3.そのコンピューターは名寄せ管理が可能ですか?
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名寄せとはある一人のお客様がトータルな科目での来店履歴を確認できる状態
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たとえば今日カットに来られたお客様は他の科目カラー・パーマなどでの履歴は存在するのか
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過去1年の来店客数の1000人の中でカットの施術者は700人
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しかし1000人の内残り300人はカットをしていないことになります。
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どの様なお客様でもパーマやカラーはしなくてもカットをしない客はいないはずです。
となればこの300人は他店でのカット客ということになります。
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言い換えれば当店でのカットの見込み客となるわけです。
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結果のデータ分析から導き出される増客繁栄の為の攻めのターゲットの抽出を実現する。
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そのような売上増加の可能性のデータ、すなわちONの世界を的確に明示してくれるシステムこそ
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コンピューター活用の意味があるのです。
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結果の世界を現状とすれば、ONの世界は可能性の世界 いわゆる繁栄の科学式 |
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この科学式を管理できて更なる売上増加に貢献できるコンピューターシステムこそ望ましいものです。
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4.其のコンピューターは再来率分析から固定化率まで発展できますか? |
従来再来率の分析は一度ご来店されたお客様が2回以上再来した場合を基準に再来率を計上していました。 |
しかし、たとえ再来率が90%を超えるものであったとしても、1年経過後、実質固定客として残った客が
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30%であるならば結果的には30%の固定化と率となります。 |
当社のデータ分析では新規の2回の来店数が多くても3回目に一気に来店比率が下がる |
という結果を出しています。言い換えれば2回で終わった顧客の比率が非常に高いのです。 |
重要なのは従来の再来率から3回以上の来店をされた比率(固定化率)の計上です。 |
これは一般企業で言うところの黒字倒産に似ています。 売上は高いのですが
実質の利益が低いことから生まれます。 |
私たちは世間一般との比較を出すことで満足なのでしょうか?
最終的には実を採りたいはずです。 ならばそのような管理の実現にこだわるべきです。 |
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5.其のコンピューターは傾向ではなく具体的戦略から対策を実行できますか? |
例えば顧客の年間での来店回数を増やしたいと考えた場合 |
各種の検索や分析で来店回数が少ない顧客が何人・何パーセントというデータを出し、集合的なグループ |
データの抽出が出来ても、個々の顧客に来店回数を促進する為の実務が出来ない。 |
例えば顧客のお帰りの際に次回のお誘いをする場合・・ |
従来はカットは1ヶ月パーマは2ヶ月という技術的な理由により次回予定日を決めていました。 |
しかし、これは顧客の来店周期を考慮すれば非常に押し付けがましい誘いとなります。 |
例えば5から6ヶ月に1度来る顧客に「来月来店してください。」というお誘いを出す。 |
経営の基本である顧客思考を考慮すれば5から6ヶ月のお客様には4から5ヶ月での
ご来店を無理なく自然に短縮化してお勧めする。結果はいつの間にか目標を達成しています。 |