート」を登り、マントリングするOMさん

西稜ハングで登攀で奮闘のSTさん
 次いで中央稜のカンテルートに移動。
此処は一度リードしてみたかった所だ。

此処はトップロープをセットせず,リードしてみる。
難しいところを繰り返し攻略するにはトップロープが有効だが、リードはそれなりの面白さと共に危険がある。Bergenも決めた。
「まあ取り敢えず、やってみましょう。STさん、ビレイお願いします」

  正直言って、リードは緊張する。
リードできるルートは、今まででもしれている。
しかし、今は
「手持ちを増やして行かねば!」
の、思いで一杯である。

 気が付けば終了点の基部に到達していた。
緊張の中にも、本当にこまめにプロテクションを取っていた。 OMさんは
「指が痛い」
などと申されていますが、流石に安定して登ります。

その内に岩場は賑わって来ます。
奈良労山とコマーシャルの教室の二団体が到着です。一挙に慌しくなります。
続いて中央クラックをトップロープで試みますが、少しハングになると、一挙に困難度は増します。

「やはりこれが実力なんだ!」

思わず実感するBergenでした。


 最後は「西稜のハング」です。
今回、この正面のハングは予想以上に難しい。 
OMさんは果敢に流麗に登ります。
私は2回目のトライアルで、何とか登りました.。
STさんは、食後の脱緊張感で早々にギブアップ。

まだ14:00ですが、皆さんのモチベーションも切れかかっています。意欲不十分で進むのは危険です。
此処は引き時でしょう。

それに付けても、このエリアの優位性を再々認識しました。
STさんとも、またまた楽しい時間が過ごせました。
もうはっきり言います!

「もっともっと癖にならないとダメヨ!」

「すみません!!!」