東福寺

2010.11.13 紅葉には一週間ほど早いけれど、都合により、来寺。
少し早いので、人も少なくゆっくり見れる。

 
 臥雲橋から(ここは無料)
 
通天橋から臥雲橋を望む。(ここが真っ赤になる。) 

付近には駐車場が少ない。京都駅に停めて電車で往復が良い。
なお、東福寺駅前に、コインパーキングで5台ほど。
もっと南に下った東福寺の近くに5台程度ある。


    
  奈良は久しぶり。 2010年8月、室生寺に行った。三重県からは赤目四十八滝、奈良県側からは長谷寺までしか行かず、間で抜けていたところにようやく行けた。
金堂の特別拝観を行っており、運慶作と言われている十二神将像をみることができた。また、遷都1300年祭により、室生寺は東の青竜に位置し、特別な青竜の描かれた紙に御朱印をもらうことができ、それは娘が持って帰った。とりわけ妻が近くの寺で時々御朱印のお手伝いをしていることもあり興味が引かれる。
 また、今まで青竜、朱雀、白虎、玄武は四季や方角を表すものとして知っていたが、実は季節の変わり目である土用を黄麟とし五獣であることをこの室生寺で初めて知り、とても驚いてしまった。
 意外と小さくて、我が家の庭に欲しい。  階段下から見上げた五重塔。石階段はここから細く急峻になり奥ノ院まで続いている。
 奥ノ院の御影堂の傍にある位牌堂。 長い急な階段の上りきると、奥ノ院。綺麗に掃き清められています。  


  室生寺に至るまでに。
 日本版バーミヤン
大野寺前の弥勒磨崖仏
 暑くてどこかで休みたかったので調べると、近くに葛切りの店があるのがわかり、歩いてゆくと途中で断崖絶壁に仏像が彫ってあるのを見つけた。大野寺の弥勒菩薩とのこと。大野寺は桜で有名らしいが、今は百日紅の赤い花が満開だった。
ちょっと横から撮影したので、あんまりはっきりわからない。 
 
    
左側の川の対岸に弥勒が彫られている。   



 
     「やまが」わらぶき屋根は暑さをそれほど感じさせない。
「やまが」とはデカンショ節に出てくる山家
の猿の「やまが」であろうか、それとも、ご
主人の氏なのだろうか。
人気の店らしい。ノートが置いてあって
絶賛である。 藁ぶき屋根の戸を全開の
エアコンも何も無い民家。冬はどうなんだ
ろうか。
 ちょっと覗いてみるとおじさんが奥のほ
うから「いらっしゃい」というので入ってみ
た。おじさんは陶芸家らしい。
 あまり見かけなくなったトラックのボンネ
ットには椎茸が干してある。時間もゆっくり
流れている。
 現代ではない、異空間に入ってしまった
という雰囲気がある。
 
きしめんを広くしたような葛切り。井戸水かな。  この民家にこの葛切りは風情があってとても似合っている。
欲をいえば、氷で冷やしてほしかった。 
 おいしくて,good!


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