10月5〜9日

*10月5〜9日*

10月5日(金曜日)

小川山ふたたび・・・

 今回は今年2回目の小川山。
現地で東京のKさんらと合流する予定でヒロコと2人で出発。
21時ころ自宅を出発。
名神、中央道を走り、駒ヶ岳SAへ1時頃到着。
いつもは恵那峡SAで泊まるのだが、足を伸ばしてみた。
しかし、ここは寝るにはあまりにうるさいSAだった。
SAの裏手が林のある公園になっているのだが、道路が下にあるので、
上のほうは車の騒音がよく響くのだ。
逆に下り線のSAは、林が道の下方にあるので静かそうだ。
眠かったので根性で就寝。

10月6日(土曜日)

高原のコーヒーは旨い!・・・

 朝、6時15分に起床。
テントをたたみ、7時に出発。

 川上村には9時過ぎに到着。
待ち合わせまで時間があったので、車を道端に止め、
高原の畑を眺めながらコーヒーをいれて飲む。
10時過ぎにナナーズに関東の3人が到着。
食料を買い込み、廻り目平へ。

 テントを張り、屋根岩方面へ行く。
Kさん達は「チキチキ・バンバン 5.11b」が目的とのこと。
2峰南面の下部に到着し、準備をする。
まずアップに「セレクション」の1P目を登る。

ルート違い・・・

 次にスラブの「これがジャックの結婚記念ルートではあんまりでせうか? 5.10c
に取り付くが、出だしがあまりに難しい!
何度トライしても2本目のボルトにたどり着けない。
これはおかしい、とまわりを見たら、「これがジャック・・・」はもっと左にあった。
このルートは「星と光 5.12a」だった。
トゥエルヴのスラブ・・・そりゃ登れない訳だ・・・
とっととヌンチャクを回収。
改めて取り付き、オンサイトする。
ヒロコもTRで登る。
だんだんスラブも慣れてきたように思う。

 少しレストし、「チキチキ・バンバン」をトライする。
しかし、順番待ちがあまりに長かった・・・
前のクライマーがあまりに長い間ハングドッグしていたのだ。
本人は時間の感覚を失いがちなので、パートナーが教えるべきだろう。
 核心部ではちょっと強引なムーヴで足ブラになってしまったが、フラッシュ。
11bにしては難しく感じた。

 この日はこれで終了。
さすがに10月ともなると、日暮れが早い。
この日は豚肉の鍋をたらふく食った。

<今日のまとめ>
・セレクション 1P目   / 5.8 ・・・RP
・星と光   / 5.12a ・・・×
・これがジャックの結婚記念ルートではあんまりでせうか?   / 5.10c ・・・OS
・チキチキ・バンバン   / 5.11b ・・・FL


10月7日(日曜日)

なつかしのレイバック・・・

 7時過ぎに起床。
今日もいい天気だ。
朝食を摂り、親指岩へ向かう。

 一番乗り、と思ったら1パーティーがいた。
ボチボチ準備をし、Nさん、Kさんの後に「小川山レイバック 5.9+」に取り付く。
かなり昔に一度登っているのだが、そのときの方が上手く上れた気がする。
思ったより苦労して、テラスに這い上がる。
その後の、ノープロのスラブは怖かった・・・
ヒロコはフォロー。
ギャーギャー騒ぎながらも、ノーテンで抜けてくる。
そのまま2P目を私がリードし、親指岩の頂上に上がる。
頂上からの眺めは、素晴らしい紅葉の廻り目平の風景だった。

 そのまま懸垂で「クレイジージャム」側に降りる。
鋭い人はお気づきだろう。
クレイジージャム 5.10d」をトップロープでやろうという考えなのだ。
自分の実力からすると、リードはまだ早いように思う。

つぎこそは・・・

 結果は、最初の試登が下部でワンテン。
2回目の試登は、ロープを他のパーティーのとかけ替えするので、
リードロープを下げていき、実際のリードではプロテクションや
フットジャムで邪魔になりそうな、ロープを避けるムーヴを考えながら登る。
テンションは1回だけ。ワイド部分の終わりでのスリップだった。
このトライでプロテクションのサイズを確認できた。
中間部では、キャメロットの2番と3番は3個ずつ欲しいところだ。
来年こそリードするぞ。

 今日は少し早めに下山。
晩飯は豚肉のすき焼き。
けっこう旨かった。
牛肉は狂牛病騒ぎで避けたのだが・・・
今までさんざん食ってるからどうなんやろ?

<今日のまとめ>
・小川山レイバック(2P)   / 5.9+ ・・・RP
・クレイジージャム   / 5.10d ・・・TRでトライ

10月8日(月曜日)

未熟者・・・

 今日は、マラ岩方面へ向かう。
目標は8月に登れなかった、「ジャックと豆の木 5.10b」。

 到着後、パートナーのいない、神戸の知り合いが「ジャク豆」を登るので、
ビレイをする。
彼はあっさりレッドポイントした。

 先にアップで「龍の子太郎 5.9」の1P目を登る。
中間のやや広がったところがいやらしかった。
レイバックぎみに越え、フラッシュする。

 ヒロコがフォローするが、かなり苦労しながら上がってきた。

このあと、ちょっと感情的なトラブルが起き、「ジャク豆」を登るモチベーションが
なくなってしまった。
しばらく休憩したがモチは上がらず、降りることにした。
無念・・・

<今日のまとめ>
・龍の子太郎(1P目のみ)   / 5.9 ・・・FL

10月9日(火曜日)

帰路・・・

 この日、雨が降ってなかったら、もう一度妹岩に行こうと思ってたが、
朝から小雨が降っていたので、それは諦める。

 降りが弱くなったのを見はからって、テントを撤収。
その後、紅葉の廻り目平を散歩し、写真を撮る。

 11時ころ車で出発。
順調に走り、自宅に着いたのは18時だった。

 結局、「ジャク豆」は来年に持ち越しとなった。
もう少し、精神的に成長しなければ・・・



*10月21日*


10月21日(日曜日)

MCの岩場・・・

 今日は名張のMCの岩場へ来た。
ここへ来るのは6年ぶりくらいだろうか・・・

 駐車スペースに着くと、数台の車がすでにあった。
一人のクライマーがこちらに声をかけてきた。
このYさんと話をしてみると、ネットのクラック・クライミング愛好会、
「われめの会」のメンバーだった。
今日一日、一緒に登ることになり、岩場に向かう。

 まず「シンドローム 5.8」を登る。
よく効くハンドサイズだ。

  Yさんが 「平和クラック 5.9」を登る。軽〜〜〜くOS。
次に私がトライ。
出だしは易しいハンドだが、中間部はグッと細くなり、シンハンドとなる。
この部分でテンションしてし まった。
右のカンテを使ってムーヴを解決し、核心は突破。
上部もやや広めのハンドが出てきて終了。
次回、RPを狙おう。
それにしても、5.9でハングドッグとは・・・トホホ。

 ヒロコはTRで「シンドローム」を登る。
ノーテンだった。
ムーヴもだんだん「さま」になってきた。

  次は1階の「ナーバス・レイバック 5.9」を登る。
抜け口だけイヤラシイ。

  最後は右端の「バースデイ 5.9」。
あたりもすっかり暗くなってしまい、ジャムが効く場所がよーわからん。
手探りで適当に手を突っ込んで登る。
中間では奥のほうに土が溜 まっていて、土の中に手を思いっきり突っ込んでしまった。
なんとか終了点にたどりつき、ロワ−ダウン。
これで終了し、真っ暗になった青蓮寺川のほとりを車まで戻る。

 名張のクラックは平行のように見えて、奥に向かってフレアーしているというものが
多いので、プロテクションのセットにも気を使う。
奥が深い・・・

<今日のまとめ>
・シンドローム   / 5.8 ・・・RP
・平和クラック   / 5.9 ・・・HD
・ナーバス・レイバック   / 5.9 ・・・OS
・バースデイ   / 5.9 ・・・RP


 

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