東播磨、千ケ峰、三谷渓谷遡行
2006年8月20日()     同行者:IK,FM,MA
訪問先  三谷渓谷

 6:00MH出発ー8:15入渓…12:25山頂13:10…14:25登山口ー滝野町「ぽかぽ」入浴ー18:00MH帰着

職場のメンバーと、沢登り体験で東播磨の三谷渓谷に行って来ました。
   早朝に西宮で集合。西宮北有料道路から中国道西宮北ICに入る。滝野社ICまでは直ぐだが、そこから地道が長い。漸く着いた登山口には立派なトイレもあり、数台の車が止まっている。登山道から千ケ峰に登る人もいる。
沢は我々だけのようである。
装備を整え、いざ入渓だ。
登山口からいきなり谷へ下る。
 
「ここはなかなか良い沢ですうね」

YMCCのKKさんのお勧めの谷です。
岩と自然林が素晴らしい、小粒ながらも綺麗な谷です。
谷沿いの道も、立派な橋があり、しっかりした踏み跡が付けられています。

「直ぐ脇に登山道があるのは安心です?
初心者を連れて行くには、これがなんと言っても安全です。
出発前に記念撮影、左からMA,IK,Bergen 
滝は殆どが階段状で直登可能で、どんどんと高度を稼ぐと、
立派なナメ滝が出てくる。
「これが雌滝ですね!」

右の沢筋を潅木でビレーを取りながら登りました。
続いて雄滝です。これはかなり角度が立っています。

「これはパスですね
あっさりと登山道を巻きます。

そうめん流しの竹筒を持ち上げているグループもお出でです。
滝の下で宴会のようです。

天気が晴れていると、心も穏やかです。
滝の上流で流れに戻り、更に谷を詰めます。
殆どの滝が直登可能ですが、危ないところでは積極的にロープを出します。

「安全第一です!」
雄滝にて
登山道が3箇所目で横切るところにV字形のチョックストン滝がありました。ここから登山道を登って山頂に向かってもいいのですが、折角ですからもう少し谷を詰めます。
しかしKKさんが言われたとおり、谷筋の素晴らしい自然林もここまで。
「残念ですが、これまでですね」

この上は植林帯で倒木も多く、快適な遡行は無理です。
暫く右岸の斜面をトラバース気味に登り、最後は急な斜面の藪漕ぎで尾根筋に出ます。遠くで鹿が跳ねています。

 「あっ、かなり高いところに山頂が見えていますね!」
どうやら登山道のある尾根の一本北の尾根に出たようです。

最後は、登りにくい斜面の藪漕ぎで何とか主稜線に到達。
皆さん、すっかり疲れて、口数も少なくでした。
それでも滝野町の温泉で入浴後は、何時もの元気が戻っておいででした。

「秋の山行は如何なるのでしょうかネ?」
頂上直下のIkさん!

三谷渓谷は初訪でしたが、小振りながら沢登りを十分楽しませてくれる、お勧めの谷でした。
頂上の千ケ峰の眺望も素晴らしく、なんとも快適な1日でした!