5月2日(水曜日)
仕事を終え、雨の中を鳳来湖に向け出発する。時刻はもう、22時に近かった。
途中、名神の渋滞もあって、滋賀県に入ったのは0時を過ぎていた。
突然、睡魔に襲われ草津PAで仮眠。
5月3日(木曜日)
アプローチは遠かった
目が覚めると1時半だった。
起きてしばらく走るが、やはり疲れと眠気には勝てず、養老SAでシートを倒して寝る。
目が覚めると、もう7時半。慌てて出発する。
しかし、名古屋の手前から大渋滞に突入。
ゆっくりでも動きつづけるならいいのだが、動いたり止まったりの繰り返しで、
かなり時間のかかりそうな渋滞だ。
思い切って、名古屋ICで降り、下道で鳳来湖を目指す。
有料道から国道を走り、設楽町まで来た。
カーナビの誘導によると、鳳来湖キャンプ場へ山道を通って直接行ける
ハズだったのだが、これが大嘘。
その道の交差するあたりまで来たが、その道らしきものはヤブが被さり、
人が通るのもままならないほど荒れていた。
もちろん、車が通れるはずもない。
仕方なくそのまま大回りで、鳳来湖の北側を通り、やっと鳳来町に入った。
鳳来湖に近づくにつれ、山腹に岩肌が見える。
それまでの苦労のドライブも忘れ、いっそうアクセルを踏み込む。
乳岩峡の駐車場には寄らず、小滝橋の駐車場に向かう。
すると、すでに車が2台止まっている。
これはもう、乳岩峡の駐車場が一杯なんだと思い、
ここに駐車し乳岩峡に歩いて向かう。
・・・しかし、遠い。
2キロはありそうだ。ザックを背負って歩くと20分近くかかった。
そして、乳岩峡に着いて唖然。。。
駐車スペースはガラガラだった。
クライマーの車は3台くらいしか止まっていない。
朝まで雨が降っていたせいだろう、観光客も少ない。
時刻はもう13時半。
まねき猫へ
気を取り直して、岩場へ向かう。
とりあえず、近い「ひょうたん岩」へ向かう。
しかし、ここは11台の後半からしかないので、さらに上の「まねき猫」を目指す。
まぁ、まねき猫でも11bからなのだが・・・
トポに書いてあるアプローチにかかる時間は25分だったが、
なんの、たっぷり40分はかかった。
これなら「がんこ」に行けばよかった・・・
あまり時間がないので、最初のルートに取り付く。
前述したようにアップのルートはないので、
いきなり「れまんさる 5.11b 」に取り付く。
トポを見るとボルトは5本だが、下から見ると少なくとも8本は確認できる。
それにかなりルートも長い。20M以上ありそうだ。5本のわけがない。。。
ヌンチャクを11本持って登り始める。
出だしはけっこう大きいホールド。
そして、中間は細かいホールドとポケット。
ボルト間隔もけっして近くはなく、緊張する。
さらに緊張感を増してくれるのが、久しぶりに触れる凝灰岩。
石灰岩のエリアで登ることが多かったので、戸惑ってしまう。
そして、最後のハング下へ。
ハングは1M以上張り出していて、高度感もたっぷりだ。
ホールドを良く見極め、核心部に入る。
リップ部分のガバを掴んだところで、一瞬足ブラになる。
気分は「M:i−2」のイーサン・ハント♪
すぐに左足をヒールフックしハングを越える。
越えたところがすぐ終了点。
「鳳来」は初日の1本目からエキサイティングなムーヴで出迎えてくれた。
ヒロコにトップロープする?と聞いたが、ムーヴを見て登る気が失せたようだ。
しばらくレストし、三ツ星の「御大家 5.11b 」にトライする。
核心の細かい部分はマジでやばかった。
完全に本気モードでなんとかオンサイト。
鳳来湖キャンプ場へ
初日だし、時間も5時近かったので、あまり登っていないが、下山することにした。
薄暗い道を下り、乳岩峡へ。
私が一人で小滝橋まで車を取りに行き、荷物を積んでキャンプ場へ向かう。
キャンプ場の管理人は仙人みたいなおっちゃんだった。
何も聞いてないのに、
「あそこに東京のクライマー」、
「あれは島根のクライマー」と教えてくれた。
島根なら間違いなく阪井さん達だろうと思い、そのテントの横にテントを張る。
テントを設営し、買出し&風呂へ行く。
新しい風呂屋が、ちょうどこの日にオープンしていたが、値段が100円高かったので、
ヒロコにあっさり却下される。
こっちのほうがキャンプ場に近くかったのだが・・・
「ゆーゆーアリーナ」がもっと遠かったらこの風呂屋にしていただろう。
買い物をし、「ゆーゆーアリーナ」に行くと脱衣場で島根グループと会った。
これから味噌カツ定食を食い、キャンプ場に戻ると言う。
彼らと別れて、ゆっくり湯船につかる。
やっぱり広い風呂は気持ちイイ。
長風呂のヒロコを待ち、キャンプ場に戻る。
飯のしたくをしてると、島根グループが戻ってきた。
しかし、手に手にコンビニ弁当を持っている。
飯屋が閉まっていて味噌カツ定食にはありつけなかったそうだ。
明日は一緒に「鬼岩」に行くことにし、床につく。
長い一日だった。。。
<今日のまとめ>
|
・れまんさる |
|
/ 5.11b |
・・・OS(M) |
・御大家 |
|
/ 5.11b |
・・・OS(M) |
5月4日(金曜日)
鬼岩も遠かった・・・
7時半に起床。
みんなで朝食を摂り、乳岩峡へ向けて車で出発。
小滝橋の駐車場がすでに車であふれていたので、上には行かずここに駐車する。
全員が歩くのもばからしいので、下っ端の横ちゃんが犠牲になり、
皆を乳岩峡の入り口までピストン輸送してもらう。
当然、横ちゃんは最後に一人で小滝橋まで車を駐車しに行き、戻りは徒歩・・・
ごくろうさんでした。
さて、鬼岩までの歩き。コースタイムでは60分だったが、たっぷり80分はかかった。
荷物が多すぎる・・・次回はもっと軽くしなければ。
岩場に到着したのは11時半ころ。
近づくにつれ、鬼のツノのような岩塔が見えてきた。
想像以上にスケールのある岩だった。
きついアプローチでも来る価値はある!
最初はアップに「あんこ 5.10b 」。ぐんぐん左上していくルートだ。OS。
ヒロコもトライするが、久しぶりのリードで調子がでないようだ。
途中でテンションして降りてきた。
次は「鬼岩入門 5.11a 」。
最初のボルトがかなり遠いが、プリクリップなしで登る。
快適な中間部だったが、核心は最後。
最後は真剣モードになり、OS。
少しレストして「留年 5.11c 」にトライ。
スタートは「鬼岩入門」と同じだが、まっすぐ直上する。
核心は中間の左に移る部分。ライン取りが初見ではわかりづらい。
5、6回行きつ戻りつし、なんとか突破。
後はパンプをこらえて慎重に登り、完登。
ここまでは順調に登れた♪
ヒロコが「あんこ」にトライし、あっさりRP。
怖がりさえしなければ、実力どうりもっと高グレードが登れるんだけどなぁ。
レストを兼ねて、「ハイカラ岩」を見学に行く。
基部にギアはあるが、クライマーはいない。
傾斜は150〜160度くらいだろうか。
見る人を圧倒的する傾斜だ。
しかも、ルーフ部分の長さは想像以上だった。
暗がりの大洪水・・・
戻ってきて、岩崎さんと一緒に「大洪水 5.11d 」をトライすることにした。
しかし、時刻はすでに5時近くなり、「がっかりエリア」はかなり暗くなっていた。
でも、ここまで来てやらないのももったいない。
私が先にトライする。阪井さんや亮ちゃんも見に来た。
このルート、阪井さんですら2撃だったらしい。
「トポのグレーディングは5.11dだが、阪井さんは5.12aあるかも。
これを一撃したらたいしたものですよ」、と言うので少し気合いが入る。
暗いから上部のホールドやスタンスは、はっきりと見えない。
登り始める・・・
出だしからなんてパワフルなムーヴやねん!
赤本ではキョンを多用する、と書いてあるがそんなムーヴを考える余裕はない。
とにかくダイアゴナルで体を振り、登る。
そして登り始めて2本目のボルト・・・
の少し上であっさりテンション。
近くに、右手でガチっとかかるポケットや、大きなホールドがあるのに、
全然気が付かなかった。
後はハングドッグで終了点までなんとか抜ける。
ロワーダウンすると、取り付きから7mくらい離れてる。
短いルートなのにスゴイ傾斜だ。取り付きから見上げるとよくわかる。
岩崎さんも私とほとんど同じような登りだった。
ヌンチャクを回収してもらう。
次回は岩崎さんにヌンチャクを掛けてもらおう♪
この日はこれで終わり、下山する。
スーパーで買い物をし、「ゆーゆーアリーナ」で一風呂浴び、キャンプ場へ。
この日は、ローストチキン、サラダスパ他豪勢な食事だった。
7人もいると食費も安い。一人300円くらいですんだ。
我が家の大蔵大臣・ヒロコは大喜びだ。
明日は島根グループはレスト日。
私たちは「パラダイス」に行くことにした。
<今日のまとめ>
|
・あんこ |
|
/ 5.10b |
・・・OS |
・鬼岩入門 |
|
/ 5.11a |
・・・OS |
・留年 |
|
/ 5.11c |
・・・OS |
・大洪水 |
|
/ 5.11d |
・・・HD |
5月5日(土曜日)
ロスト イン パラダイス・・・
今日はツアー3日目。
さすがに疲れが出始めたので、軽めに登ることにする。
朝食は全員で。しかし、島根グループはレスト日にするそうで、
トランプを買ってきて、河原で「大富豪」をやるという。
夕食の買出しをお願いして、2人で出発する。
栃の木沢の車止めの駐車スペースに車を止め、林道を終点まで歩く。
終点からまっすぐ山道に入り、そのままどんどん登る。
阪井さんの説明では、パラダイスに向かう踏み跡の分かれ道に
小さなケルンが積んであると聞いたので、ケルンに注意し歩く。
歩き始めて「狛犬岩」はすぐに判った。まさに狛犬の形をしている。
そしてその先の「あねご岩」。 これがまったくわからんかった。
そのまま進むと、腐った木橋があり、新しく植林され、風景が開けてきた。
まわりにけっこう岩峰が見える。
さらに進んだが、時間は登り始めて、もう1時間を過ぎていた。
アプローチ時間は40分。
これはいくらなんでも間違ってる。。。
振り返って、遠くに見える岩峰をミニ双眼鏡で覗いてみると・・・
クライマーがテンションしてる姿が見えた。
ショック!!
仕方ないので、来た道を戻る。
植林帯を過ぎ、木橋を越えたところで、木に結ばれた小さな赤テープを発見。
ケルンは崩れてしまったようで、なかった。
後で聞くと、阪井さんは「樹林帯まで行くと行き過ぎ」と行ったそうだが、
「行き過ぎ」という言葉を覚えてなかった。。。
そこから、岩まじりの急な稜線を登る。
道は踏み跡程度だが、なんとか判明できる。
途中、体長30センチほどのリスが私の前に現れた。
一瞬目が合ったがすぐにブッシュへと消えてしまった。
野生のリスを見るのは初めてだ。ホンドリスだろうか。
色は薄緑がかった茶色をしていた。
ヒロコに話すと、「今日はイイコトがあるよ」と言ってくれた。
そして、駐車場から歩き始めて、2時間後、やっとのことでパラダイスに到着した。
岩場にはすでに3パーティーがいた。
開拓者には失礼だが、最初の印象は「チンケ」。
高さもないし、ルートがいやに接近している。派生ルートも多い。
右端のルート2本は、上部の浮石のため登れず、ハンガーははずされている。
ちょっとモチベーションが下がった・・・
最初は「ジャストミート 5.10b 」でアップ。
5.10a くらいに感じた。
ヒロコもつづいて登り、フラッシュ。
次は「シャムロック 5.11a 」。特問題なくオンサイト。
3本目は「花鳥山水 5.11b 」を登る。
核心は中間部の遠いホールドを左手で取るあたり。
左足のキョンが完璧に決まり、届くことができた。
上部は易しい。
体感グレードは5.11b/c くらいに感じた。
この日、最後のルート「ポケット・ア・ゴー・ゴー 5.11c 」にトライ。
下部はたくさんあるポケットから有効なムーヴを探って登る。
核心はハング手前の一連のムーヴ。
正解のムーヴを見つけられず、フォールしてしまった。
HDでムーヴを固めて、ハングをのっこす。
最後はガバの連続だった。
下山時刻もせまってきたので、10分だけレストしてすぐにトライ。
さっきやったばかりだったので、ムーヴは完璧。
あっさり2撃。
1回目でもっと粘れば、OSも可能だったと思うと悔しい。
上がってきた道を戻り、15分で赤テープの分かれ道へ。
次に来る人のためにと、ヒロコと2人で小さくケルンを積む。
ここから10分強で林道、5分で駐車場まで戻る。
It's Show Time!
テント場に誰もいなかったので、風呂に行く。
ゆーゆーアリーナで島根グループ発見。
これから買い物をして帰るという。
今日のメインディッシュは「なめこ汁」だそうだ。
風呂からあがってヒロコを待っていると、ロビーではたくさんのクライマーを見かける。
なぜクライマーと一目で判るかというと、
来ている服がプラナやロープガンのシャツばかりだからだ。
つまり、ゆーゆーアリーナのロビーは、
クライマーのファッションショー状態なのである。
多いのはやはりプラナ。続いてロープガン。ノースフェース、パタゴニアもたまにいる。
フランクリンは少数派。
ズボンはグラミチ。あるいはプラナ。ジャージもいなくはない。
私も、人のことは言えず、前日までプラナ、ロープガンだったが、
この日は日本人らしく「モンベラー」と化していた。。。
キャンプ場に戻り、しこたま食いまくる。
鳳来湖最後の夜は怪談で盛り上がった。
寝る前のトイレはちと怖かったぞ。。。
<今日のまとめ>
|
・ジャストミート |
|
/ 5.10b |
・・・OS(M) |
・シャムロック |
|
/ 5.11a |
・・・OS(M) |
・花鳥山水 |
|
/ 5.11b |
・・・OS(M) |
・ポケット・ア・ゴー・ゴー |
|
/ 5.11c |
・・・HD |
・ 〃 |
|
/ 〃 |
・・・RP(2撃) |
5月6日(日曜日)
最終日・・・
今日で鳳来ツアーも終わる。
いつものように、みなで朝食を食べ、私たちだけテントを撤収する。
周りのキャンパーも、もういない。今夜は島根グループだけになりそうだ。
怪談をすれば、いっそう盛り上がることだろう。
片づけを終了し、鬼岩へ向かう。
今日は駐車スペースがあったので、乳岩峡の入り口に止める。
アプローチをボチボチ歩き、鬼岩に到着は11時頃。
岩場のメンバーも2日前とほぼ同じ顔ぶれだ。
まず、アップに「姫のウォームアップ 5.10b/c 」を登る。
出だしは遠いがガバ。中間部までは良かったが、最後のほうがかなり悪い。
ちょっとやばかったが、なんとかOS。
5.10+くらいに感じた。
今のでかなり張ったし、あまり時間もないので、「大洪水」をトライしに行く。
前回より明るさはマシだが、それでも暗い。
マスターで登り始める。
1本、2本と掛けて登り、3本目のクリップ。
今日はクリップホールドを変えてみる。
クリップは成功したが、そのあとの左へ移っていくムーヴで詰まってしまいフォール。
やっぱりマスターで登る負担は大きい。。。
後はHDで登り、ヌンチャクをセット。
レストして次のRPを狙おう。
阪井さんは「ドント・ストップ・ザ・カーニバル 5.13a 」にトライ中。
核心手前のレストポイントまできれいなムーヴで登る。
阪井さんのムーヴ、特にフットワークは素晴らしいの一語に尽きる。
私も彼のようなムーヴができるよう意識しているのだが・・・これがなかなか。
さて、登りに余裕があるのかなと思ったが、呼吸は荒い。
そして最後の核心部・・・
いけるかと思ったが残念、フォールした。
何度かムーヴを探り、降りてきた。5.13b以上あるのではと言う。
どっちにしても、私にはわからん世界だが・・・
今日はもう帰る日なので、あまり時間がない。
30分だけレストし「大洪水」に再トライ。
ムーヴはほぼ完璧に固めたので、 もう一度おさらいし登り始める。
問題の3本目のクリップもこなし、左へ移る。
ここで少しレストし、ガバからガバへ豪快に登る。
あいかわらず、キョンなんか出ない。
そして最後のレストポイント。右手のリング状のホールドでよく休み、最後のムーヴ。
右手の高い位置のアンダーから左奥の最終ホールドをガッチリ掴む。
体勢を安定させクリップ。
3度目のトライだった。
気分良くヌンチャクを回収する。
メインエリアに戻る。
もう下山する時間が近づいてきた。ゆっくりレストしてるヒマはない。
15分ほどしか休んでないが、阪井さんが「卒業 5.12a 」登りますか?
と聞いてきたので、今から登ると答えた。
すると阪井さん、「藤城さんもそうとう(クライミングに)イカレテルなぁ」。
最終日でヨレヨレなのに、飢えたように登ってるから、そう見えたのだろうか。
まさか阪井教の教祖にそんな言葉を言われるとは・・・
自分では気付かないうちに重症になっているのだろうか?
プリクリップとは・・・
下部は当然(1本目)プリクリップなしで登る。
慎重に登れば問題ない。
トポで「1本目は木でクリップ」と書いていれば、
そういうルートの設定なので問題ないが、
トポにその旨を書いてなければ、それはプリクリ不可ということだ。
この岩場で見ていたら、安易にプリクリする人が多い。
このエリアでは「鬼岩入門」、「留年」、「卒業」などが該当する。
もしこれらのルートで、プリクリで登り、RP(OSも)したとしても、
「完登」とは認められない。
これは初登者のスタイルが基本というフリークライミングの「ルール」の一つだ。
話がそれたが、結局中間の小核心でフォール。
一段上がってレストし上部を登るが上の核心でもテンション。
最後は左上し、ガバのカンテを登って終わり。
ムーヴは一度やれば憶えるほどシンプルだが、ストレニなルートだ。
しかし、5.12a にしては登りやすいルートだと思う。
次回、またトライしてみよう。
急いで荷物をまとめ、皆にあいさつする。
5月末の三倉岳での再会を約束して別れる。
ハイキング道を下り、乳岩峡に着いたのは16時45分。
17時に大阪に向けて出発する。
今日はGWの最終日。
高速の渋滞は昨日がピークだったようで、
名神の吹田で降りるまで、一度も渋滞につかまることはなかった。
伊丹の自宅着は21時20分。
晴天に恵まれた4日間だった。
鳳来は初めてだったが、さすがに岩のクオリティーは高い。
ただ、アプローチと生活の不便さ費用の点で、
そう何度も通える場所ではないと感じた。
その点では備中に軍配が上がる。
しかし、「今年中にもう一、二度は来てみたい」と思わせてくれる鳳来の岩だった。
<今日のまとめ>
|
・姫のウォームアップ |
|
/ 5.10b/c |
・・・OS |
・大洪水 |
|
/ 5.11d |
・・・HD |
・ 〃 |
|
/ 〃 |
・・・RP (3撃) |
・卒業 |
|
/ 5.12a |
・・・HD |
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