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2008年9月3日(水)
新人教育の体験談

店舗展開まっさかりの時でした。
重要なテーマとして顧客の満足度を正確に
とるシステムを定着させることに
努力をしていました。
特に始めてきた顧客の来店当日の満足度
を知ることが出来るようにいたしました。
その際、全体の5%のお客が不満足の意思を
表していました。
私たちはその顧客の一人ずつ新人スタッフに
戸別訪問をさせました。
シャンプーのラミネートを袋に入れたもを
持たせて、
「新規のお客様にはお渡しする様に
言われていたのですが、忘れておりました。
申し訳ございませんでした。
今後とも何かありましたら、お気軽に
お申し付けください。」
その言葉と共にお渡ししました。
お客様は「え、わざわざ来てくれたの」のご返事と共に、
そのほとんどが再来してくれたのです。

私たちはあえて新人に戸別訪問をさせることを
選んだのは、生きた教育がしたかったからです。
サロンにいる時には入ってくるお客様は
皆同じように見えます。
しかし、戸別訪問してみるとお客様が
大変な道のりを超えて来店してくださっている
ことを肌で感じることが出来ますし、
あのお客様はあのお家から来たのだと
一人一人に感謝と親しみを感じることが出来るからです。

2010年1月1日(金)
給与関連

この業界で特に話題になり、難しいといわれるのが
給与に関してのお話です。
ここに実際にあったサロン様でのスタッフミーティングの
中でのお話ですが、店長クラスのスタッフから
クレーム的な提案がありました。
自分は指名売上で100万以上は常時上げていますが、
その割には給与が低いというお話でした。
此処では指名売上を評価の重点にしていました。
そこで、私が質問を投げかけました。
私・・あなたのその100万近く上げたという実績の
すべてがあなたの実績なんですか?
スタッフ・・はい
私・・もう一度お聞きしますね、その売上の作業のすべてを
貴方がしたのですか? シャンプーやワインディングも
スタッフ・・いえ、シャンプーはアシスタントがしました。
私・・売上のすべての評価が貴方のものでしたら、
そのアシスタントの給与は払わなくていいということ
になりますが、それで良いのですね。
スタッフ・・いや、それは困ります。
私・・そうでしょう、この売上には多くの人が
作業という面で携わっています。
売上の評価にこの作業という量の部分を
入れていないこと自体が不公平を生むのですよ。
なぜなら・・・