世の中平等なんてありえない。
それは誰でも知ってるでしょう。周知の事実だ。
それなのにどうしたことだろう。
最近はみんな仲良く平等になんてよく聞くぞ。
運動会では徒競走がないとか、するとしても、順位をつけないということを聞いたことがある。
競争することをなくしてどうするんだ?
日本を社会主義にするつもりか?
まぁそれはおいといて、競争を無くすことがいいことなのか?
絶対に人間と言うものと生まれながらに平等ではない。
考え方によっては、平等に見えることもあろう。
しかし、よく考えたらわかるだろ?
平等でないから、劣位のものは努力をし、優位のものに立ち向かおうとするのじゃないか。
持って生まれた才能がないものは、才あるものに勝るために、努力をするのだ。
そして、優位にいたものは追いつかれるのが嫌だから、さらに努力する。
また、他者も努力する。
このように競争心を持つことで、磨きをかけるのだ。
競争心をなくせば、確実に才あるものだけが勝ちあがる社会になるぞ。
そんな人間の不平等を明確化させるようなことをするな。
生まれながらに不平等なんだから、その差異を埋めるチャンスぐらい与えてくれよ。
俺なんか、全く才能がない。
愚直に物事に取り組むことしかできない。
座右の銘を
「念願は人格を決定す、継続は力なり」
ということにして、生きてきた。
そんななんの取りえもない人間がアイデンティティーを確立するためには、物事に真剣に取り組むしかない。
そのことをわかってくれ。
真の平等なんてありえないんだから、チャンスくらい平等に与えてくれよ。
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