「ごめんよ、リュッタ」
「え? …なんか言った、コリューン?」
「うん、実は、さっき足が滑っちゃって…。湖に落っこってさ」
「…え?」
「名前、変わっちゃったんだ…ドザエモンって」
僕は、湖の底を指さした。僕の体が沈んでいる。
「コ、コリューン…そういえば、足が…」
「うん、無くなっちゃった。その分、身が軽くなったけどね」