あなたの周りには「この人はNo.1だ」と感じる人はいますか?
いや、必ずいるはずなんです。
特に人が集まるところでは。
クラブには部長がいます。
会社には社長がいます。
そんな風に社会にはNo.1の場所が必ず用意されている。
どういう人かというと、ムードメーカーであったり、みんなを引っ張っていく人であったり、周りの気持ちを支えている人であったり・・・
そういう人は、よく羨ましがられたりする。
「あの人はなんでもできていいなぁ」とか
「あの人はすごいなぁ」とか・・・・
そういう人は確かにすごいかも知れない。
雰囲気を作り、率先して動き、みんなの心の支えになる。
かなりの力の持ち主だ。
羨むのも仕方が無い。
しかし、周りの人はその力を羨んでばかりではなく、その人に任せきりにするのではいけない。
なぜか?
仮に自分がそういうNo.1になったとしてみよう。
周りはあなたに、雰囲気を作ってくれるのを待っている。
引っ張ってくれるのを待っている。
あなたが心を支えてくれると思い込んでいる。
そんな重圧に耐えられますか?
No.1というのはそういう重圧と常に戦っているわけです。
それがNo.1の人に課せられたリスクであり、プレッシャーである。
そんな風に考えたことがありますか?
普段、元気そうに見える人でも、頼もしく見える人でもそんなプレッシャーと日々戦っているわけです。
日々自分と格闘しているわけです。
そんなNo.1のリスクと常に戦っている人をあなたはいつも見ているはずです。
羨むばかりでなく、頼るばかりでなく、任せるばかりでなく、自分も戦うことを忘れずに。
いつか、No.1が崩れてしまうかも知れないですよ。
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