2004/10/10(日) 86life.com王者決定戦inTIサーキット

Taka8っちゃんのレポート


(撮影:きゃぷてん)


TI走行2回目と言うことで、前回走ったときのタイム、問題点が解っているのではっきりとした目標を決めて挑むことが出来た。

前回の問題点と対策。

問題1:体力不足
実はレース枠の頃にはヘトヘトだった。
走行後は気分が悪くなって車内で寝ていた。
対策→サーキットロッジに泊まり込む

問題2:フロントの剛性不足によるアンダー
対策→つっぱり君装着、タワーバーの追加バー装着、フロントスタビ強化

問題3:ブレーキの容量不足
対策→前後ブレーキ大径化

問題4:シートベルトが純正3点では・・・
対策→5点シートベルト装着

その他、前回からの大きな変更点は以下の通り

・エアクリーナ装着
・エンジンローダウン化
・ブレーキパット交換(ロッキードZR)
・ファイナル交換(4.875→4.778)
・LSD交換(TRD45-45→クスコ1Way)
・リアショック交換(HTS→クラックス)
・リアスタビリンク交換(純正→ピロ)
・フロントショック新品交換(HTS→HTS)
・オイルクーラを少し大きなものに交換
・新品Sタイヤ(BS 55s 205/50-15 typeSP)

この1年はかなりTIを走ることを意識した変更を加えてきたので、前回の自己ベストをどこまで更新できるか非常に楽しみにしていた。

ちなみに前回の最高タイムは1’55’660である。
前回の走行前に師匠と仰いでいたてつ氏には1秒以上の差をつけて勝利!
そのてつ氏はどうも資金不足から、今年は大きな変更なしの模様
こりゃ敵では無いな♪今年はさらにオレ様の凄さを思い知らせてあげよう( ̄ー ̄)
今回の目標はズバリ53秒台突入だっ!

しかし不安要素もあった。
これだけの変更をしたのに全くサスセッティングしていないのだ。
乗った感じでは明らかにフロントの限界がアップしていて、オーバーステアが強くなっているのは解っていたが、サーキットでうまくオーバーを抑えて走れるのか?踏めないアシになってないのか?
結局セッティングしたいと思っていた日に雨に降られ、ぶっつけ本番となってしまった。

●1枠目

リアショックの減衰を10段目にセットしてコースイン。
初めて使う新品Sタイヤどんなグリップをしてくれるのか?
空気圧は去年好感触だった温間2kになるように冷間1.65kにセット
皮むき&暖めるために数ラップし、ちょっくら攻め込んでみる。
んがっ!これがまた全然グリップしない(@o@)
あらゆるコーナーでフラフラとアウトに膨らんでいく。
しまいにはすり鉢コーナでクルクル回る始末なぜだ?
とりあえずピットインしてタイヤチェック。
空気圧はほぼ狙いどおりだったけど、表面がまるで溶けていない。
これじゃグリップしないわなぁ。
(後から知ったのだけど、新品のハードコンパウンドSタイヤはこれぐらいでは皮むきできないらしい)
ちょっと姿勢の変化が早くて不安定に感じたので、とりあえずリアの減衰を3段固くして、再度コースイン。
んがしかし、結局どこまでグリップするのか解らないタイヤにビビリながら1枠目終了・・・

タイムは2’00’221
まあこれだけタイヤが食わなきゃこんなもんだろうなぁ・・・


最終コーナー♪



●2枠目

どうも、もうちょっと空気圧は高めの方が車体も安定するし良いらしい。
走行前に2.2kにセットしてコースイン。
リアショックの減衰はそのまま。
お、結構コントロールしやすいぞ。
しばらく走行後にタイヤがグリップするようになってきた!
おお、これこそSタイヤ!いいぞ!
でもイマイチ限界が低い?去年走ったときの感覚には及ばないような?
それとも去年の記憶が大袈裟なのか?
などと思っていたら、sue師匠と絡む。
その時水温は110度をオーバー!
非常にクールダウンしたかったのだけど・・・
ココで踏まずにドコで踏むんじゃーっ!ぶっ壊れても知るかーっ!♂(おいおい)
しばらく一緒に走りました。
このときにベストタイムをマークした様子。

あまりにもエンジンが心配になってきたのでピットイン。
水温&油温が戻るまでしばらく休む。

残り7〜8分の時に、最後のタイムアタックに挑む。
まだすり鉢コーナーだけは限界まで攻めた気がしない。
「あのコーナーはオーバースピードで突っ込むぐらいはちょうどいいって言ってたな」
などとつぶやきながらコースイン。

うおりゃ〜!すり鉢コーナーの鬼突っ込みぃ!
「ギヨオォ〜!ガガッ!ザザンザザザザアァー!・・・シィーン」

オーバースピードで突っ込んだらコースアウトしました(ToT)

まもなく走行時間は終了したけど、レッカーが来るまで非常に寂しかったです。
ベストラップ更新の手応えなど全然ないまま2枠目終了〜


ただいま♪


結局ベストは1’57’702
え?57秒ですか?前回ベストの2秒落ち?目標の53秒台まで4秒近く足りないじゃん・・・
しかもてつ氏55秒台をマークしている! (てつ注:正確にはこのときまだ56秒台だよ)
ががーん。めちゃんこ凹む。
この手応えでは勝てる気がしない・・・

●レース枠

タイヤの空気圧、ショックの減衰の変更を考えてみるけど、どうも自分が乗れていない感じが強く、変更なしで走る事にする
正直セッティングに関しては現状で出来る範囲でどうしたら良いのかさっぱり解らなかった。

スターティンググリッドは25番手
前方にはきれお@なみお号、てつ号、横にはフルピロ号。
後方にはsue号ぽんそ号という、非常におもしろ〜い配置。
何も実績無いクセになぜかスタートには自信がある
気合でフルピロ号を抑えて1コーナー突入!

うおぉー!いくぜ!

などと最初の1周だけは張り切っていたものの、レースなんてマトモに走ったこと無いので、各コーナでズバズバ刺されまくり
タイムアタックのようにインがら空きでコーナ進入してたらそりゃ抜かれるでしょ。
抜かれたライバル達にもジワジワと離され、なんだか悲しくなってきた


アップ


かっこいい♪


こうなったら後方に見える3台を一度先に行かせて、クリアラップを取るのだ。
レースを捨てて一人でタイムアタックじゃ!

思惑通りにクリアな状態で走ることに成功した。
今回の走行枠はコレで終わりなので集中して走った。

やはりどう考えても前回走ったときよりタイヤのグリップは低い。
しかも滑り出したら止まり難い。
必要以上にオーバーステアが強い。
ひとつひとつを確かめるように走った。

少しずつタイヤがタレてくるのが解った。
最終コーナーでハーフスピンちょっとだけ死ぬかと思った

その後ダブルヘアピンの立ち上がりで思い切りスピン!
コンクリートウオールの手前20cmで止まった〜(@o@)

後続車がどんどんやってくるので、なかなかコース復帰できなかった。
レース続行を諦めて、ここで止まっていようか?と思い始めた頃、クルマが途切れたのでコースに復帰!
最終コーナ手前で赤いトレノがミラーに小さく写る。
「あれは確かポールポジションのクルマでは?」
最終を立ち上がると前方にはクルマなし!
コントロールタワーにはチェッカーフラッグを振る人が!

気持ちよ〜くチェッカーを受けてゴールイン!(違)
優勝ってこんな感じなんだろうなぁ〜(笑)


2コーナー


うおおおぉぉ〜!!


もいっちょ2コーナー



なんだか今日はイケてない。
車はこんなに進化させているのに全然生かされていない
レース枠では気合を入れて走ったにもかかわらず、気持ちだけ空回り・・・
ベストタイムは1’58’477(*_*)

残念無念で凹みまくりでもひじょ〜に楽しかった走行会でした☆




てつ師匠
またいちから出直します。
1年間偉そうなこと言ってごめんなさい。
でも次回は電動パワステのまま「仏血義理」させていただく所存でございますm(_ _)m


以上、昨年のわたくしと同じ気分を味わったTaka8氏のレポートでした♪
えー、わたくし的にはリベンジが叶い非常にいい一日でありました(笑)
「今度TIの走り方を教えてあげよう」・・・などとは過去のベストタイムでコンマ1秒負けているので全然思わず(^_^;)
でも一応電動パワステに対抗して「ガ○ウ○ング」なんか付けてお相手してあげようかしら?なんて夢は膨らんでおります♪
まあお互い、もうちと人間鍛えて&せっちんぐ出して、55秒切り狙いましょうぞ!

white_return2.gif (161 バイト)1010走行会リザルトのページへ戻る