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ポポロクロイス物語2・感想


ポポロクロイス物語2

 ポポロクロイス物語の続編です。最初の話から5年後、青年時代の入り口に立ったピエトロ王子が活躍します。

 これは、ディスク3枚に渡る大作です。お話も長い長い。
「なみだがポポロ」がキャッチフレーズなだけに、泣けるエピソードも多々あって…ファンはみんな泣いた(らしい)中で、 私1人、一度もうるっともしなかったのは内緒です…。(主人公の母君に同情して、あんまりな展開に腹を立てたりはしてました)
 大勢が涙を絞ったラストダンジョンでも…私が主人公なら着いてくると言い張るヒロインをこう説得したのに…なんて 一人で考えてたり。
(僕なら「あ、しょっぱ!」で、すむ場合でも、君なら確実にあの世行きだろう。 一緒に行くより、上空で待機してくれて、いざというときに拾い上げてくれる方がいいじゃないか!…とか)

 ピエトロ君もお年頃故、ちょっとラブ要素が強くなってますが、その辺は私にとってはどうでも良くて…。 なじみのキャラ達のその後の成長ぶりを楽しんでいました。また、「世界」が広大になって、前作でなじみの場所と、 知らない世界とを行き来することも楽しかったです。
 ただ、竜族の世界はちょっと期待はずれ…想像を絶するすばらしい世界であって欲しかったです…(何を期待していたんだか)

 システム的には前とほぼ同じでした。
 相変わらずエンカウント率が高いのですが、マップがそれ程広くないのと、普通に移動していればちょうど良い位に レベルアップしてくれるので、あまり苦になりません。
 戦闘はまったく苦になりませんでした。今回、広範囲を一度に攻撃出来る技や魔法がそろっているので、手動で戦闘していれば、 一番最初に順番の回ってきたキャラの一撃で、雑魚モンスターをほぼ全滅させることができました。 手っ取り早くて楽なのはいいのですが、のろいキャラの出番は全くこないという状態が続くこともざらだったり…。 前作のように、一撃で即戦闘不能にさせられる雑魚敵でもいた方が、緊張感があったかもしれません。
 ボス戦も、時間はかかり、回復も大変でしたが、わりと危なげなく勝てました。

 また、「2」は全編、音声入りでしたが…これは、私にとってはちょっとマイナスでした。
 アニメ版のポポロクロイスから入ってきた人には良かったかも知れませんが、私にとっては、ゲーム前作の印象が強いので…。 自分の中で想像していた音声が根こそぎひっくり返されたのはいささかショックでした。
 ただ、「貧乏の神様」の声だけは、本当に良くはまっていて感心しました。

 あと、「お土産部屋」が引き継げたのが個人的にはひどく嬉しかったです…。「ねこさん」さいこー! 「地酒」も好きです…。



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