六甲、日帰りハイキングー杣谷より摩耶山、布引
桜谷道からツウェンティクロス

2014年5月11日()     同行:SA,KK

9:00阪急六甲駅出発…杣谷峠…12:00摩耶山…15:00布引…16:00三宮(打ち上げ)
 
今朝は天気予報やKKさんの予想と異なり、好天のようです。
迷うことなく、以前お誘いした、六甲のハイキングに出かけました。
集合場所は、阪急六甲駅です。

以前からこのルートは気になっていたのでした。
しかし、昔の記憶と異なり、大規模な堰堤増設工事で、
渓相は大変変わっていました。

今回の登山口は、阪急六甲駅である。
市街地の中のルートファインディングは困難である。
それでも、試行錯誤を繰り返しながら、六甲山麓の急な斜面に建てられている住宅地を抜けて、杣谷登山口に向かう。
「あっ、地図を入れたはずなのでしたが?」
探してもない。
「忘れたのだ!」
不注意以外の何物でもない。
(昨日まで青森へ出かけていたので、準備が不十分だったのだ)

向かい(東側)の斜面は一面の大きな霊園である。
思えば、杣谷は、中学時代に一度下った経験がある。
「カスケードバレーと言いました。
小滝が連続するので、そう付けられたらしいです。
それにしても、かなり風景が変わりましたね」

阪急六甲駅
登山口からは、谷沿いに付けられた微妙なトラバースルートを辿って登ってゆく。
登山道はどんどんと急になり、所々で新設された、或いは古い砂防ダムを高巻いて行く。水際の道を予定していたのに、これは予想と違った展開です。

「中々気の置けない登り道ですね!谷側はかなり急な斜面なので、足を滑らすとやばいですね。でも、人の少ないのが良いですね。」矢張り、六甲、摩耶の中でも、穴場的なコースです。
登山道の標識で、KKさん(左)とSAさん(右)
何時までも高巻きではありません。
登るにつれて、所々で谷を横断します。
今日は天候に恵まれ日差しは結構きついのですが、
樹木により適当な日蔭が供給されます。
「今日は日陰に恵まれ、気分も楽です。
Bergenさん、良いコースを選んで下さいましたね?!」

あの、KKさんがノタマワレます。

途中で所々、急峻な岩場も出てきます。
「此処は良いコースですね。山登りの楽しみを満喫できます!」
KKさんのテンションも高いようです?!
途中の巻き道で
いよいよ水脈も切れ、暫く敷き詰められた石畳の登山道に到達。此処からは、快適な登りになる。
暫く登りつめると、あっけなく杣谷峠に到着。

結構な登山者が寛いでおられるが、矢張り、六甲の比ではない。
「杣谷峠も、懐かしいですね。」
ここからは、徳川道とシェールロード、摩耶山のドライブウエイが交差する。
摩耶山、石舞台からの眺望
暫く摩耶山に連なる道路を登りますと、やがてアゴニー坂の入り口です。
「顎と膝(ニー)が着くほどの急坂なので、アゴニー坂と言うのですかね?」これはジョークではありません!?
急な登り坂ですが、まあ大したことはないです。

登るに連れて、大勢の人たちと出会います。
「摩耶山にも登る人たちが多いのですね!」
摩耶山頂のロープウエイ終点
やがて天上寺、オテルド摩耶を経て、摩耶山の「石舞台」と言われる展望台に到着。
「ここからの、神戸市街や六甲の山並みの眺望は素晴らしいですね!」
ゆっくりと昼食を摂ります。至福の時ですね。

「さあ、出発しますか?」
緩やかに山並みを辿ると、ロープウエイ終点に到着です。
「矢張り大勢の方がおられますね。それでも、ロープウエイの利用者は余りないようですね」

下りは予定通り、桜谷道を下ります。
急な坂を下りますと、谷筋まで降ります。
谷沿いに結構な上り下りですが、変化に富んでてよろしい。
「今日は谷筋の新緑を楽しみましょう」
なかなか綺麗な谷です。
オテル・ド・摩耶
今回は、何とか最後まで最後まで天気は持ちそうです。
桜谷道から、「トウェンティクロス」を下ります。
杣谷と同様に堰堤工事が数か所で行われています。

所々、大雨で谷筋が荒れています。
「最近も頻回にかなりの豪雨がありましたから、そのせいでしょうね。砂防ダムの連続も仕方ないですね」
見下ろせば、かなりの急角度で市街地に下っている河川でした。
昔から再三再四、生田川の災害があったのでした。

市が原の河原では、大勢がバーベキューを楽しんでおられます。
「良い匂いがしますね」
最後に布引ダム、布引の滝を経由して、新神戸駅に到着です。
「この時期も人が多いですね」
本当に大勢のハイカーです。

最後は、三宮の高架下で打ち上げです。
「乾杯。中々良いコース取りでしたね。また行きましょう」
摩耶山山頂にて