12月14日 12月15日 12月22〜23日 12月29日〜1月4日





*12月14日*

 やまうちさんの「200えんsessionRound3」に参加するためOCSへ。
ちょっと早く着いたので、軽く登ったり、ストレッチをして過ごしていると、
続々と参加選手たちがやってきた。
その中にどっかで見た顔が・・・
なんと、S山君だった。
もう3年前にもなるだろうか、クライミング日記をつけ始めた頃、よく登場していた彼だ。
しばらくクライミングを止めていたようだが、また復活したらしい。
いろいろと懐かしい話をする。

 予選は前回と同じセッション方式。
しかも課題のポイントが判らないので、へたに高グレードにこだわるとえらい目にあいそうだ。
一撃できたものはいいとして、最初のトライで「これは無理!」と判断したものは後回し。
まず登れるものから順に登っていく。

 登れたものは、だいたい1撃か2撃だったが、歯がたちそうにないものが5本。
結局、9本を登って280点だった。
13番の課題は、sakaさんのムーヴが可能性ありだったので、最後までやってみたが、ダメだった。

 結局、予選はミドルクラスで通過。
8名(確か・・・)が決勝へ。

 決勝のオブザベは全クラス同時に行われた。
後半のムーヴはだいたい読めたが、出だしの部分がいまいち判らない。
黄色をガストンで取るのか、右手をカンテまで伸ばすの不明。
そのままオブザベを終了し、アイソレーションルーム(といっても奥のボルダーだが)へ移動。

 ビギナーから始まる。
完登者は出なかったようす。

 次はミドル。
次々とトライしていくが、歓声もわかないようだし、完登は出てないようだ。
そして自分の番。
最初のトライ。
ダイアゴナルで右手ガストンを取り、左足をクロスするステップで送り、右足を広げてステミング。
そのまま左手をマッチし右手をカンテのピンチへと進んでいくが、
ジャッジの指摘で右足は、違うホールドに乗っていたことが判明。
クライムダウン(ムーヴの巻き戻し)で戻ってやればOKだろうが、
それは体力を消耗しそうなので、一撃目は諦め、地上に降りる。
少しレストして仕切りなおし。
今度は間違わないよう、スタンスに気をつけ、さらに進む。
左足のヒールフックを決めて悪い左手を取り、足ブラで右のフェースのホールドに乗り込む。
左手のたてホールドを取り、正対してスローパーを取りにいこうとするが、タッチでフォール。
 その後は、高度は伸びず時間切れ。
結果から考えると、5分間しかないのだから、トライは2回にしておくべきだった。
1回目で、ほとんどムーヴはこなせていたのだから・・・

 あとは他の選手の結果待ちだったが、幸運にも私の高度まで到達する人は出ず、
私の1位が決まった。
みな、出だしのムーヴで「やまうちワールド」にハマったようだった。

 マスター決勝は圧巻だった。
前回のマスモッチの再現のような、sakaさんの一撃完登。
あっさりと決まった。

 賞品は、やまうちさんの実家作のコシヒカリをゲット。
Tシャツやチョーク、現金も魅力的だったが、話の流れから、ヨメのために米をチョイスした。

 前回に続いての参加だったが、課題の面白さには驚くばかりだ。
ミニコンペとはいえ、準備はたいへんだったろうと思う。
こんな、素晴らしいコンペを開催してくださる
やまうちさんに、感謝したいと思う。




*12月15日*

 15時ころから北山公園へ。
エレファントエリアで登る。

 「初級スラブ 7級」でアップ。
ヒロコと一緒に3度ほど登る。

 「サーティー 1級」 はそこにいた数人とセッションするが、誰も登れず。
左足が左手に上がりそうだったが、またダメだった。

 sakaさんが来られたので、「ガンフォー 初段」の登り方を教えてもらい、トライする。
何度かやってるうちに立てそうなところまでいったが、結局登れず。
しかし、今まで暗闇の中で何も見えなかった状態から、
遠くに明かりが少し見えたような気がした。
しつこくトライしたらなんとかなりそうだ。

 日暮れとなり、終了。




*12月22〜23日*

12月22日

 前夜発で備中へ。
小屋には1時ころ着く。
数人寝ているようなので、静かに入り就寝。

  起きると、I氏たちがいた。
聞くと、どこのエリアもビチョビチョらしい。
いくぶんマシそうなニューエリアへ行く。

  20分の登りで到着。 壁の状態は大丈夫のようだ。
まずアップに「フェイス 5.10b」を登る。
ヒロコもTRでトライ。

  次に「二度目の春 5.11c」。
核心で手順を間違え、フォール。
ワンテンで抜ける。
そうしているうちに、島根のS井さんらが上がってきた。

  次は「パンツ・イン・ザ・ジム 5.12a」にトライ。
下部の小核心でいきなりフォール。
とりあえず、ムーヴを確認しながら上部へいくが、 最後のボルトは越えられなかった。
クリップができない。。。
レストし、もう一度トライ。
上部は苦しい体勢でなんとかクリップし、終了点へ。
最後のボルトは「クリップできるもんなら、してみろ!」という感じの位置にある。
もっと下に一本あって、上はランナウトでもよさそうなのだが。。。
この日はこれで終わり、小屋へ。
夕食は島根グループと一緒に食べる。
風呂も直っていて、助かった。


12月23日

 I氏が川エリアに行きたいというので、付き合って行くことに。
その前に2ルンゼでアップをしていく。
かぶったエイト 5.9」を登り、ヒロコがTRで回収。

 上に上がり、「ダンゴのリズム 5.10c」を登ろうとしていると、I田さんご夫妻が来 られる。
今日はこのまま2ルンゼで登られるそうで、私たちはこのルートを登ったあと、川へ 向かう。

  着くと、S田さん親子が来られていた。
I氏は「燃えない岡山県民 5.12d」にトライ。
私は「ビッシー 5.12a」をやる。
夏にトライしたときのムーヴを思い出してやってみる。
数メートル上がってコルネ帯に。
キョンで遠いアンダーを取り、ガバへ。
思った以上にムーヴがつながり、半分くらいまできた。
しかし、中間のレストポイントからのムーヴでフォール。
最後の核心もHDしたが、他人はたぶんやらないキョンで越えて終了点へ。
ムーヴは全部つながったはず。

 大レストしてもう一度トライ。
しかし、今度は下部のキョンで左足のフットホールドを間違え、
右手のアンダーを保持できずにフォール。
ほんの10センチも差はないのだが、やはり間違えて登れるほど甘くはなかった。
HDで最後まで登り、ヌンチャクを回収する。

 I氏も県民のRPはできなかった。
S田さんに小屋の宿泊費を預け、先に失礼する。

 I氏はS井さんらの元へ。
私たちは、川上町で野菜を買って帰阪。
家まで、4時間ジャストの好タイムで到着。




*12月29〜1月4日*

12月28〜29日

 年末年始城ケ崎ツアーは島根・大阪・兵庫合同となった。
メンバーはI氏、横ちゃん、イマイッチ、ヒロコと私。
31日から阪Iさんが合流し、2日まで登り、
2日からバッシーが入れ替わりで来るというややこしい構成。

  28日14時、仕事納めの日で12時半に会社は終わり。
あいさつをし、早く帰宅する。
準備をして島根の一行を待つ。
14時30分ころ、イマイッチが来て、15時頃、島根の2人が到着。
横ちゃんが道に迷って、30分ロスしたらしい。
荷物を私の車に載せ替えて出発。
中国豊中ICから高速に乗り、名神・東名をひた走る。
21時ころ、沼津ICを降りる。
今日は城ケ崎まで行かずに、城山近くの狩野川の河原で寝る。
コンビニに寄ったりして、22時頃到着。
テントを張り、急いで寝る。

  翌朝、7時半起床。 かなり冷え込んでいて、バリバリに寒い。
さっそく城ケ崎に向かう。
橋立売店に行くと、駐車場は閉鎖されていた。
2002年の3月で営業終了したらしい。
しかし、近くの人に聞くと、手前の観光客用駐車場が使えるらしく、しかも無料。
行くと、かなりの台数を停められる駐車場で、下は砂利だが、きれいに整備されている。
これで無料はありがたい。

 荷物を整え、岩場へ行く。
懸垂ポイントで降り、サンセットエリアへ進む。
そこは、人、ひと、ヒト・・・
適当な場所に荷物を広げて、ルートを物色するが、どのルートも順番待ちになっている。
  とりあえず早く登れそうな「ティンカーベル 5.10b」を登る。
初めての城ケ崎ホールドに戸惑いつつ登る。
岩が黒いので、チョークの跡でホールドは一目瞭然。
フットホールドはヒダヒダなので、どこでも使えそう。
核心は上部の遠い一手。
けっこう長いルートで、最初から緊張した。
FL  
次に「風に吹かれて 5.11a」をやる。
他人のムーヴを見てしまったので、オンサイトにはならないが、
このエリアで人気ナンバーワンのルートなので一撃したい。
クラックから右へトラバース。
ガバからキョンでポケットを取る。
後で知ったが、ここから普通、正対で上のガバを左手で取るようで、
私はそのムーヴは知らなかったのから、左のカチからダイアゴナルでガバへ右手を飛ばした。
ちょっとやばかったけど、なんとか成功。
上も慎重に登り、完登。
しかし、ここで大失敗。
降りるときに、結び変えをやろうとして、安全環付きビナをビレイループに着けるとき、
ATCを落としてしまった。
地上まで約20m弱。
人に当たれば大変なことになっていたが、幸いにも当たらずにすんだ。
もちろん降りてから、近くにいた人には謝ったが・・・
私もとんでもないやつだが、ほかにも迷惑な人たちがいた。
「風…」の終了点でTRをしているパーティがいたのだが(この人気ルートでTRし続ける神経もすごい・・・)、
その人たちは、下部は左隣の「ペパーミントキャンディー」を登り、
中間で右へ大トラバースして、「風…」に合流というとをやっていた。
おかげで、ロワーダウンするときに、固定しているTRにこすれてしまい、
よけいな気も使う羽目になってしまった。
少しは状況を考えて欲しいものだ。
FL

 レストして「ホワイトシャーク 5.11c」にトライ。
これはまったく見ていなかったので、オンサイトトライになる。
しかもマスター。
1本目が遠く、ビビリながらクリップ。
2本目もクリップホールドがやや遠い。
ここから下部の小核心。
適当に出した手がいいところを掴んで、越えた。
3本目はガバでクリップ。
次は左上するカチが三つ並ぶ。
手順をよく考え突っ込むが、最後の最後でフォールしてしまった。
この右手のタテホールドを取れたら、登れていただろうに・・・
ワンテンで抜ける。
帰るまでにはRPしよう。

 初日なので、この日は軽めで終わる。

 宿泊は、一碧湖を考えていたが、つぶれているらしい。
大川のユースも同じく、廃業(?)。
とりあえず、八幡野港で風呂に入り、伊東市街地近くで焼肉を食べる。
結局、宿泊は伊東市内某公園の駐車場にテントを張る。
けっこう山の中なので、冷え込みは厳しい。
この日から、夜にテントを張り、毎朝撤収という、かなり悲惨なテント生活が始まった・・・

12月30日

7時30分、起床して朝食をテントで食べる。
外はかなり寒い。
身支度をし、テントを撤収して車の屋根に積む。
5人の荷物をすべて車に積み込むので、毎回たいへんな作業だ。
早くもウンザリ・・・

 9時30分ころ出発。
途中、コンビニに寄り、駐車場へ。
遊歩道を歩いて、懸垂で降り、サンセットへ行く。
今日も岩場は大勢いる。
昨日、実はATCを落としたこともあり、少しへこんだのだが、気を取り直して登ろう。

 まず、「ピーターパン 5.10b」を登る。
下部はクラックを使いながら上がる。
テラスからは大きなホールドが続く。
終了点直下で少しホールドが甘くなる。
横ちゃんはここまできて落ちたらしいので、慎重に登る。
FL

 次に「海賊フック 5.10b」にトライ。
島根のみんなは「フック船長」と思い違いで呼んでいるが・・・
どうも小川山の「エイハブ船長」とゴッチャになっているようだ。
下部は大きなホールドを使って左上し、レッジへ。
ここからツルツルのフェースを右にトラバースするのだが、湿気(潮?)でけっこうぬめっている。
チョークをまぶしたりして、フットホールドを拭くが、あんまり変わった様子はない。
仕方なくそのままトライする。
両手は爪しかかからないようなマイクロホールド。
右足にグッと乗り込むが・・・ 剥がされるようにフォール。
落ちてしまった・・・! しかも、5.10bで!!
クラック以外で、このグレードで落ちるとは・・・・
とりあえず上まで抜けてロワーダウン。
悔しいので、すぐロープを抜いてもう一度トライ。
さすがに2回目なので、すんなり登る。
RP(2)。
 
 さて、少しは高グレードもやらなければと、「エアーダンス 5.12a」をやることにした。
順番待ち中に他人のムーヴを見て、参考にする。
1本目はプリクリップでスタート。
出だしから極小カチの連続。
なんとかこらえながら2本目のクリップホールドあたりまできたが、ここでフォール。
下からやり直したが、最初よりも上にいけず、いったんロープをほどく。
少し休憩。 隣の「パン2」では愛媛の高さんがフラッシュ!
みんなの拍手を浴びていた。
スゴイなぁ・・・ よし、おれも!と、2回目のトライ。
しかし、今度はさらに悪く、ちっとも進めなかった。
HDでしつこくやっていると、高さんの様子がおかしい。
うずくまって指を押さえている。
急いで降りてみると、血が・・・
どうやら、登り終えてロワーダウンするときに、カラビナかチェーンで切ったようだ。
近くにいた看護師さんに応急手当をしてもらい、病院へ行くことになった。
あとで聞いた話だが、左手薬指を6針も!縫ったそうだ。
本人はかなりブルーなようだったが、後日、復活してガンガン登っていた。。。
やはりスゴイ人だ・・・

私はこのあと「チェシャネコ 5.10d」を一撃。
全体を通して、適度に手がパンプするルート。
アップにちょうどいい性格のルートだと思う。
OS

 この日はこれで終わり、風呂に入り、買い物をして駐車場へ。
夜は、愛媛の2人も一緒になってカレーうどんを食べる。



12月31日

  今日は阪Iさんが来る日だ。
いつものように朝食を済ませ出発。
そして、いつものようにコンビニに寄ってから岩場へ。

 まず「タイトボーイ 5.10d」にトライ。
下部は「ピーターパン」と一緒で、途中から右に別れ、かぶったカンテを登る。
核心はカンテのどまんなかあたり。
手順の正確さも要求される。
ムーヴはわかったものの、左手がツルっとすべりフォール。
いいわけはしないが、このチョークがべったり着いたホールドはなんとかならんのか。。。
とりあえずワンテンで登り、ロワーダウン。
ヒロコもTRでやるが、核心を越えられず降りてくる。

 休憩中に教祖こと阪Iさん登場。
いっきに賑やかになる。
氏は先日、備中の「林京 5.13d−5.14a」をRPしたそうだ。
かなり全力を出し切ったようで、今もお疲れの様子。
今回の城ヶ崎は「流し」モードのようだが、それでもここまで一人で来るというモチはすごい。

 今日は「パンピングアイアン2 5.12b」にトライする。
とりあえず、プリクリップしてやるが、いずれはカムを使うなどして、
もっといいスタイルでやってみたい。
奥まったところからスタートし、カンテへ出る。
レストしてルーフ状に入る。
おおガバを掴むところまでいったが、保持できずにフォール。
ここも、掴む位置をよく考える必要がある。
体格によって人それぞれだから、あまり人のムーヴも参考にならない。
自分の感性が重要だ。
何度かトライしたが、次のクリップでたぐりかけのフォールをしてしまい、一度降りる。

 休憩してもう一度。
今度は次のクリップまで進んだが、ルーフ先のヌンチャクあたりでフォール。
時間をかければ上まで行けそうだったが、
この人気ルートではそう長時間のHDもできず、 さっさと降りてくる。
また、別の日にやることにした。

 最後に「チェシャネコ 5.10d」を登って終わる。

 この日は天気がもうひとつで、駐車場近くの屋根のある場所で食事をする。
夜、愛媛メンバーが2人増え、さらに賑やかになる。
総勢10人、夜の宴会はおおいに盛り上がった。


1月1日

  今日はレスト日。
愛媛のFさん、高さん、 島根のI氏とイマイッチ、ヒロコも同じくレスト。
阪Iさん、横ちゃんは登るので、駐車場まで送る。
まず、コインランドリーに行って、下着等を洗濯する。
意外と高く、600円。
乾燥に200円かかった。

  買い物をし、伊豆高原駅近くの「高原の湯」でゆっくりする。
ここは3時間の制限があって900円。
しかもコインロッカー代100円とられる。
伊豆はほんとに金のかかるところだ。。。

 夕方までのんびりし、6時頃、阪Iさんらと合流。
風呂からあがるのを待って、食事に行く。
今日はファミレスで外食。
阪Iさんは長居をしたかったようだが、 食後すぐに出ようという話になる。
いつものように、寒い寒いテン場まで行って、テントを張る。
いつもながらツライ作業だ。。。


1月2日

 今日は島根のバッシーが合流。
夜行列車で、伊豆高原駅には7時前に到着したようだ。
朝、駅で拾って岩場へ。

 まず「ルーズガール 5.10d」でアップ。
下部の8mほどはクラックを使って登る。
途中、キャメロットを1個。
上部は一転してガバガバのハング。
被りがキツく、パワフルだ。
FL

 次は「ピスタチオ 5.12a」をやってみる。
凹角を登り1本目、2本目にクリップ。
いきなり、ここから核心の始まり。
ムーヴは見ていて知っていたので、3本目のクリップ手前でフォール。
何度かムーヴを探ったけど、順番待ちもあるので、降りる。

 阪Iさんは2時頃、島根に帰る。
慌ただしかったようだけど、楽しめただろうか。
私はとても楽しかったが・・・

 レスト後、2回目。
今度は3本目のクリップもこなし、核心部の最後のガバへデッド、というところでフォール。
とりあえず、上まで登る。
ムーヴはなんとかつながった。

 3回目。
しかし、今度は2回目より低いところでフォール。
しかも、ややたぐり落ち。
だいぶ力尽きたようだ。
この日はこれで止めることにする。

 ちなみに、この日、バッシーは「ピスタチオ」をオンサイト、
「エアダンス」をフラッシュ、という凄すぎる成果だった。


1月3日

 今日もいつものように岩場へ。
最初に「海賊フック 5.10b」でアップ。
ヒロコもTRで登る。

 続けて「チェシャネコ 5.10d」を登る。
ヒロコもまたTR。

 そして、今日も「ピスタチオ 5.12a」にトライ。
1回目は3本目のクリップ部分でフォール。
2回目はさらに下で落ちる。
もう、ヨレヨレになっている。
疲労が溜まってるようなので、まだ昼くらいだが、午後はレストにする。
I氏も同じく、レストにするらしい。

 I氏は早めに切り上げ、「高原の湯」へ。
私とヒロコも荷物をまとめて岩場をあとにし、八幡野港で風呂に入る。
夜、皆と合流。

 今夜は、事情があっていつもの駐車場に泊まれないので、
別の駐車場に行くことにした。
その前に食事をする。
駅近くの定食屋で、魚料理を食べる。
私は「キンメの煮付け」。
さすがに伊豆の魚だ。
メチャクチャ美味かった。
愛媛のU野さんは、「イカの丸焼き定食」を、いたく気に入られたようだ。

 食事が終わり外に出ると、土砂降りの雨。
たぶん10ミリくらいの降り方だろう。
とりあえず、駐車場に移動して、テントを張る。
しかし、 すでに中まで浸水。
イマイッチはこの状況でも、テントでくつろいでいる様子に、I氏は驚いていた。
バッシーも「あのテントで寝るくらいなら、トイレで立って寝ます」とまで言っている。
急遽、宿に電話をしまくり、なんとか「大重丸」で泊めてもらえることになった。
愛媛の3人(U野さんは帰ったので)は、「もうこのままここで寝る」と言う。
私たち6人だけ、民宿に移動する。
一度に乗れないので、ピストン輸送。
このツアーで初めて布団の中で寝る。
風呂は狭いが、雨で冷えた体に嬉しかった。


1月4日

 今日はツアー最終日。
大重丸を後にし、岩場へ。
大晦日に登れなかった「タイトボーイ 5.10d」をまず登る。
ムーヴは分かっているので、特に問題ない。
RP

 まだ12台を登ってないので、せめて一本は登って帰りたい。
今日も「ピスタチオ」にトライする。
1回目は3本目のクリップをし、次の手を出すところでフォール。
今日もダメなのか・・・

 I氏は上半身裸になって「チリコンカーン 5.12b」にトライ。
しかし、RPはならず。
「かかんでもいい恥をかいてしまった」と笑わせてくれた。

 愛媛のF川さん、「パン2」をRP。
続けてイマイッチも「パン2をRP。
横ちゃんも、裸で「アイロンヘッド 5.12a」をRP。
これはもう、登るしかない!
ということで、I氏にそそのかされ、裸になる。
一週間ほどこの岩場にいたが、裸で登っていたのは、
若い関東の激ウマのクライマーと、阪Iさん、I氏、私くらいだ。
30後半にもなって・・・

 しかし、やはり裸は身が軽く感じる。
この日2回目のトライでRP。
ムーヴは完全にノーミスだった。
通算、7回目。

しかし、12aで7回もかかるとは。。。
以前より、かなりレベルが落ちているのを感じる。
根本から考えなければ・・・

 最後に、もうひとつ残っていた「ホワイトシャーク 5.11c」をRP。

八幡野港で風呂に入り、伊東をあとにする。
沼津でラーメンを食べ、東名に乗る。
途中、渋滞も少しだけあったが、おおむねスムースに走る。
自宅には0時頃到着。
I氏たちは、荷物を移し替えて島根へ。
来年、また来ることになったら、12台を2、3本はRPして帰れるよう、力を付けたい。

 みなさん、お世話になりました。
とても楽しいツアーでした。




[BACK]  [HOME]