まず最初に

ここに書いあるFreedom Computerの最新バージョンや機能は、99年9月現在のものです。
詳細については、E&EシステムのHPで確認してください。

私のFreedom Computer

用意したもの

注意事項です

勉強しよう


 

私のFreedom Computer

(1)Freedom Computer 

私のは 「FC−01」という初期のもの。設定が本体で行えるボリュームやスイッチがついています。現在は「FC−03」まで進化しています。
最新の機能を追加するには、E&Eシステムに本体を送り、マイクロコンピューターを最新にしてもらうことで、対応できるそうです。
「FC−03」は、外装がブルーメタリックになっていて、なかなかかっこいいです。ダイヤルやスイッチも簡素化され、また外部の出っ張り(レジスター)も内蔵になっているようでシンプルな外観になっています。

(2)FCSS(Freedom Computer Support System)

セッティングを行ううえで必要不可欠な、ソフトとRS−232Cケーブルのセット。
「FC−01」は本体で設定を変えることが出来るようですが、かなり面倒ですし、エンジンの情報を得るためにはやはりパソコンとFCSSは必要です。

私のは、MS−DOS版のVer1.50です。

現在、MS−DOS版はVer6まで進化し、Windows版もあります。

最新のものは、マップのトレース機能やログの表示機能等が追加されているということで、近々、最新のものにバージョンアップする予定です。
#Ver6.03にバージョンアップしました(^。^)
言い忘れていましたが、RS−232Cケーブルのコネクタの形状がパソコン側の形状と異なる場合には、変換コネクタが必要になります。
    

fc-01.jpg (11866 バイト)
Freedom Computer
[FC−01」

 

 

 

 

 

 


用意したもの

(1)PC−98ノートパソコン(PC−9801NS/T)

MS−DOSを動かし車内でセッティングするために、PC−98のノートパソコンが必要です。
Windows版を使用するなら、Windowsが動くノートパソコンが必要になります。
私は、PC−98も一緒に譲ってもらいました。

推奨機器については、E&EシステムのHPを参照してください。
出来れば、液晶がカラーのものがいいと思います。

私が使っているNS/Tというモデルは、通信エラーをおこすことがあるようです。特にログの取得時に発生するようですが、使っていて起こらなければ問題ないということです。
会社の後輩がPC−9821を持っているということで、これも念のため貸してもらう予定です。
#貸してもらいました。

98note.jpg (9658 バイト)

(2)DC12VをAC100Vに変換する変換機

PC−98のノートパソコンは古いため、バッテリーが死んでいる若しくは弱っているものが多いと思います。(私のも死んでいました。)
また、車内でじっくりとセッティングできるようにするためにも、変換機は必要でしょう。
私が買ったのは、シガーソケットから電源を取るタイプでオー○バックスで9000円ほどでした。
パソコンだけでなく、車内で色んな電気製品を使えるようになるので、買っても損はない? 

 

dc12.jpg (10356 バイト)

  


注意事項です

(1)A/F計(空燃比計)

A/F計を付ける場合、選択には注意が必要とのことです。安いものは(10万円以下)精度に問題があるものが多いようです。目安として使う分には問題ないでしょうが、完全に信用できるレベルではないようです。
私もA/F計を付けており(5〜6万円のもの)、ノーマルのO2センサを外してそこにA/Fセンサを付け、コンピューターとA/F計の両方にその信号を送るようにしていたのですが、理想空燃比の部分だけをみれば、ノーマルのO2センサのほうが信頼できるということです。
学習機能を主に使う場合は、ノーマルのO2センサは残しておいて、別のところにA/Fセンサを取りつけたほうがいいようです。でないと、何を信じてセッティングしていけばいいのか分からなくなってきます。
私は、O2センサを元の位置に戻し、A/Fセンサを触媒ジャックへ移動しました。アイドリング中には若干反応が鈍くなった感じですが、走行中には十分目安として使えそうです。

adl1.jpg (6194 バイト)


(2)サーモスタット

Freedom Computer本体が最新だと問題ないようなのですが、私のは学習機能を開始する水温が76℃と固定なため、ローテンプタイプのサーモスタットだと思うように学習が進みません。
私は、75℃辺りで開くサーモスタットを付けていたのですが、学習させるためにノーマル(83℃で開く)のサーモスタットに交換しました。
本体側では最新のマイクロコンピューターに交換することで、ローテンプタイプのサーモスタットにも対応できます。(学習開始水温を変更できるようです。)

 

thermo.jpg (5733 バイト)


勉強しよう

はっきりいって、エンジン制御の話はかなり難解です。そのためにも、最低限の勉強は必要だと思います。
私は、Freedom Computerの生みの親、淺原 宏さんが書いた「電子制御エンジンの基礎・応用 CQ出版社」を読んで勉強しました。それでも、まだ分からないことだらけ・・・

とりあえず、理想空燃比は14.7、出力空燃比は12.5付近ということくらいは、覚えておきましょう(笑)

 

 

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