六甲、保塁岩RCT-その2

中山きのこ研究会
2004年10月16〜17日     同行者:KK、(OM、)
16日:保塁岩RCT
17日:「中山きのこ研究会」by YMCC

フェースを登るBergen
 またまた保塁岩に出かけました。
10時に阪急六甲駅でKKさんと待ち合わせ。
 
 
今日の保塁岩は人影も少なく、登り放題。
と言っても、専らトップロープでの練習です。

 何時ものようにテラスで身支度。
先ずは「ちびっこハング」に向かいます。
此処でロープをセットして、交互に練習。
KKさんはハングの上まで足が上がらないと言い、正面突破は諦め、左のカンテから越すように登ります。
 ハング、右のフェースそして左のカンテと練習します。
 繰り返し練習すると、お互いかなり体がこなれて来ました。
13:00と、いい時間になりました。
 OMさんが午前中の仕事を終えて駆けつける筈です。テラスに戻って昼食です。

 KKさんは愛妻弁当です。
量もずっしりです。奥さんの愛情が感じられます。
Bergenはコンビニ弁当(おにぎり)です。

{この差は?}

 やがて中央稜でトップロープをセットしていると、OMさんの声が響きます。

「おーい!何処にいるの?」

櫓にセットしたトップロープ
やがて合流して、3人で登ります。
OMさんはさすが!と思わせる上手さです。
彼女には教えて頂く秘訣が多いようです。

檜テラスに挑むKKさん
その後も、時間(17:30)いっぱいまで大いに楽しみました。

「訓練はすればするほど、上達します。」
 

 これからもこのようなRCTがくせになりそう。
怖いですね?!
 
檜テラス上部を登るOMさん
 
今夜は明日の「中山きのこ研究会」の会場、中山自然保護林に移動しての幕営です。
10月17日:「中山きのこ研究会」by YMCC
6:00起床、朝食8:00出発、8:30阪急中山駅ー10:30「きのこ研究会」開催15:30(解散

前夜から宿泊の、熱心組、Bergen(右)とKKさん

研究会の開催ん 

 

伝説の岳人(?)NKさん
 案の定、参加者は予定の40人どころか極めて大勢になり、会場は満員の盛況となった。


 先ずNK会長の挨拶の後、きのこ採取の注意点を
御在所でご一緒したTHさんが解説。
 次いで各班に分かれて2時間ばかり採集の旅に出る。

 今日は今まで雨が降らず乾燥していたので、きのこの生育には不利な時期だ.

皆さん、
「ないない」

 と言いながらも、よく見ればあるものだ。
それは持ち寄った成果を見れば、一目瞭然だ.!!
 今朝は早起きだ。
二人とも気合が入っている。
8:30に阪急中山駅集合と信じきっていたので、昨夜のすき焼きの残りにうどんをぶち込み、朝食をそそくさと済ませる。
あたふたと駅に向かい10分前から待つが、誰も来ない。
「8:30て、ほんまかいな?」
実は、9:30でした。

 今回のイベントは、かのYMCCー
例の「天孫降臨菜の花」ツアーや、「ミヤマキリシマ」ツアーを企画したあのKKさん(我が会のKKさんとは別人)のいるーその会の主催だ。
その代表を務めるNKさんは、「きのこ博士」としてつとに有名だ.
 
 YMCC山岳会はNKさんが生みの親である。
彼は今でも代表を勤められ、その円満なお人柄とも相まって、会員、会友の尊敬を一身に担っておられる。まっこと、「YMCCのお顔」である。

「NKさん知らずば、大阪の岳人にあらず」

とまで言わしめた伝説の人物なのでありまス。
 
紙にきのこの名前を書いて展示
 懸我らがKKさんが見つけたヒラタケ
 
研究会の性格上、最初は

「各人で図鑑を調べて同定を!」

、と声掛けしていたが、博士に聞けば即答される魅力に勝てるものなど居やしない。
安易に聞くものが後を絶たずでした。
何を隠そう、Bergenもその一人でした!
オーバユースによる弊害を心配され、「きのこの神様」も今後は規模を収縮する方針を示されました。(しかし彼の個人的な人望から、参加を望む人は後を絶たないようです。困りましたね!

)熱心に同定するOH(左)とTHさん(右)の各氏

自己紹介で挨拶するUYさん
 
ズラリ並べられた収穫物

自己紹介のラウンドです。

 その後はNKさんお手製のきのこ汁やてんぷらを頂きます。
あまりの美味しさに、舌も感激です。
最後に交流の場を広げ自然保護の精神を進める意味で、参加者各自の自己紹介が始まりました.。 皆さん個性に富んだ自己紹介をされます。
流石、役者ばかりです。
最初から最後まで、NKさんの豊かな人脈が感じられる素晴らしい研究会でした。

このイベント、本当に自信を持って言えます。

「癖になっています。」