3月3日  3月9〜10日  3月17日

*3月3日*


 今日は、彦根芹谷。
メンバーはロセン、ヒロコ、私の3人だ。
朝7時10分に家を出て、現地に到着したのは、9時10分。
茨木ICから八日市ICまで高速を使ったが、思ったより早かった。
ちなみに、この岩場の正確な所在地は「多賀町屏風」だ。
 車を止めて、アプローチを登る。
途中、ロセンが道を間違え、ブッシュを登る羽目になった。
岩場に着くと、今Iさんがいた。
今日は1人で来たらしい。
誰も来なかったら、どうしてたんだろう?

 最初に「ハングルーズ 5.10b」を登る。
かなり昔に登ったが、完全に忘れている。
ほぼOSに近いRP。

 次に隣の「湖彦 5.10d」を登る。
見た目は簡単そうだが、けっこうパワフルだった。
OS。

 レストして「コアラのマーチ 5.11c」にトライ。
前回ボロボロにされたルートだが、結果から言うと、今回もボロボロにされた(^ ^;;
三度トライしてRPできず・・・
コルネを掴む位置が微妙で、1cmずれただけで、ムーヴが続かなかったり、
クリップの体勢に持ち込めない。
また、次回の宿題になった。
「誘惑のカギ穴」を登る今Iさん
 次は今Iさんオススメ、「エスニック 5.11」にトライ。
取り付きからは右上していくルートだ。
核心では、つい目の前のヌンチャクを
掴んでしまいそうになったが、
誘惑に耐え、レストにならないレストから突破。
なんとかOS。
久しぶりに、粘ったクライミングだったので、その点では満足だ。

 最後は「ムササビ小僧 5.11c」にトライ。
「11の登竜門」らしいが、ホールドが磨かれてツルツル・・・
よほど人が登っているのか?
長いルートではないので、グレードの割りに厳しい。
しかし、下部であっさりテンションしてしまう。
HDで上まで登り、ヌンチャクを回収する。

 コアラのマーチは完全に苦手なルートになってしまった。
5.11cならOSかニ撃できるはずなのに、もう7・8回はトライしている。
次こそRPしたる。




*3月9〜10日*

3月9日(土曜日)

 今回は備中へ。
メンバーはU平さん、今Iさん、ヒロコと私の4人。

 昼頃着いたので、アプローチのない2ルンゼへ行く。
アップに「やさしいナイン 5.10a」を登る。

 次に「ダンゴのリズム 5.10d」で続けてアップ。
今日はあまりホールドが濡れていない。

 レストして「半分バナナ 5.11c」 を登ることにした。
一昨年の5月ころ登って以来だ。
下部の小核心は越えたが、
中間のレストポイントに入るところのムーヴがよくわからず、フォール。
HDでムーヴを思い出すように登る。
しかし、核心のムーヴはまったく覚えていなかった。

 2度目のトライ。
今度は中間まで難なく登り、核心も手順どおり越える。
あとは慎重に登って終了点へ。

 夜は用瀬小屋で鍋料理をする。
思ったほど混んでいなかった。


3月10日(日曜日)

 阪井さんのしつこい誘いを断れず、羽山に行く。

 アップに「半日仕事 5.11a」、を登る。
岩が冷たく、最後はやばかった。

 次に「スウィーパー 5.11b」を登る。
こちらは問題なし。

 「もう秋だ 5.12c」はベショベショで登れそうにない。
はつじょうき 5.12a」も順番待ちだったので、登る気にならなかった。
それらが理由ではないが、この日はなぜか、モチベーションが上がらなかった。
もっと積極的に登らんといかんなぁ。

 この後は「男の花道 5.13c」をトップロープでやってみる。
テンションかけまくりで、中間部までいくのが精一杯だった。

 最後に「半日仕事」をもう一度登り、終了。
次回は弱い自分に負けずに、積極的に楽しんで登ろう。




*3月17日*

 今日は大阪北部の某ボルダーエリアへ。
昔、岩雪で「関西のメッカとなるか?」というふれこみで、ルートのエリアとして発表されたが、
メッカというほど人は巡礼しなかった。
しかし最近、ボルダリングの対象として、注目されているようだ。

 車を止め、エリアに上がってみる。
まず、目に付く岩を観察しながら登っていく。

 最初に登ったのは、お堂のあるかぶった岩。
まず、ちゃんとお参りして、登らせてもらうよう、仏様にお願いする。
部分的にはほぼルーフ。
チョークがあちこちにある。
ラインは何本かあるようだ。
その中で、登りやすそうなものをやってみる。
ハイカーが多いので、途切れたすきにパッとトライする。
真下に木のベンチがあって、落ちると背中を強打しそうだ。
岩の上には抜けられないので、ハングを抜けて大ガバを取った時点で終了ホールドとする。
体感的には5級くらいか。
易しいが、かなり高さがある課題
 2、3分登山道を上がり、また手ごろな岩を発見。
ややかぶっていて、適度にホールドがある。
高さは3m弱くらい。
6手くらいの課題だがおもしろかった。
結局、10トライくらいで登れた。
易しめの2級かな。

 次はすぐ隣のかなり高い岩を登ってみる。
ラインは2本ほど登れそうだが、1本は登れなかった。
もう1本は、3トライで登れた。
下部から中間までが核心で、上部は易しい。
だが、高さがあるので、気が抜けない。
精神的なものも加味して4級。

 今度は少し下り、高さ2.5mほどの岩で
何本かラインを見つけ、トライ。
登れないラインもあった。
登れたものは、6級から4級くらい。

 下山しながら、道から外れた山腹にある岩でトライ。
高さが5mくらいあるので、上部まで行ったら下りることはできない。
2本ラインを見つけトライする。
ホールドは角が立っていて、砂岩とは思えない。
 最初の課題は中間まで登っては下り、を繰り返し、3度目くらいで登れた。
難し目の5級かな。

 もう1本は6、7回トライしたが、登れなかった。
1級くらいはあるかもしれない。

 全体的には、指に優しい岩質(硬砂岩)なので、指も靴もフリクションがいい。
道端のボルダーはランディングはいいが、傾斜地にあるものは、悪いものも多い。

 大阪の北限地なので、意外と時間はかかるが、なかなかおもしろいエリアだと思う。
前傾した課題も多いので、北山公園とはちょっと違った楽しみ方ができるだろう。




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