やまうちさんの「200えんsessionRound3」に参加するためOCSへ。
ちょっと早く着いたので、軽く登ったり、ストレッチをして過ごしていると、
続々と参加選手たちがやってきた。
その中にどっかで見た顔が・・・
なんと、S山君だった。
もう3年前にもなるだろうか、クライミング日記をつけ始めた頃、よく登場していた彼だ。
しばらくクライミングを止めていたようだが、また復活したらしい。
いろいろと懐かしい話をする。
予選は前回と同じセッション方式。
しかも課題のポイントが判らないので、へたに高グレードにこだわるとえらい目にあいそうだ。
一撃できたものはいいとして、最初のトライで「これは無理!」と判断したものは後回し。
まず登れるものから順に登っていく。
登れたものは、だいたい1撃か2撃だったが、歯がたちそうにないものが5本。
結局、9本を登って280点だった。
13番の課題は、sakaさんのムーヴが可能性ありだったので、最後までやってみたが、ダメだった。
結局、予選はミドルクラスで通過。
8名(確か・・・)が決勝へ。
決勝のオブザベは全クラス同時に行われた。
後半のムーヴはだいたい読めたが、出だしの部分がいまいち判らない。
黄色をガストンで取るのか、右手をカンテまで伸ばすの不明。
そのままオブザベを終了し、アイソレーションルーム(といっても奥のボルダーだが)へ移動。
ビギナーから始まる。
完登者は出なかったようす。
次はミドル。
次々とトライしていくが、歓声もわかないようだし、完登は出てないようだ。
そして自分の番。
最初のトライ。
ダイアゴナルで右手ガストンを取り、左足をクロスするステップで送り、右足を広げてステミング。
そのまま左手をマッチし右手をカンテのピンチへと進んでいくが、
ジャッジの指摘で右足は、違うホールドに乗っていたことが判明。
クライムダウン(ムーヴの巻き戻し)で戻ってやればOKだろうが、
それは体力を消耗しそうなので、一撃目は諦め、地上に降りる。
少しレストして仕切りなおし。
今度は間違わないよう、スタンスに気をつけ、さらに進む。
左足のヒールフックを決めて悪い左手を取り、足ブラで右のフェースのホールドに乗り込む。
左手のたてホールドを取り、正対してスローパーを取りにいこうとするが、タッチでフォール。
その後は、高度は伸びず時間切れ。
結果から考えると、5分間しかないのだから、トライは2回にしておくべきだった。
1回目で、ほとんどムーヴはこなせていたのだから・・・
あとは他の選手の結果待ちだったが、幸運にも私の高度まで到達する人は出ず、
私の1位が決まった。
みな、出だしのムーヴで「やまうちワールド」にハマったようだった。
マスター決勝は圧巻だった。
前回のマスモッチの再現のような、sakaさんの一撃完登。
あっさりと決まった。
賞品は、やまうちさんの実家作のコシヒカリをゲット。
Tシャツやチョーク、現金も魅力的だったが、話の流れから、ヨメのために米をチョイスした。
前回に続いての参加だったが、課題の面白さには驚くばかりだ。
ミニコンペとはいえ、準備はたいへんだったろうと思う。
こんな、素晴らしいコンペを開催してくださるやまうちさんに、感謝したいと思う。
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