４月７日(土曜日)

４１日ぶり・・・

　今回は前回のこうもり谷から、４１日ぶりのアウトドアでのクライミングだ。
早朝、自宅を出発し、用瀬小屋に着いたのは午前１０時ちょっと前。
今日は２ルンゼに行くことにした。

　まず、やさしいルートでアップする。
久しぶりの岩の感触を確かめながら、楽しみながら登る。
やはり、少しぎこちない。。。

　奥に移動して、「フェイス　5.10d 」を登る。
以前、島根の横ちゃんがしつこくトライしてた、通称「横飛フェース」だ。
核心は最後のクリップあたり。
ちょっとやばかったがＯＳ。

　ヒロコが右端の「無名ルート 5.10b 」にトライするが、出だしからつまづき、
抜けられず。。。
彼女もまだ調子がでないようだ。

　早朝出発はさすがに眠く、しばらく昼寝をすることにした。
気温も快適で心地よい。。。

　目覚めて、次は「奥の手　5.10d 」にヒロコが先にトライ。
しかし、これも中間のコルネ帯で挫折。。。
リードを交代してヌンチャクを回収する。
が、私も核心部で危うく落ちそうだった。

やっぱり苦手？

　最後は「象の鼻　5.11b 」、超苦手なルートだ。
ヌンチャクは人のを借りたのだが、それでもはまってしまいテンション。。。
下部のややこしいムーヴはいつもパニクってしまい、パンプしてしまう。

　今日はこれで終了して、パンチョさんたちと一緒に、川上町の「やまなか」で
焼肉を食べる。ここの塩タンは絶品なので、ぜひ一度ご賞味を・・・

４月８日(日曜日)

朝からご馳走・・・

　昨夜、焼肉を食べて予定してた鍋の材料が余ってたので、朝から豚汁を作る。
ちょっと時間がかかったが、パンチョさんも満足の旨さだった。

　役場でお金を払い、カギを返し権現谷へ行く。
岩場には香川グループをはじめ、おなじみの顔が揃っていた。

　最初は「トメ吉　5.10c 」を登る。
「巨乳伝説」の右のアップに使ってたルートだ。
そんなルート名だったとは・・・

　次は右端の「五右衛門　5.11b 」。
上部のレイバックはやっぱりビビる。。。

　３本目は「河原べいと　5.11d 」。
ほとんどのホールドは乾いていたのだが、中間のレストポイントから出るホールドだけ
湿っていて、耐え切れずにテンションしてしまった。
レストし、できるだけいい位置をホールドして越える。
上部はノーテンだった。

　次は「むこう傷　5.12a 」。
出だしのボルダーはもちろんカットして、ロープアブミで取り付く。
次からは下もトライしてみよう。
核心のずっと手前で落ちると予想してたが、思いがけず核心まで来てしまった。
ムーヴはうろ覚えだったが、最後のムーヴに突入。
左手の甘いホールドを捉えた、、、、と思ったら体が離されてしまった。
ハングドッグでムーヴを再確認し降りる。

　最後は「逆さでシェイク　5.11c 」。
昔は「モモＶａｒ」と言われてたルートだ。
なんで名前が変わったのだろう。
まぁ、いいルートだから名前がバリエーションでは可哀想だが・・・
さすがに２日目の最後となると、エネルギーも切れかけていたが、
なんとか完登できた。

　ヒロコはＴＲが多かったが、みんなとワイワイ喋れて、
そっちのほうが楽しめたようだ。

　今回はこれで終了して帰阪する。
久しぶりの生の岩だった。
登れたグレードより、クライミングを楽しめたことが嬉しかった。
やっぱり、自然の中で登るのは最高に気持ちいい。
また、モチベーションが沸いてきたぞ。

４月２１日(土曜日)

２週間振りの備中

　前日、仕事が遅かったので、夜から出発する気力がでず、
土曜日の早朝に自宅を出る。
用瀬の嶽に到着したのは、午前１１時頃。
今日は肌寒いので、暖かいエリアを求め、デッケン方面に向かう。

　今日は私たち以外には１パーティーだけだった。
まず、右端のルート、「インスタント・メンタル　5.9」をアップに登る。

　次に「人にやさしく　5.11b」を登る。
岩が冷たい。。。

　お次は「コヨーテ　5.11b」。
だんだん雲行きがあやしくなって、小雨が降り始めた。

　岩場の影に荷物を移し、休憩する。
寝不足の疲れが出て、しばらく昼寝を決め込む。
しかし、寒くてあまり眠れない。。。

　この後、「カーマイン　5.12b」にトライ。
1回目は途中で敗退。
２度目のトライもＨＤで抜けるのが精一杯だった。

　今日はヒロコも調子が悪く、あまり登れないようだ。
早めに切り上げて、小屋に行く。

　小屋で風呂に入っていると、久々に阪井ファミリーが現れた。

４月２２日(日曜日)

アクセス問題がここでも・・・

　この日もクライミングをしたのだが、行ったエリアにアクセス問題を抱えていることが
判明したので、詳細については割愛します。

　鳳来問題なら、まだ自分とは遠いことのように感じていたが、
こうもり谷で問題が起こり、今また岡山で同じ問題を抱えていると思うと、
もう他人事ですますことはできないと、強く感じた。
クライマー全体で、真剣に考えていかねばならない時が来たのだ。