| ポゼッション(123min) POSSESSION (1980/仏=西独) |
| スタッフ |
| 製作:マリー・ロール・レイル 監督・脚本:アンジェイ・ズラウスキー 撮影:ブリュノ・ニュイッテン 音楽:アンジェイ・コジンスキー |
| キャスト |
| イザベル・アジャーニ/サム・ニール/H・ベネント |
| ストーリー |
| 妻アンナの元に長い単身赴任生活を終えたマルクが帰って来たが、アンナの態度は妙に冷たかった。 妻の不倫相手ハインリッヒと対峙したマルクは、彼からアンナの“3番目の相手”の存在を聞かされ愕然とするが…… |
| 感 想 |
| 久々に見ました〜。やっぱり妙な映画です(笑) 感想をちゃんと書いていなかったので、いつか書こうと思っていたのですが、やっぱり難しい・・・(笑) とにかく絶対的にイザベル・アジャーニの壮絶な存在感のある作品です。 単身赴任していた夫マルクが帰宅したところから始まります。このマルクはいままでの仕事の契約を頑固に断り大金を受け取ります。ここで、契約更新を勧める人たちからピンクの靴下の男の話が出てくるのですが、これがラスト近くに登場するのですが繋がりはよく解りません(笑) 単身赴任の夫が帰ったのに妻のアンナは様子がおかしい。 帰宅の夜、夫は単身赴任中の不倫を告白し、アンナを抱く気にならないと・・・ その翌日アンナがいなくなります。アンナも不倫していたのかと疑ったマルクは、大嫌いなアンナの親友マージに聞くと、ハインリッヒと言う男と1年前からの関係だと言う。 ハインリッヒと対峙したマルクは母親と同居しているその家で妻と不倫関係を続けていたと知らされます。 その後、夫の元にも息子の世話のため数時間帰宅するだけで、ハインリッヒのところへも行っていない事を知り、第3の男の存在を疑って探偵を雇い妻を尾行させます。 居所を掴んだ探偵が消え、それを心配した探偵もまた消え・・・ イザベル・アジャーニが2役演じる保育園の先生と微妙な関係になっていくマルクの元にアンナからテープが届き、自分の中には善と悪があり、善が負けてしまったと告白するのですが、元々あった善と悪は、悪が支配してバランスを取っていたのでしょう。 夫の帰宅により善が顔を出した事により、全てが崩れて行ってしまったのだと思います。 地下鉄を出てからの濡れた地下道でのシーンは、有名な想像の産物と言われる怪物のようなものとのシーンよりも壮絶でグロテスク。ここでは悪が善を追い出し、善が溢れ出てきた様子なのでしょうけど・・・壮絶としか言い様のない、ある意味引いてしまいそうになるシーンではあります。 息子はしょっちゅう風呂の中に潜ってますが、これは何か意味があったのでしょうか? 螺旋階段でのシーンは説明は難しいし、その後のラストシーンも不可解なまま終わってしまったような印象を受けます。 若かりしサム・ニールも大熱演なんですけど、あまりにイザベル・アジャーニの存在感が強すぎます。ビックリするほど白い綺麗なアジャーニの壮絶な演技を堪能できる作品です。 |
| おすすめ度 ★★★★☆ |