北摂、不動岩RCT06-U
2006年9月17日   同行者:OM、SH
秋の錫杖岳のクライミングの練習目的で、
またまた北摂、道場の不動岩に出かけました。

8時30分にJR道場駅でSHさんと待ち合わせ。
(われわれは車で向かったが、SHさんは電車だった。)
 
「今日の不動岩は台風の影響で風も強く、人も少ないようですが、何時まで雨が降らないですか?」

 何時ものようにテラスで身支度。
先ずは「菱形」の右ルート(?)に向かいます。
終始、SHさんがリード。(これが今回の目的!)
我々はご教示を受け、ロープをセットして確保します。


「菱形」右を登るSHさん
 OMさんとSHさんは8月以来更に2回来られていますが、Bergenにとっては前回の練習から1ヶ月が経ちます。久しぶりに来て見ると、下から見上げた以上に傾斜があります。思いのほか緊張し、汗だくになります。
終了点で再度、確認の講義があります。
有難いことです。

「SHさん、ほんとに、本当に有難う御座います」
無償の講義に、感謝します。

続いては、「蜂の巣ハング」の右の壁を登ります。
さっきの壁と異なり、少しは楽です。 

終了点でチェックする。
次は懸垂で下降し、その左横の凹角ルートを登ります。最後のフェースの処理が問題です。
色々な課題で、
「錫杖のクライミングが彼らに可能か?」
SHさんの冷徹な分析をされているようです。
(連れて行くなら、当たり前の試験でしょうが)
直ぐ横では、
正統派の
「オールド・クライマー」の異名を持つ(?)
Hさんが登山靴(!)で登っておいでです。
お名前は伺っていたのですが、お会いするのは初めてです。
緊張の場面でご挨拶しましたので、中途半端なご挨拶になりました。(失礼しました)
それにつけても、華麗に、淀みなく登られます。


(その後、道場駅前でご馳走になりました。
どうも有り難う御座いました)
 
終了点でセットするHさん。
漸く、12時近くになりました。
日陰のテラスに戻って昼食です。

次は、幅広のチムニー登りの訓練です。
「ホワイト・チムニー」に挑戦です。
テラスから西側の西稜に移動です。
Bergenは此処は初めてです。
かなり難しい由。

下のルートから白い岩のチムニーに行きますが、
広い凹角で如何進むのか?

「此処は如何して登るのですか?」
思わず叫びます。

最後が、大股広げの難しいルートで、ピナクルを掴んで終了点に到達です。

ホワイト・チムニーで
最後は雨を気にしつつ、「菱形」に挑戦です。

ここは,手がかり、足場も細かく傾斜も立っているので,
バランス登攀が必要です。前回では最後に登り、本当に緊張しました。
でも、今回は何とか気持ちよく、登れました。
「SHさん!これで何とか錫杖」に行けますかな?」

Bergenの足踏みに引き換え、OMさんは更に調子を上げてきたようです。

「本場では、如何なりますかな?」
責任重大です。

菱形を行くSHさん
「それにつけても、訓練はすればするほど上達しますが、、上を見ればきりがありません!」
 

今日は雨(台風)に見まわれずに登れましたが、終了後の15:00頃から猛烈な雨が始まりました。

これからもこのようなRCTを、粛々と続けて行きたいものです。

技術のチェック

久しぶりで緊張しましたが、これからも、「継続は力」です。RCTを続けて行きましょう。