御岳山スキー
2014年5月29〜30日     同行者:FY,MS
訪問先  御岳ロープウエイスキー場、御岳山
5月29日:出発
今週は仕事もなく、楽な週だ。
姫路のFYさんが送迎して下さり、宝塚のMSさんをpick-upする。
途中の名神高速道路の通行規制で、大幅な遅滞だ。
広範囲に渡って一車線規制である。
「これは仕方ありませんね」

かなり遅れて、中津川ICを出る。
木曽福島までは先行するトラックなどに悩まされるが、
バイパスなども出来て快適だ。
今夜の宿は優雅に、「鹿の瀬温泉」だ!
最終的には明るいうちに到着。
ゆったりと、赤く濁った温泉の湯船に浸かる。
「あー、快適ですね」

スキー場のセンターハウス脇で幕営
山の幸がたっぷりの夕食です。
「予想通りの、シンプルですが豪華な夕食ですネ」
行く道で話していた山の幸が続々到着。
美味しく頂きます!

硫黄の匂いの残る鉄泉の温泉は素晴らしい。
ゆっくりと就寝。
星空が美しい。
「明日はいい天気だよ!」
大いに期待しましたが...

どうだったでしょうか?
鹿の瀬温泉の夕食
5月30日:御岳ロープウエイスキー場→御岳

 9:00御岳ロープウエイスキー場出発ー10:00登山開始…9合目ー(滑走)ースキー場駐車場
 
御岳ロープウエイスキー場はガラガラだが、終点の沢筋の吹き溜まりには頃合の新雪が積もっている。代表して私が頂上まで到達出来ました。

取り敢えずはゴンドラに乗車です。
ゴンドラ券は、嬉しい(?)往復¥2340です。
「これはこんなもんですが、まあ良心的ですね」
ゴンドラを利用すると、中の湯からの登山よりは助かります。
晴れ渡り、剣ケ峰や摩利支天も良く見えています。

「なかなか気持ちの良いスキーですね!」
「それにしても雪面は照り輝いていますね」


最初は樹林帯(これがかなり濃い!)の中を進みます。
雪質は新雪の粉雪です!
大いに気をよくします。
シュプールが交錯し、朱色の目印を頼りに登ります。
 
御岳ロープウエイスキー場に向かう道路から見上げる御岳

 「右端が継子岳ですね」
遠くまで見えます。
北には乗鞍の山々が白く輝いて見えています。
でも、雪は主に沢筋のようです。
「乗鞍の積雪量が少ないですね」
 
途中で少し休憩、FYさん

3
 疎林の稜線に出ると山頂が見えて来ました。
「オープンバーンは快適ですね。
今日は何とか頂上にタッチできそう?」


雪も柔らかくなり、快調に登りますが、
FY,MSさんともシール登行は登りにくそう。。
「どうしても遅れがちですね。ゆっくり行きましょう!」
山頂に向かう斜面が見えているが、なかなか進まず
乗鞍岳も近くに見えます。
「御岳も、乗鞍も似たような山容ですが、乗鞍のほうが雪が少ない?

その奥には微かに穂高や常念も見えています。
槍ヶ岳のピーク?それらしい尖塔が見えます。
ぐっと手前には開田高原やマイヤスキー場も見えています。
「かなり雪が少なくなり、山の頂上部付近岳に限られますね!」
九合目からは山頂の剣が峰が遠い。
漸く、9合目に到着です。
MSさんが遅れて到着しましたが、FYさんは(まだまだ登りの途中の様で)姿が見えません。
Bergenはスキーをデポし、壺足、ストックで山頂を目指します。

「漸く山頂に到着です!」
思えば、3回目の剣が峰でした。
御岳剣が峰ーbergen、何とか天気が持っただ!
9合目からは、登って来たルートが快適に下れそうです。
「さあ、滑りましょう!
このために登って来たのですから」

先ずは滑走開始の前に、記念撮影だ。
「MSさんは相変わらず御茶目ですね」

ドンドンと急斜面に飛び込んで行きますが、
頃合いのザラメ雪は不安も感じさせず、
快適な滑降を楽しめました。
一の池の斜面で、左MS,右FY
かなり快調に滑り下りて来ました。
振り返ると雪面が輝いていますが、天気はまだまだ持ちそうです。
「滑るとなると、一気ですね。適度のザラメは快適です」

ハイマツが出てくるあたりで、南と北のルートに分かれます。
登りは北のルートでしたが、見下ろすと、南から滑り下りれそうです。
一度南ルートを取りましたが、矢張り藪がウルサそうで元に戻ります。
「思ったより岳樺の幼木が密集していましたね」
傾斜の少ない斜面を滑る
下りの樹林帯はルートファインディングが課題です。
所々でクマザサが露出しているので、雪を求めて先を進みます。「GPSも有用ですが、此処は動物的な勘も必須です」

短い距離ですが、苦しい下りです。
漸くロープウエーの滑車の音が聞こえて来ました。
「晴れているから見晴らしが利きましたが、ガスだと迷いますね」

帰りの国道、高速道路の途中までは快調でした(名古屋第2環状道から伊勢湾湾岸道、東名阪、新名神を経由)が、最後に名神の通行止めで、止む無く地道を吹田ICまで。
帰神は23時頃に。FYさんはこれから姫路にお帰りです。
「お疲れさまでした」
鬱陶しい樹林帯の下降