比良、奥ノ深谷遡行
2007年7月29日()     同行者:カランクルン(HT,KK,IH)
訪問先  奥ノ深谷

 7:10大阪中央郵便局出発ー坊村ー9:40牛コバ入渓…
11:10大橋…12:20牛コバー15:20JR大阪駅


カランクルンのメンバーと、比良の奥ノ深谷に沢登りに行って来ました。
H隊長の壮行会(?)も兼ねてです。

急な話なので、流石に参加者は少なかったですが、極めて早く遡行出来ました。
早朝にJR 大阪駅で集合。事故渋滞で名神は混んでいる。
京都東ICから湖西道路を堅田に向かい、此処から坊村へ。

明王谷の駐車場は多くの車で埋まっている。
「此処からの林道は長いので、奥の手ですね?」
ゲートをマジックで抜ける!
これで1時間は節約できますが、歩く人たちの冷たい視線にさらされます。
牛コバの駐車場で着替え
  牛コバで沢装備に着替えます。
紅一点のKKさんは最近痩せたそうで、女優の斎藤慶子ばりの美しさ?思わず写真に撮ってしまいました。
「しゃべらんかったら、なかなかヨロシイヨ!」
褒めてるのか、貶してるのやら?
何れにせよ、本人は馬耳東風?

いよいよ沢筋に降りて、いざ入渓です。
「水量がなかなか多い沢ですね」

何回も来ましたが、自然林が素晴らしい豪快な谷です。
出発前に記念撮影、KKさん(斎藤慶子? ではない!)
先週と異なり、今日は快晴に恵まれてます。
直登可能な滝はどんどんと登り、高度を稼ぎます。
「明日から出発ですから,無理は出来ません。これはパスですね」
隊長も明日からヨーロッパ遠征ですから、無理は出来ません。
直登不能な滝は、積極的に巻き道を利用します。

途中から快適な沢登りになります。
殆どの滝が直登可能です。
危ないところでは、H隊長が積極的にロープを出します。
「速いペースですね!」
8mの美瀑にて
以前登った折は、かなりの滝を巻きましたが、今回は最小です。
「(直登不能の滝は仕方ありませんが)積極的な遡行は、素晴らしい体験ですね」
快調に谷を詰めます。

所々、緊張する場面もありますが、手がかり、足がかりも豊富で、木の根も交えて、直登の連続です。
滝に迫る!
漸く穏やかな流れになりました。
此処で少し休憩します。
この沢は、滝も殆どが直登可能です。
遡行時間が短い割には滝の規模も大きく、非常に楽しい沢です。
「(先週と異なり)今日は天候の良いのも大きいよな!」

それでも此処は、入門の沢としては一級品です。
「変化に富んでいて、非常に楽しい。
沢の規模以上の楽しさに満ち溢れている」


大勢の入渓者があるのも頷けます。
源流域の穏やかな流れ
次第に傾斜が緩み、どうやら大橋に出たようです。
「あっ、先行パーティーがいますね!」

最後は、ハイキング道から牛コバに降りましたが、
ここで乙訓労山(カランクルン会友)のUさんと奇跡の邂逅!
「会の沢登り体験の案内ですが、こんな奇遇もあるのですね!」
世間の狭さに吃驚でした。
終了点の大橋で

奥ノ深谷の沢登りは再訪でしたが、目からうろこの谷でした。
やはりH隊長に案内されると、中身が違います。
大いに沢を楽しみました。なんとも快適な1日でした!