2月10〜11日  2月15日  2月24日



*2月10〜11日*


2月10日

2002年、最初の備中でのクライミング。
今回は私たち夫婦、いそべっち、ロセンの3人だ。

 宝塚を朝6時半に出て、川上町のデッケンに着いたのは10時20分。
デッケン下は人が多かったので、ジャングルに行く。
アップに、「DOCTOR 5.10b」、「VIPER 5.9」、
SHOCK 5.11b」と立て続けに登る。

  ヒロコも「VIPER」をRP。

  デッケン下に移動して、「ガバレス 5.11b」を登る。
手が冷たい・・・ 今日は冬型が強まってかなり寒い。
雪も時々舞っている。

  デッケンに上がってみる。
地元岡山の人たちや香川のエビスさんらがいた。
H原さんに、 「最近、更新しとらんのう。こないだは、2ルンゼばっかりじゃのう。」
と、チクリと刺される。
  K藤さんは「スサノオウ 5.13a」をやっている。
しばらく会わないうちに、レベルを上げてるなぁ。

  H原さんのヌンチャクを借りて、「酒つくりの命 5.12a」をトライする。
下のハング抜け口でガバが取れそうで取れないという時、
ビレイするヒロコに 「張ってェ〜〜〜」と弱気な言葉を口にしてしまったが、
なんとか届いたので、 「やっぱり、張らんでええヨ」 どっちやねん!!
しかし、上部でテンション。
やっぱり備中の5.12はなかなか登らせてくれんなぁ。
 余談だが、ロクスノの2001年春号では、「酒つかりの命」と紹介されていた。
酒に浸かる?
実際、この名前を使ってる人もいた。
間違ったルート名がメディアに載って、一人歩きしているのは残念だ。

  最後にデッケン下に移動して「コヨーテ 5.11a」を登る。
手順を間違えてハマりそうになるが、RP。

  デッケンスーパーで買い物して小屋に行く。
小屋は連休にもかかわらず、少なかった。
小屋で聞いた話によると、この日、城ヶ崎・シーサイドには200人くらいクライマーがいたそうだ。


2月11日

  朝起きると、外は雪国の風景だった。
成羽川の対岸も、岡山エリアも真っ白だ。
特に岡山エリアは、灰色の石灰岩と雪の白さが幻想的な美しさだ。
カメラを持ってこなかったのが悔やまれる。

  朝食を食べてるときも、まだ雪がチラチラ降っていた。
あまりに寒いので、なかなか外に出る気にならず、小屋でうだうだ過ごす。
10時半ころ、やっと重い腰を上げ、2ルンゼに行く。 ←また2ルンゼかい!?

  まず、下の2本を登る。
やさしいフェイス 5.8」、「かぶったエイト 5.9」。
やっぱり、どちらも5.10aくらいと感じる。
上部に上がってみると、2人クライマーがいた。
岩場は直接、風が当たらないが、川のほうは時々、吹雪のようになっている。

  あまりに寒いので、昼食は小屋に戻って食べることにした。
小屋にいると、杉田さんが前を通ったので、宿泊代を預ける。

  岩場に戻り、久しぶりに「ぬれた豆 5.12a」をやってみる。
前に登ったのは2000年の5月なので、ムーヴの細かいところはすっかり忘れている。
下部は戸惑いながらも、核心のコルネ手前までくる。
左手をコルネの上部へ持ち替えながら、左足を上げようとするが、、、 上がらん・・・・
耐え切れずフォールする。
2、3度試して越えるが上部も気が抜けない。
終了点のクリップもバランスが悪い。
アンカーの位置を無理に上げすぎではないだろうか。
いいホールドでクリップできる位置のほうが、登って気持ちがスッキリするのだが。

  露泉は右端の「ダンゴのリズム 5.10c」で苦労している。
いそべっちは「半分バナナ 5.11c」ではまっている。
気温が低いので、辛そうだ。

  私はレストして、もう一度トライ。 今度は一度で核心を越える。
ぎりぎりのところだったけど・・・ あとは上部を慎重に登りRPする。

  これで終了し、小屋で顔を洗って帰阪する。
ロセンは初めての備中で、厳しい条件のクライミングになったのは可哀相だった。
これに懲りずに、この地でのクライミングを楽しんで欲しいものだ。




*2月15日*


  今日は所用があって、平日に休みをとった。
その用事を午前中に済ませ、北山公園へ。
今日はヒロコの実家のワンコ、「くりん」も一緒だ。
たまに外に連れ出してあげるのだが、平日でもないと、なかなか岩場には連れて行けない。

  まず、「初級スラブ 6級」を登る。

  次に「エレファント・ノーズ 3級」。
1回目は失敗。2回目で登る。

  次は「サーティー 1級」。
ホールドが破壊されたあと、見るのは初めてだった。
確かに左手のホールドが悪くなったようだが、登れなくはなさそうだ。
実際、6・7回目のトライで登れた。
ムーヴも変わっていない。
「シャーク・トラバース」を登る筆者と応援する、くりん。
  将棋岩に移動する。
ここもホールド破壊があったが、どうだろう。
しょうぎノーマル 1級」は登れなかった。
フットホールドが悪い。
しかし、私にはどのホールドがどう変わったのか、
よくわからなかった。

  上に移動して、「アドレナリン・カンテ 2級」をやってみる。
何度かトライしたが、前回より最高到達点が下がってしまった。
ホールドもよく観察したし、ムーヴをいろいろ試したけど、
ぜんぜんダメ。
今日はあきらめて、まだ登っていない、
シャーク・トラバース ?級」をやる。
出だしのスローパーで1回フォール。
2回目で完登。
スローパー以外はガバガバで、楽しいトラバースだった。
グレードは体感的には、4級くらいか?

  これで終了し、くりんとジャレあいながら、下りていく。
今日は空気が澄みきっていて、遠く、関空や生駒の山が見渡せた。



 

*2月24日*


  今日は久しぶりに、裏六甲の不動岩へ。
10時半ころ駐車場に着き、岩場に上がってみると、K崎さん、横Tさん、U平さんらがいた。
神戸のTさんらも・・・
 今日は岩場は賑やかだ。
いつきても不動はこんなローカルクライマー(私を含めて)の社交場という雰囲気だ。
最近は室内壁の方が人とよく会うが。。。

  アップに「リトル・ボーイ 5.10c」を登る。
久しぶりなので、思ったよりパンプした。

  レストして「ペガサス 5.11a」。 マスターで。
核心のガバホールドが浮いていて、パコパコ音がする。
かなりヤバイ。

  次に「タイコハング 5.11c/d」をマスターで登る。
これは問題なし。

  次に「小熊物語 5.11c」を登る。
ホールドが欠落して、いろんな登り方があるようだが、私は昔と同じようなムーヴで登る。
左手のピンチはきついが、手数が増えるとパンプしやすいようにも思う。

  最後は「ワンマンショー 5.11d」。
案の定、上部核心でテンションしてしまった。
あいかわらず、苦手意識が消えない。
登る前からメンタル面で負けてるのだろう。
こういった点は克服しなければ・・・

  ほとんど最後になった岩場から降りる。
島根の阪Iさんは、備中のルートをほとんど登りつくしたが、 登り慣れたエリアに行ったとき、
端から端まで登りまくって、 持久力のトレーニングをやったりするそうだ。
次回、不動に行ったら、正面壁往復に挑戦してみようか(^^;



[BACK]  [HOME]