「ほんとの瞬間はいつも死ぬほど恐いものだから
逃げ出したくなったことはいままでなんどでもあった」
THE BLUE HEARTSの「終わらない歌」の歌詞である。
今までこの、ブルーハーツが言うほんとの瞬間が俺にはあったのかはわからない。
どんな瞬間がほんとの瞬間だろう?
高い買い物をする時
自分の気持ちを告白する時
人の前に立つ時
何か大きな決断をする時
今まで俺にブルーハーツがいうほんとの瞬間が何度来たのかはわからない。
でも、俺の勝手な解釈では何度も来ている。
それがブルーハ―ツほんとの瞬間であるなら、確かに恐い。
逃げ出したくなったことは何度でもあった。
逃げたこともあった。
逃げずに立ち向かったこともあった。
でも、俺が思うほんとの瞬間というのは逃げてもいいが、逃げてしまったら絶対に自分のものにならない。
逃げずに立ち向かったことで、俺は今の俺でいる。
自分には出来ない。出来る人は羨ましいとか言って腐ってる人はいるだろう。
そんな人はほんとの瞬間から逃げてしまっているのではないか?
出来る人は、才能があったりする人もいるが、それなりにほんとの瞬間にぶつかったはずだ。
それが、見えないだけで。それが、自分よりも早かっただけで。
はじめからそんな瞬間が無い人なんていないんだ。
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