中九州の旅〜宇佐・高千穂・阿蘇

今回は、「小旅行」の域を越えて、2泊3日の九州旅行です
年末年始にふさわしい旅になりました
今回は、スペシャルバージョンでお送りします (^o^)丿


2003年12月30日

宇佐神宮


日本三大八幡に数えられる
宇佐神宮。
(残りの2つは諸説あるんですが
石清水と筥崎だったり、
石清水と鶴岡だったりして
これが不明確。
とかく日本三大○○というのが
3つ以上あることはよくあることです)

ここ宇佐神宮は、全国4万余社ある
八幡宮の総本山だそうです。

訪れたのは30日。
迎春準備で慌しい中の参拝となりました。


2003年12月30日

宇佐神宮本殿(国宝)


堂々とした八幡造の本殿です。
横に長くて、御殿が3つ設けられています
一の御殿 八幡大神
二の御殿 比売大神
三の御殿 神宮皇后
が祭られているそうです。


2003年12月30日

独特の作法です


宇佐神宮では、拝礼の仕方が
異なります。
通常の参拝は
「二礼、二拍手、一礼」ですが
ここ宇佐神宮は
「二礼、四拍手、一礼」となります。
なぜかって?
起源は不詳。
でもなぜか、神聖な気持ちになるのは
ユニーク(他とは違う)作法だから
なんでしょうか。


2003年12月30日

宇佐といえば・・・


宇佐といえば、宇佐神宮なんですが
野球好きなら柳ヶ浦高校
相撲好きなら双葉山ですね。
(なんだそりゃ (^^ゞ )

宇佐神宮で見つけた奉献酒
「双葉山」
やや甘口のお酒で、なかなかの
美味でございました。


2003年12月30日

国東の古寺 富貴寺


農村の中に寺がひっそり・・

国東半島にはこのような
古寺が点在していますが
その中の一つ富貴寺を
訪れました。


2003年12月30日

ここも国宝


ポツンと佇むとはいっても
718年(養老2年)創建。
九州最古の木造建築の
大堂です。
なかに阿弥陀如来坐像や
重文の阿弥陀浄土変相図が
ありました。

けど中は撮影禁止。
とても暗くて撮影どころじゃ
なかったけど・・


2003年12月30日

冬だから色鮮やか


富貴寺境内に
そっと植えられていた
南天。
雪が降ったら更に色が
映えるんでしょうね。


2003年12月30日

閑話休題


別府に宿泊したんですが
その途中に車窓から
明豊高校をみつけました
旧別府大付高。
城島選手の母校ですよね


2003年12月31日

雨の湯布院


翌日31日は、生憎の雨。
本日の行程は湯布院から
高千穂へ向かいます。

まず、湯布院。
九州の軽井沢との異名を
持ち、美術館や博物館が
点在してます。
写真は九州湯布院民芸村。
特に併設の古陶院では、
古伊万里を中心に九州の
陶器が展示されてます。

大分県でなぜか古伊万里。
今度は是非、佐賀を訪れたい
と感じました。


2003年12月31日

大分川と湯布院


街中をひっそり流れる
大分川。この風景は旅情を
誘います。


2003年12月31日

朝霧の金隣湖


湯布院名物といえば朝霧。
その原因がこの金隣湖。
湖底から水と温泉が同時に湧くという
変な湖。
外気との温度差が常に
水蒸気雲を発生させる
原因となってます。


2003年12月31日

高千穂〜高千穂峡@


この旅のハイライト
高千穂です。
宮崎県なんですが、北部の山間に
位置し、南国宮崎のイメージ
からはほど遠いです。

まず、高千穂峡。
V字の谷が美しい。


2003年12月31日

高千穂〜高千穂峡A


ガイドブックだったら
必ず新緑の場面ですが。
真冬の高千穂峡と
真名井の滝。
ボートを漕ぐ手もかじかみそう


2004年01月03日

高千穂〜高千穂峡B


真名井の滝を逆方向から
望む。ガイドブックとは
別角度です。
この方向からもなかなか
おつな風景。


2003年12月31日

高千穂〜夜神楽@


大晦日の夜を夜神楽見物
なかなかいいものです。
観光神楽は毎日演じられて
いるそうですが、本来は
農閑期に33番の舞を
一晩中かけて踊る
壮大なものです。

まず24番
手力雄(たぢからお)
天照大神がかくれている
天岩戸を探しあてるところ
を表現します


2003年12月31日

高千穂〜夜神楽A


続いて25番
鈿女(うずめ)
天照大神に出て頂くよう
舞が続く。


2003年12月31日

高千穂〜夜神楽B


そして26番
戸取(ととり)
天岩戸の扉が開く
本日の神楽の
ハイライトとなる


2003年12月31日

高千穂〜夜神楽C


さらにもう一番
20番
御神体(ごしんたい)
伊奘諾尊・伊奘再尊が
踊る、神楽の定番。
内容は・・これは、実際
見てのお楽しみ
是非実物をみてください!


2004年01月01日

高千穂〜初詣


2004年のスタートは
神話の国で。
高千穂神社で御参り。
願い事は当然・・内緒


2004年01月01日

高千穂〜ご来光


神話の国で迎える
元日の朝。
国見ケ丘でのご来光
幸い拝むことが
できました。晴れ


2004年01月01日

ご来光A


サービスカット
でーす


2004年01月01日

阿蘇〜白川水源


醒ヶ井に続く第二弾。
水を訪ねて白水高原。
ここは有名ですねぇ
水温14度。冬は暖かい。
毎分60tを湧出。
少し濃く見えるのが
湧出箇所。
下からこんこんと出てます。

でも水が名物になるのは
少し寂しい気もします。

環境改善が進んで
日本全国で川の水が
澄む日が来るのでしょうか?


2004年01月01日

阿蘇〜中岳噴火口


阿蘇って余りにも
有名ですが、
ここでおさらいしましょう
@阿蘇山という山はない
A全周128キロの外輪山と
 阿蘇五岳を中心とした総称
 を「阿蘇山」という
B火口間近までいける
 火山は他に例をみない

ということで、噴火口です
寒さのせいもあってか
蒸気の量が多かった。


2004年01月01日

阿蘇なんだけど・・


阿蘇だからか。
この写真を見て
九州は想像しがたいけど
やっぱり寒いんだ!
立派な冬山です




比較的天候に恵まれ、
神楽、初詣、ご来光と
「日本の伝統」を満喫した旅となりました。
二昔前のフレーズですが
「Discover Japan」ということばが
ぴったりの旅でした。



トップへ
戻る