裏六甲、百丈岩RCT | |
2004年11月3日(日帰り)& 6〜7日(前夜泊) |
同行者:3日/YMCC(MT,UY,NM,MY,HK) 7日/ KK |
道場駅から歩く。 左よりMT,HK,MY,UY,NMの各氏 |
私も最近岩登りに目覚め、インドアや屋外の壁に行く頻度が高くなって来ている。 インドアでは西淀川の「PUMP」で, YMCCのMTさんや豊中のKS(キーさん)の指導を受けているが、なかなか上達しない。 アウトドア-では保塁岩を初めとして、蓬莱峡、不動岩、百丈岩など、絶好のRCTゲレンデに恵まれているが、行けどもなかなか上達しない。 百丈岩はJR道場駅から快適なハイキングで到達出来、鎌倉峡の入口でもあり、一般登山者の人気も高い.。 秋口の、軽いスッキリした岩登りには最適である。我が家からも1時間で到達できる交通の便もある。 「こんなRCTがくせになりそうデス!」 本当に、本当に、怖いですね?! |
11月3日(祝日:文化の日): | |
9:30JR道場駅集合ーRCTーM農場で宴会(解散) |
今日の予定はリードのt練習の由。 今日は何時ものメンバーに、UYさんもHKさんも来られた。 さぞかし楽しいRCTになるだろうと期待は高まる。 |
櫓の横でMTさんの講習 |
今日は電車で出かける。何故なら百丈岩への道が台風23号で被害を受けて、車が通れなくなったと言うのだ。 自宅の出発時間を迷ったが、2時間みておけば問題なかろうと思い、7時45分自宅を出発した。しかし1時間10分程で現着してしまった.。 あまりに早いので三田まで乗り越し、戻ってもまだ時間が余っていた。KTさんが少し遅れて到着。時間内に全員集合。 今日はマルコスFさんが仕事で急に不参加となったが、HKさんとUYさんが参加された。お二人とも存じ上げているが、岩にご一緒するのは初めてである。先ず櫓前でMTさんの講習。セルフビレイの取り方、確保方法について話を聞く。 次いで今日の課題と組み分けを発表される.。 UYさんのリーダーのもと、HkさんとBergenの3人で行動する由。 「お二人さん、宜しく御願いします.!」 |
下部岩壁を登るUYさん(左)とMYさん 確保するHKさん(右)と眺めるBergen |
まずは川沿いに奥に進み、下部岩壁の基部に到着。 見上げると15m程の急な壁である。 百丈岩には何回か来たが、ここは初めてである。 まず両パーティともビレーヤーがセルフビレイを取り、UYとMYさんがトップで登る。 上部は日が照り、暑そうだ。 お二人とも淀みなく流暢に登って行かれる.。 岩登りに再度目覚めたBergenも、食い入るように見守る。次の機会にはリードの試みをせねばならないからだ?! 「ほんまかいな?」 UYさんが確保点まで達し、声掛けしているが強い風にあおられてコールが確認できない。 「声が聞こえなくても、ザイルの動きで判断できます」 と。HKさんがおっしゃる。 そのとおりで、ザイルは正直だ。引っ張られて少し登り、更に引かれれば、トップの確保はOKだ。 急ではあるが手がかりに恵まれた壁を乗り越すと、傾斜は緩やかになり、松の木で確保して頂いているUYさんの姿が見えた.。HKさんも続いて確保点に到着する.。 |
続いてろうそく岩(百丈岩)の基部まで移動する。 この岩塔は60mほどの標高差があるというのだが、その正面の岩肌には多数の剥脱された岩の跡が残っている。日差しや、水分の浸透、凍結、それに風などが岩塔の崩壊に拍車を掛けているのだそうだ。 UYさんは、 「次は右のカンテを登る」 と言われる。 本当のところは、正面右の凹角(というよりクラック?)を登りたそうだったが、岩の崩壊が激しいようなのでお止めになったようだ。 途中でピッチを切り、此処も難なく登られました。 |
東稜の登りでVサインするUYさん |
東稜の山頂でBergen 同じくUYさん、年賀状用のご挨拶スタイルです。 |
次いで東稜下部に移動。 出だしのちょっととしたハングで、あろうことかUYさんがまさかの苦戦。 とうとうシュリンゲでA0試みるが、なんとも最後の乗り越しが登れず。 遂に腕がパンプして無念のリタイア。 HKさんが 「此処だけ、ちょっとトップで行きます」 とノタマワレ、その長い手足を駆使され、ひょいと越されて仕舞われた。 Bergenも何とかクリアー。UYさんは何回かムーブを確認され、攻略方法を納得されたようだ。 この上は東稜のカンテを行くが、ホールドも豊富で、ピンも十分あり快適な登りが楽しめた.。 「次回はリードだぞ!」 と、意気込むBergenでした。 |
同じくMYさん |
ポーズをつけるNMさん |
同上、MT隊長 |
同HKさん、全国の富士山めぐりで有名 |
麓の広場で暫し寛ぐ。 |
百丈岩 |
短かったが、中身の濃い一日に皆さん満足です。 2次会M農場に移動して行います。 HKさんは明日の予定があるので、お先に失礼します。 僅か3坪ばかりの家庭菜園ですが、大根や春菊、葱など、皆逞しく育っています。 「これは滅茶苦茶楽しいぞ!」 と、Bergenは思いますが、MTさんは当初の予定と裏腹に、2週間に1回ぐらいしか顔を出せないと、嘆いておいででした。 春菊、間引きの大根を頂いて、皆満足して一路帰路に着きました。 |
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11月7日(日) | 百丈岩RCT |
6日が夕方まで仕事だったので、KKさんとRCTを考えた。 何時もの保塁岩も飽きが来たし、OMさんもSTさんも来れないと言う.。 其処で考えた! 「よっしゃ!3日の練習の成果を出さな!」 |
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テントで寛ぐKKさん 同じく,bergen キノコと豚の鍋物 |
大淀から来るKKさんの都合もあり、前夜泊に決定。 JR西ノ宮で待ち合わせし、一路西宮北に向かう。 途中の生協で買出し。メニューは相変わらず代わり映えのしない、「キノコと豚鍋」。 百丈岩手前の道路わきのスペースに駐車し、テントを張ります。しこしこと飲み且つ食べます。 翌日は早起き。朝食後、百丈岩に向かい、3日の復習します。流石に時間が経たないせいか?安心してリードできました。UYさんに感謝です。 「UYさん!有難う!」 最近、岩登りに際して余り緊張することなく、ゆったりと構えるようになった。慣れて来たのか?少し余裕が出来てきたのだろう。 それにしても楽しい時間が過ごせました。 「ホンとにホンとに癖になっています。」 「でも、こんなときこそ気を付けないと!」 いやがうえにも注意が必要です。 岩登り中の写真はKKさんに御願いしたが、何故か写っておらずでした。 「これはこれは、残念でした!」 |
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