懐かしの菊人形

今年2010年は京阪電鉄開業100年
そして枚方の秋を彩ってきた菊人形も100年

残念ながら菊人形を作られる菊師が少なくなったことから
5年前に休止してしまいました

しかし100年の節目に一度だけの復活

私も30年ぶりの菊人形見学です

2010年11月21日

今から30数年前、まだ小学生だった私は
毎年秋になると枚方公園まで菊人形を両親と一緒に見に行くのが年中行事だった。

ただ、菊独特の匂いと人形がこちらをカッと睨むのが何となく苦手で、
小学校6年生を最後に行くことはなくなっていた。

そして5年前、ついに時代の流れというべきか
菊人形もその歴史にピリオドを打たざるを得ない状況にまで追い込まれていた

ただ、5年前は仕事に忙殺されていたので、気になりながらついに行けず
少し悔いを残すことをしてしまった

しかし、この秋、100年の節目で一度だけ復活するという
過去の郷愁を心に抱きつつ、足を運ぶことにした


枚方公園駅からひらかたパークへは約5分の道のり


観覧車が見えるので辛うじて遊園地があることがわかるものの
普通の住宅街を抜けていくことに違和感がある。
こういうところも昔と全く変わらない光景ではあるが(笑)


枚方市のマンホールにも描かれる菊
市の花でもある


エントランス 昔をここをワクワクしながらくぐったものだ
でも今は比較的地味な構えかww


一旦入ってしまうと、中は菊のお出迎え


今回のテーマは大河ドラマと同じく「龍馬伝」

ここからしばし、館内の様子を・・




小学生のとき、秋になればいつでも見ることができた菊人形も
このように見れなくなると一抹の寂しさを覚えます。

そして、あまり好きではなかった筈の菊の香りも
記憶を呼び起こす大切なツールになっていた。

一気に30数年前に戻った感じがしたとき
目の前がモノクロとカラーが混在する不思議な感覚にとらわれた・・

いつまでも続くと思われていたものがなくなるとき
その圧倒的存在感に初めて気づくものである

菊一輪一輪の美しさ







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