六甲、百丈岩RCTー穂高、モンブランpre登山
2008年7月31日()     同行者:H隊長、KH,I,N,K,N,Y,K&Bergen 総計9名

平日にも関わらず、9人ものやくざなオジサン、
オバサンが熱心に岩登りのトレーニングをしておりましたが、全員、無事下山しました。
(H隊長のメールより)

前夜は百丈河原で幕営し、楽しい宴会でした。
さて、練習の結果は?


 カランクルン今年最初のRCT♪と、穂高とモンブランの訓練を兼ね、百丈岩でRCTしました。

 
「今日の百丈岩は平日ゆえ、人影も少ないです」
「休日はバーベキューの人で一杯ですよ」
と、何方かが曰く。
2グループに分かれて練習します」
と、H隊長。

 先ずは準備運動です。

KHお姉さまがご指導されます。
準備運動が大切です!
  続いて、2パーティーに分かれて、下部岩稜に移動です。

我々、穂高、モンブランに行かないグループは、Kさんのリードで登ります。

「此処はいい天気ですね!日が当たると暑くなりますよ!」
KHお姉さま(手前)の確保
「次第に暑くなってきましたが、まだまだ涼しいですね」
続いて、ロウソク岩の基部に出て、右のカンテです。

「このルートは登ったことが無いなー!」
フリークライマーとして定評のあるKさん。
登ったことがないといいながら、流石に華麗に登られます。

ロウソク岩の右カンテを登るKさん

最後は全員で東稜に移動して登ります。
途中でBergenが、登ってくる人たちを記念撮影しました。

「日が当たって、暑くて大変でした」
でも、皆さん満足されました。

「H隊長と、(リードして頂いた)Kさんは大変だったでしょう」

Nさん Nさん
H隊長の言う、「ヤクザ山行とは?」

「ヤクザ山行」の話です。
私は深い意味無く考えていました。
人の働いている平日に、趣味で遊ぶのは極楽の境地です。

「今までまっとうな堅気の山登りをしてきたのに、勤務形態が変わって平日に(山に行く)暇が出来たから『ヤクザ山行』とは如何に?」

あまり深く考えず、自由な時間を楽しめば人生は数倍に帰ってきます。
雑音を気にせずに行きましょう。    Bergen


ヤマの世界では平日山行する人のことをヤクザというらしいとは辞書にはのっていませんでした。そのうち記載されるかなー。
ともあれ、岩トレ@百丈岩 リードしてくださった方、暑くて大変でご苦労さまでした。登らせてもらったほうはありがたくとても楽しかったです。
では、本番で好天を期待してよろしくお願いします。    会友:YKさん

Bergen
H隊長 YKさん
見上げるNYさん Iさん(この後パニックに)
H隊長のコメント
「労働者諸君、お勤めご苦労さまです」。
SKさんが、いつぞやの平日山行で、通勤ラッシュに山の荷物を
持ち込む姿に怨嗟の視線を送る人々に、心の中でつぶやいた寅さんの言葉です。
「ヤクザ」というどぎつい表現に戸惑いを感じられる方があるかも
しれません。仕事をリタイアされた直後は、(労働力として)社会的に無価値と感じられ、肩身の狭い思いを持たれる、しかし、それも薄れてくると、平日でも山に行ける余裕の優越感が生まれてくる。
それを自嘲的に「ヤクザ」と言っています。