みなさん記憶に新しいと思います。
そして、今は復興作業に追われています。
そう、「イラク戦争」
 
 
なぜ今ごろ「反戦」なんてタイトルで書くかと言うとですね、訳があるんです。
俺がイラク戦争に日本が支援したことを反対している訳でもないし、この戦争は間違っているから、戦争は止めるべきだとも言いたかった訳ではないです。
そもそも、戦争が始まってから世界中で行われていた大規模な反戦デモに対しても、
 
「なんて馬鹿げたことを。」
 
「もう戦争は始まってしまっているのに。」
 
「はじまる前に、せめて査察をさせないイラクに対して抗議してから、反戦を唱えなさい」
 
と考えていたし、反戦デモでアメリカの国旗や、ブッシュ大統領の肖像画や、写真パネルを燃やしたりしているような人たちに反戦を唱える資格はないと思っていましたから。
さらには、みんながやってるから、流れで反戦デモに参加したなんて奴らは自分たちが反体制思想を持っているということを全国放送で報じられているというようなことわかってるのか?と思ってました。
 
 
 
まぁ、この国は反体制思想を持っているからと言って咎められるような国家ではないですけどね。
 
 
 
でね、話は戻りましてなんで反戦なんて言うかというとです。
みなさん最近の
(これを書いたのは2003年6月14日です)ニュースや、新聞をご覧になっていますか?
先週の新聞で一面に出てました。ニュースでも割と報じられていました話です。
「中東和平に向けたロードマップ」というやつです。
これは何かと本当に簡単に申し上げます。これを専門に研究してる人には申し訳ないくらいに簡単に申し上げます。
 
 
それは、
「イスラエルとパレスチナは仲良く共存しましょう案」です。
 
 
つまり、ユダヤ教徒イスラム教は第二次世界大戦後から本当にイスラエルと言う国で対立してやまなかったんです。
それをこれからは喧嘩せずに交換条件いくつかだして仲良くしましょうってことです。
 
 
そういった案が先週、イスラエルのシャロン首相、パレスチナ自治政府のアッバス首相、アメリカのブッシュ大統領の三人で発表されたんです。
しかし、今週になってイスラエル原理主義組織のハマスという組織が

 
 
なめんなー!そんな案聞いてねーぞ!そんな案誰が承認するかー!!
 
 

って感じでガンガン自爆テロを起こしてるわけです。
まぁそもそもこんな案が発表される前からやっていたし、ぜんぜんやる気やったみたいですけど。
 
 
そして、また悪いことにイスラエルが案を出したにも関わらず、攻撃を受けたわけですから

 
 
てめーやんのかコラー!!
せっかくの和平案つぶす気かこらー!!
 
 
って感じで反撃してるんです。(汗
そして、ついに
 
ハマスぶっ潰す!!
 

って声明出しちゃったわけです。
アメリカもハマスが悪いっていってます。
つまり、戦争勃発です。ってか、ちょこちょこ自爆テロなんてやってるから、いっぱい人が死んでます。
 
 
 
 
はい!ここで、やっと僕が言いたいことがいえる訳です。
それは

なんで反戦デモせーへんの?
なんで戦争はんたーいっていわへんの?
(・_・??
 
 

っていうとっても簡単なことです。
イラク戦争のとき反戦を唱えてた人の言い分を思い出すと、
 
戦争は人がたくさんしんじゃうからダメだ!
自分たちの利益追求のために人を無駄に殺すな!
 
 

とかが多かったんです。
じゃあ今も反戦運動すべきでしょう。
そして、人間の盾とかやるべきでしょう。
しないんですか?
 
 
マスコミに煽られないとできないんでしょうか?
 
いや、十分煽ってる。ニュース見たらやってるし、そんなやわな気持ちで反戦はとなえないだろう。
なんせ、
自己主張だと言いはってたし。
  
 
 

それとも、因縁の対決は決着つけるべきと考えてるんですか?
もしそなら、イラク戦争でも反戦するのはおかしいし違うか。
  
 
 
 

イラク戦争は弱いものいじめだからダメだったけど、今回は違うからとかですか?
いや、そんなことないな。そもそも、イスラエルは軍隊使って攻撃するし、アメリカも支援するな。
 
 
いやーなんでなんでしょう?
誰か教えてくれませんかねー。反戦デモに参加してた人。
私はイラク戦争でも、今回のことでも、強攻策に出なければ解決できないと当事者が判断してしまったのならばしょうがないのかも知れないと考えます。
それは、戦争は確かに人と人との殺し合いですが、それが政治的行動であり、政治的解決方法の一つであるからです。
 
 
ご存知だと思いますが、そもそも、「戦争」の反対の意味の言葉は「平和」ではありません。
「戦争」の反対の意味の言葉は「話し合い」です。
話し合いで解決できなかったから軍事行動を起こしたまでです。
わが国のような平和ボケをした国にはわからないかも知れませんが、他の国家では常識ですね。
 
 
やはり、しっかり考えるべきでしょう。

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