今日は不動岩へ。
勤めている会社の社内報の１コーナーで、社員の横顔を紹介するページがあるのだが、
それに載ることになり、私がクライミングをしているシーンを撮りに来た。
撮影するのは同僚（同い年）のＹさん。
今日は一緒にクライミングもしてもらうことにした。

　正面壁の一番易しい「パフ　5.8」でアップし、トップロープでＹさんに登ってもらう。
やはりテンションかけまくり。
初めてだから当然と言えば当然。

　東稜に移り、「ナンバブラザース　5.10a」の終了点に回り込み、
アンカーを完璧にセット。
Yさんをそこに吊るし、私が下から登る。
核心あたりでバシバシ撮ってもらい、終了点へ。

　いったん回収し、今度は「ウリウリ　5.11d」の終了点に上がる。
再びＹさんを終了点につなぎ、下から登る。
下部は問題なかったが、上部のトラバース後の核心でフォール。
前にレッドポイントしているのに、正確なムーヴはすっかり忘れていた。
ハングドッグして上まで抜ける。

　撮影はこれで終わり、Ｙさんのために「？　5.8」を登ってＴＲをセットする。
このルートを登ったのは何年ぶりだろうか。
岩登りを始めたころ以来かもしれない。
傾斜は緩いのだが、Ｙさんは力が入りすぎているので、余計な体力を使ってしまうようだ。
何度もテンションして上まで登る。

　まだ登る元気はあったが、これで終了する。
Ｙさんはクライミングを続けていくだろうか。
クライミングを単なる、「楽しみ」としてやるなら、それはそれでいいが、
上達し、それなりのレベルを目指すには、そうとうな努力が必要だろう。