「俺は(私は)生きてる価値があるのだろうか」
 
 
 
一時期、俺がよく耳にした言葉だ。
そういう言葉に俺も惑わされそうになり、自分の「生きてる価値」を考えたこともある。
自分の存在意義というものを真剣に考え、別に自分は必要ないのではと考えたこともある。
 
 
 
このようなことは、どういう時に感じるかというと、今の世の中それを感じる機会はいくらでもある。
特に日本なんて腐るほどあるんじゃないか?
 
 
何十年も働き続けた末にリストラ
死ぬほど頑張った勉強の末の不合格
仲良かった友達が突然冷たくなった
自分は普通にしてるがいじめられた
・・・・・
・・・
 
 
 
いくらでも人が自分の「存在意義」を考え直し、否定する機会はある。
生きてる意味ってなんだろう?
生きてて意味はあるんだろうか?
 
 
 
 
そう考えた時は俺はチャンスだと思う。
そう思わせてくれた人や、対象に感謝すればいい。
だってそう感じるのは人間だからだ。
そんなことを考えるのは人間しかいない。
そんなことを考えて自殺しようなんて思うのは人間しかいない。
自殺まで考えた人はそこから這い上がればいい。
這い上がるチャンスを与えてもらったんだから。
簡単に諦めるなんてもったいない。
簡単に、自分に価値はないなんて思うなんてもったいない。
生きてる価値の無い人間なんて、この人間社会にはいるはずはない。
必ず誰かに嫌われたり、誰かに憎まれたり、否定されても必要とする人はいるんだ。
それに自分が気付いてないだけだ。
どんな小さな気持ちであっても、「必要」と思う人はいる。
 
そんなこと誰も思ってないもん!!って思うかもしれない。
はたしてそうだろうか?
あなたがいないことで、苦しむ人はいるはずだ。
あなたがそれを見ようとしていないだけ。
自分が悲劇のヒロインか何かと勘違いしているだけ。
そんな時こそ、周りを見よう。
必ずあなたを必要としています。
今いなくたって、これから自分の気持ち次第で現れるだろう。
自分が他との関わりを遮断しない限り。
 
 
 
そして、存在意義を否定させることまで知らずのうちにしてしまっている人へ。
あなたの行為は、人の命を奪っているのかも知れない。
あなたの行為は、人を追い詰めているのかも知れない。
あなたの行為は、いずれ自分に帰って来る。
 
 
 
人の気持ちをわかってやれる人間になりたい。
自分が辛いからといって目をそむけることばかりしたくない。
人は感情を持った生き物だから、体だけでなく、心にも傷がつくんだ。
あなたもそうだろう?
 
 
 
それが人間と言うものだから。
それをわかって生きることが「存在意義」なのではないか。

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