8月5日  8月19日  8月22〜27日

*8月5日*

涼しいエリア♪

 小川山に行く前に、少しでもクラックを・・・
という訳で、今日は六甲山の堡塁岩に来た。
午前11時ころ駐車場に到着。家から45分くらいだった。

猛暑が続いているが、ここはさすがに涼しい。
木陰で昼寝をしたら最高だろう。

 堡塁に来るのは何年ぶりだろうか。
キャメロットなどのプロテクションを持って取り付きに降りる。

 「サラマン」はトップロープを張ってるグループがいたので、
アップにコズミックライン 5.10a 」を登る。
スカイフレークから被った部分を登る。
西稜あたりから見るとすごく見栄えのいいラインだ。
ヒロコもTRでフォロー。ギアを回収してもらう。

 次は「ジグザグクラック 5.9+ 」。
フィンガーサイズのクラックだ。
ルートの中間にステンのボルトが1本ある。
古い本だが「関西の岩場」ではこのボルトについての記述はない。
後から打ちたされたものと思われる。
このボルトの横のクラックにキャメロットの0.4やロックスがばっちり決まるのに、
なぜクラックの横にボルトを打つのだろうか。
今回、ナチュプロのみで登った。このボルトは抜くべきだと思う。

 この後「サラマン 5.9+ 」を登る。
前傾したワイドクラックだが、ジャミングはほとんど使わず、
レイバックやクラック内のホールドを掴んで登る。
ただ1箇所、よく効くハンドジャムの部分があった。
 TRをセットしヒロコが登る。
私ももう一度TRで、今度はクラックのみを使い、できるだけジャミングで登ってみる。
さすがにさっきのようには楽ではなかったが、ノーテンで登れた。

初トライは10数年越し・・・

 休憩し「蜂の巣コーナー 5.10a 」をやってみる。
岩を始めた頃から来ている岩場なのに、まだ登ったことのないルートだ。
今まで、「クラックのテン」ということで、下から見上げるばからいだった。
 易しいフェースからコーナーに入る。
プロテクションは錆びてグラグラのハーケンとボルトしかない。
コーナーからはカムが使える。
 核心は傾斜の強い上部のコーナークラックだ。
キャメロットを固め取りして登る。
ジャムが効きづらく、左のカンテやフェースのホールドを使いながらずり上がる。
ぎりぎりに近かったがなんとか一撃できた。
最後は2メートルほどランナウト。おーこわ・・・

 最後にTRでもう一度「蜂の巣・・・」を登ってみる。
しかし、クラックのみでは登れず、さっきと同じムーヴになってしまった。
別に限定されてるルートではないので、自然な登り方だと思うが、
やはりクラックだけで登るのは自分には無理だった。

 この日はこれで終了。
少しはジャミング技術は進歩しただろうか。
その答えは小川山で出るだろう・・・

<今日のまとめ>
・コズミックライン   / 5.10a ・・・RP
・ジグザグクラック   / 5.9+ ・・・RP
・サラマン   / 5.9+ ・・・RP
・   〃      TR   /  〃 ・・・ノーテン
・蜂の巣コーナー   / 5.10a ・・・OS
・   〃      TR   /  〃 ・・・ノーテン

 



*8月19日*

八面山ボルダー

 今回は実家へ帰省したついでに(これが目的とヒロコは言うが・・・)八面山に来た。

8時にOkaさんと待ち合わせし、ボルダーへ向かう。
今回はふれでりっくさんも一緒だ。

 まず、「大洋」を見に行く。初段の課題だ。
結果・・・「見ただけ敗退」。

 次に苦労して「名門」の岩を探す。
20分ほどかかってしまったが、道を少し戻ればすぐだった。

 「マントルでいこう 五級」は一撃。
ふれでりっくさん、Okaさんも軽く登る。
ヒロコはマントルのムーヴまでいかない。
体力落ちとるなー。
「ON フェース」を登る筆者
 次に「ONフェース 三級」 。
トラヴァースしてフェースを直上する課題。
トラヴァースのムーヴはバランシーだ。
3回目で登れた。
最後のマントルは怖くて大量の
アドレナリンを分泌してしまった。


 「名門カンテ 二級」 。
中間の甘いピンチがどうしても止まらん。
結局登れなかった。

 ここで上部のエリアに移動。
無線のボルダーへ向かう。



無線のボルダー


 エリアに着くと、福岡から来たという
5、6人のグループがいた。
まず、「入り口クラック 七級」をやる。
テーピングをして登るが、
フットジャムが痛かった。。。

 そして「ノーズ 二級」 。
「メトリウスムーヴ」、「ブルースリームーヴ」と、
いろんな登り方があるようだが、私に合ったのはマントルムーヴ。
20回くらい打ち込んで、時間切れギリギリで登れた。
最後は思わず吠えてしまった。

 急いで実家に戻り、シャワーを浴び、ボルダーマットを背負って新幹線で帰阪。

 わざわざ暑い日に付き合ってくれたOkaさん、ふれでりっくさん、ありがとうございました。 

<今日のまとめ>
・マントルでいこう   / 五級 ・・・一撃
・ONフェース   / 三級 ・・・三撃
・名門カンテ   / 二級 ・・・5、6回トライで×
・入り口クラック   / 七級 ・・・一撃
・ノーズ   / 二級 ・・・打ち込みの末ゲット

 



*8月22〜27日*

8月22日(水曜日)

荷物満載!車は走る・・・

 今回は1年ぶりの小川山ツアーだ。
メンバーは島根のI氏、岡山のD君、Y君、ヒロコ、そして私の5人。
19時頃、I氏がD君、Y君を連れて自宅に到着。
荷物を私の車に積み替える。
余計な荷物をかなり減らしたが、さすがに5人分の登攀具とキャンプ用品を積むと、
ステーションワゴンのラゲッジは100%埋まってしまった・・・
天井に届くまで荷物が押し込まれ、もちろん運転席のミラーなど役に立たない、
商業バン状態だ。

 そんな状態で21時頃出発。
名神を順調に走り、恵那山SAに到着。
SAの隅にテントを張って寝る。


8月23日(木曜日)

廻り目平へ・・・

 6時15分起床。
7時にSAを出発。
平日の中央道を順調に走り川上村に到着。
ナナーズで2日分ほどの食料を買い(しかし、次に買出しに行ったのは日曜日だった)、
廻り目平へ向かう。

 さすがに平日なのでどこにでもテントが張れそうだ。
去年とほぼ同じ場所にテントとタープを張る。

ボルダー三昧・・・

 少し休憩し、時間も昼に近かったのでボルダーをすることにした。
先日の台風でかなりの雨が降ったようだ。
乾きやすい 「ビクター」へ向かう。

 まず、アップに易しい課題から登っていく。
カンテ 九級」、「カンテの左 八級」を登る。
コンパウンド 四級」、ワンムーヴのスラブだが登れなかった。

 しばらくして、一人のボルダラーがやってきて、一緒にセッションすることになった。
この方は関東(東京?)のTさんといい、
初対面だったが、ある人物を介して私の名前を知っていた。
ある人物とは東京の某ジムの店長だ。
彼が大阪にいる時には世話になったのだ。
今回なぜか(このHPを見て?)私が小川山に来てるのを知っていて、
私と会ったらよろしくと託ってきたらしい。

 さて、次は有名な課題「コンケーブ 三級」。
みんながトライしてるのを見ていたのである程度ムーヴがわかり、
フラッシングではあったが、なんと一撃できた。
三級の一撃は初めてかな?
ビクター 一級」はリーチ差が出るのか、まったく届かん・・・
きっと瞬発力が足りないのだろう。

この後、「三日月ハング 一級」にトライ。
なかなか登らせてくれなかったが、5回目でクリアー。
しかし、右手中指の皮を持っていかれてしまった・・・
小さいが深い傷ができた。その後ずっとテーピングをして登るはめになった。

 ここで林の中のボルダーに移動。
今回、ボルダーで一番登りたかった課題、
エイハブ船長 一級」があるボルダーだ。

 最初に「カンテ 四級」にトライ。
これは一撃したが、マントルで這い上がる部分が湿っていてイヤラシイ。

 そして「エイハブ」。それまでに他人の登りを見ていたので初見ではないが、
とりあえずトライ。
結果は、10数回トライして、抜け口のスローパーまで行ったのが2回。
最後のスローパーを掴みかけたのが1回。
これが最高到達点だった。
しかし、Tさんのムーヴを参考にして、自分のムーヴはほぼ固まった。
この日は夕方でヌメリが出てきたので、後日トライすることにする。

 他に「スパイヤー」と「ドンキー」で易しめの課題を登って終了。
初日は軽くいこうと思っていたのに、思わず熱くなって登ってしまった・・・

<今日のまとめ>
・カンテ   / 九級 ・・・一撃
・カンテの左   / 八級 ・・・一撃
・コンケーブ   / 三級 ・・・一撃(FL)
・ビクター   / 一級 ・・・×
・コンパウンド   / 四級 ・・・×
・三日月ハング   / 一級 ・・・五撃
以上、「ビクター」
・カンテ   / 四級 ・・・一撃
・エイハブ船長   / 一級 ・・・×
以上、「クジラ岩」
・スラブ   / 十級 ・・・一撃
・スラブ   / 六級 ・・・一撃(FL)
・スラブ   / 五級 ・・・一撃(FL)
以上、「スパイヤー」
・ドンキー   / 六級 ・・・一撃(FL)
以上、「ドンキー」

本日のケガ・・・右手中指の腹に穴。
         右足カカトを着地のときに傷める(マットでなく地面をキック!)。



8月24日(金曜日)

美しきクラック・・・

 今日も晴れ。
I氏が「蜘蛛の糸 5.11b 」を登りに行くと言うので、一緒に屋根岩に向かう。
私はまだこのクラックを登れるレベルではないので、 トップロープでトライするつもりだ。
将来、オンサイトトライはできないが、それも自分の実力を思えば当然だろう。

 D君とY君はソラマメスラブへ行った。
I氏、ヒロコ、私の3人で屋根岩2峰の取り付きへ向かう。
セレクションを登る先行者が2パーティーいて、テーピングをしながら時間をつぶす。

 ルートが空いたのでセレクションの1P目のクラックを私がリードする。
ロープを抜いてプロテクションは残置されたまま、I氏がリードする。
続いてヒロコがフォロー。
2P目は「ダーククリスタル 5.9 」をヒロコがリードで取り付く。
しかし、核心を越えられずに敗退。
あいかわらずスラブは苦手のようだ。
変わってI氏がリードして、「蜘蛛の糸」の取り付きへ。
さっきと同じ要領でロープを抜き、 私がリードし、ヒロコがフォロー。
セカンドならテンションをかけないヒロコなのであった(^^ゞ

 登る準備をしていると、遠くからヘリの音が聞こえてきた。
マラ岩方面に進んでいたが、クルっと向きを変え、まっすぐこっちへ飛んできた。
私たちがいる2峰南面のすぐ隣、「おむすびやまスラブ」でホバリングしている。
どうやら救助しているようだ。
ヘリは30秒ほどで去っていった。
そして、その約7・8分後、また同じ場所にヘリが来た。
どうやら2人救助したようだ。
ヘリによる救助という場面に遭遇して、
もし自分たちもと思ったら、少し動揺してしまった。
I氏は大丈夫なのだろうか・・・

 準備も出来、I氏がリードする。
ヒロコにビレイしてもらい、私は撮影係り。
ボルト部分を越え、クラックに移り、レストできるレッジへ。
ここからが核心部。
いけそうな雰囲気だったが、上部でフォール。
何度かのテンションで上に抜けた。

 そのままトップロープのセットをしてもらい、私が登る。
大きなステミングからクラックに移る部分の切り返しが、かなり難しい。
後で思ったが、この部分がムーヴ的には上部より難しいのではないだろうか。
そこから上は傾斜が強いが、ジャムのよく効く部分があるので、まずまず登りやすい。
核心手前のレッジでレスト。
上部は何度かテンションを交え、ムーヴを解決。
登ること自体は不可能ではないようだ。

アクシデント・・・

 降りてきてI氏と交代。
ビレイ点でセルフビレイを取り、I氏はリードの準備をする。
ビレイは同じくヒロコ。
壁に向かって右からヒロコ、I氏、私の順にゴソゴソやっていた。
やがてI氏が登る準備を終え、ヒロコを山側から越えてルートに取り付こうとしたその時、
I氏はバランスを崩し、何かに引っ張られるように、壁からフワッと剥がされた。
ヒロコが叫ぶ。
   「1本目取ってない!!!」
I氏はマルチピッチの鉄則である、
1本目のプロテクションをビレイ点から取ってなかったのだ。
こちらを向いたまま後ろ向きに落ちていくI氏。
3mほどロープが出たところで、私はI氏へとつながるロープに飛び付く。
一瞬、ロープバーンが頭をよぎったが、人命を前にそんなことは掻き消えた。
私は右手で思い切り握りしめた。
「蜘蛛の糸」中間部のI氏
 ほんの一瞬の出来事だったが、当事者にとっては
長い時間に感じるものだ。
私も引きずられたが、ヒロコがビレイをする右手を
離さないでくれたのが何よりだった。
I氏の落下は、こちらを向いたまま止まった。
3人でしばらく、反省したり、原因を考えたり、
素直に無事を喜びあったりした。

 I氏はしばらくして再トライを始めた。
私だったらこんな、あわや事故というアクシデントがあったら、
平気でクライミングを続けることはできないかも・・・

 結果、この日I氏は3度トライしたが、完登はならなかった。
しかし、ワンテンまでいって、ムーヴもほぼ解決したようなので
次回はRPすることだろう。
私は2回、TRで試登。
自分なりにムーヴは解決した。
いつかここに戻ってきて、今度はリードでトライするぞ!

 懸垂で取り付きに戻り、ソラマメスラブに行く。
「裏ジェットストリーム」をやろうと思ったが、混んでいたのでそのまま下る。
「石の魂」は見ただけで登らず、「分岐岩」でボルダーを少しする。
マントル 十級」をアプローチシューズ+ノーハンドで遊んだりする。
「MNP 一級」はマットを持ってなかったので、トライせず。

 「クジラ岩」に行き、「潮吹き穴 四級」を3回目のトライで登る。
隣の「マントル 四級」は陥とせなかった。

<今日のまとめ>
・セレクション 1P目   / 5.8 ・・・再登
・ダーククリスタル   / 5.9 ・・・FL
・蜘蛛の糸   / 5.11b ・・・TRで試登
以上、「屋根岩2峰」
・マントル   / 十級 ・・・一撃
以上、「分岐岩」
・潮吹き穴   / 四級 ・・・三撃
・マントル   / 四級 ・・・×
以上、「クジラ岩」

本日のケガ・・・I氏を救おうとロープに飛びついた時、裸足だったため、
         右足の裏を結晶で引っかき、10円玉ほどの大きさで皮がベロンと取れた。
         その後、小川山に滞在中は風呂で右足を湯に入れることが出来なかった。

8月25日(土曜日)

ジャク豆・・・


 今日はマラ岩、妹岩へ行く。
ジャックと豆の木 5.10b」が目標だ。

 朝、東京の友人、K名さんとお連れのN島さんが到着。
一緒にマラ岩へ歩く。

 マラ岩に到着後、まず「レギュラー 5.10b」でアップする。
初めて登ったが、 けっこう腕にきた。

 そして、「ジャク豆」。
結果からいうとオンサイトはおろか、抜けることすらできなかった。
核心部でテンションを繰り返し、I氏と交代。
I氏は前回も登っていたが、今日も楽勝でクリアー。
ちょっと自分の未熟さが情けない。
結局、私がフォローし「パピヨン 5.10a」の2ピッチ目を同じように、
I氏のリード、私のフォローで登る。

 この後、K名さんらが行っている「リバーサイド」に移動。
みんながトライしている「DOKUFU 5.11a」と「BUNBUN 5.11b」を続けて登る。
どちらもワングレード辛いと思ったが一撃できた。
「ジャク豆」もそうだったが、数日前に大雨をともなって通過した台風の影響で、
どのルートも湿っぽく感じた。

 フェースとクラックの実力の開きを反省し、差をなくさないと、
自分の思う理想的なクライミングはできないと痛感した。

<今日のまとめ>
・レギュラー   / 5.10b ・・・OS
・ジャックと豆の木   / 5.10b ・・・×
・  〃   /  〃 ・・・フォロー
・パピヨン 2P目   / 5.10a ・・・フォロー
・DOKUFU   / 5.11a ・・・FL
・BUNBUN   / 5.11b ・・・FL


8月26日(日曜日)

リバーサイド・・・

 今日も晴れ!
いつものように朝食を食べ、リバーサイドへ向かう。
まず「アウトオブバランス 5.9」を登る。
トポの解説ほどレイバックは使わなかった。

 ヒロコは「ブラックシープ 5.9」をOS。
粘りのある登りだった。

 次に私が「ジョコンダ 5.10d」を登る。
核心のスラブ(フェース?)のムーヴはシビレタ!

 ここで一旦テントサイトに戻り休憩&昼食。
レスト後、「きたない大岩」の「側壁 一級」を皆でトライする。
I氏は登ったが、私は登れなかった。

 そして「クジラ岩」に移動。
体は充分に温まっていたので、「エイハブ船長」をやることにした。
時間をかけて3日前にトライしたムーヴを思い出し、オブザベをする。
そしてトライ。
今日は先日より空気が乾燥していて、フリクションもいい。
右手でリップのスローパーを止め、左手を上のスローパーに伸ばす。
今日は止まった。
あとは慎重にムーヴをつなげ、岩の上に立った。
通算、15回目くらいのトライだった。

 このあと「スパイヤー」で「ライトスパイヤー 三級」、「レフトスパイヤー 一級」を
トライしたが、どちらもゲットできなかった。

東京のK名さん、N島さんはこの日で終了し、帰京した。

 最後の夜は東京のTさんも加わり、お好み焼きを食べた。

<今日のまとめ>
・アウトオブバランス   / 5.9 ・・・OS
・ジョコンダ   / 5.10d ・・・OS
以上、「リバーサイド」
・側壁   / 一級 ・・・×
「きたない大岩」
・エイハブ船長   / 一級 ・・・15撃?
「クジラ岩」
・ライトスパイヤー   / 三級 ・・・×
・レフトスパイヤー   / 一級 ・・・×
以上、「スパイヤー」


8月27日(月曜日)

最終日・・・

 今日は小川山ツアー最終日となった。
テント、タープをたたみ、荷物を車に詰め込む。

 天気は下り坂のようなので、近くのエリアに行くことにし、スラブ状岩壁へ向かう。
目的は「水曜日のシンデレラ  5.11a」なのだが、思った以上に
アプローチに時間がかかった。

 まず、I氏が同ルートをオンサイト。
続いて私がトライ。
出だしからランナウトするし、トラバースの1歩はなかなか出ないしで
苦労したが、ギリギリのフラッシュだった。
「ビクター」窮屈なトラバースのD君
 この後、「高い窓 5.10b」をオンサイト。
快適なスラブだが上部で少しパワーのいる印象だった。

 ここで雨が降りだし、慌ててギアをまとめ、下山する。
林道まで降りると雨もやんだので、
最後に「ビクター」でボルダリングをする。

ここでの結果は「マントル 五級」をフラッシュ。
ランジ 三級」は×。
サブウェイ 三級」を7撃。という内容だった。

 15時頃廻り目平を後にする。
渋滞も特になく、自宅に着いたのは22時頃だった。
I氏とY君、D君らはそのまま岡山方面に帰って行った。

 今回はルートよりボルダーで盛り上がった
ツアーとなった。
次はルート、特にクラックで成果を上げたいと思う。
また、このツアーでは東京のボルダラー、Tさんに
とてもお世話になった。
マットを借りたり、いい課題を教えてもらったり、セッションを盛り上げてくれたりと。
エイハブ船長を登れたのも、彼の存在が大きかったと思う。
この場を借りて深くお礼申し上げます。

<今日のまとめ>
・水曜日のシンデレラ   / 5.11a ・・・FL
・高い窓   / 5.10b ・・・OS
以上、「スラブ状岩壁」
・マントル   / 五級 ・・・一撃(FL)
・ランジ   / 三級 ・・・×
・サブウェイ   / 三級 ・・・七撃
以上、「ビクター」


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