台高、迷岳(カランクルン、5月例会登山)
2006年5月20〜21日     同行者:カランクルンの会員会友
訪問先  迷岳
20日:S氏別荘で宴会 各地から集合。宴は尽きない。
 5月のカランクルン例会は、台高の「迷岳」
登山である。

この山は、以前に唐谷から沢登りで山頂に登った記憶があるが、
台高の山らしく、とても雰囲気の良い山であった。
(もっとも、下りで道を間違え、布引谷に下りてしまった記憶も鮮やかであった。)

前日に泊めて頂いたSさん(H隊長の叔母様)の別荘は、
それはそれは快適でした。
(しかし、Bergenは途中で入眠、気がつけば朝だった。)
朝から早起きして(?)、いざ!迷岳(迷いだけ?)に向かう。
別荘での宴会
21日:迷岳 登山

 
9:00出発(スメール登山口)…13:00山頂13:35…15:30登山口
 
昨夜は別荘だったので、いつものテントと違い快適だった。今日は快晴で登山日和だ。
 

急な登山道を飯森山に向かう 
 今朝も定刻に起床。朝食を済ませると、「スメール」の駐車場まで、
各車に分乗して出発。
偵察の後、登山口の駐車場の脇から登山路に入る。
 今日は飯森山経由のノーマル(?)ルートからの登山である。
 といっても、飯森山に至る登山道は急峻である。
 しょっぱなから、葛篭折れ、更には岩峰の登りが待っていた。
遥か下に、唐谷川の流れが見えている。

「ここだけは来たくなかったんですが...」

思わず心に言う、Bergenでした。

石楠花の花
最初は植林帯の中の急な登山路だが、
どんどんと高度を稼ぐと、露岩が出てくる。
急な登りで、足を滑らせば、勿論、命は無い!

「気を付けて登りましょう」、「慌てんでも、ゆっくり行けば良いから!」

と、言われますが、誰も確保などしない。
無論、ロープなど要る面々ではない!
黙々と登るのみである。
稜線に出ると、石楠花の花が、疲れた心を慰めてくれる。

「有難う!慰めてくれて。気を付けて登ります。」

稜線に出ると、緩やかな登山路に入る。

 


尾根筋は少し楽だ!
飯森山は南峰と北峰があるのだそうだが、勿論、地形図には載っていない。
前者は930mであり、後者は809mである。
標高差以上に、その間の距離も長い。概ね1km近くあるのだ。
これでは、南峰、北峰という意味が無い?

 「この尾根道も大概えらいな!」

と、ノタマワレル人に、まったく同感である。

 唯一の救いは、木の間越えに見える周囲の山々の眺望と、
好天による楽しい稜線歩きである。


山頂での一時を楽しむ面々
 漸く山頂に到着しました。雰囲気は最高です。
木々が邪魔しますが、此処からの眺望は素晴らしいです。
 
 各自めいめいに昼食を摂り、ビールを飲みます。
 ひとしきり満足した後は、唐谷まで慎重に下り、
後は崩れかけた林道を駐車場まで向かいました。
「スメール」での入浴は、それはそれは快適でした。

迷岳は再訪でしたが、趣味を一緒に登る仲間に恵まれ、
なんとも楽しい一日でした!