
平和への祈り 沖縄・石垣
初の沖縄旅行
期間は短かったですが沖縄本島と石垣島を訪れました
天気は生憎のくもりでしたが、穏やかな気候に
冬ということを忘れさせてくれました
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今回のきまま旅は、遠出して沖縄と石垣島
毎年恒例になっている「年末年始にどっかに行く旅行」シリーズ
今年も身内(父です)の「暖かいところに行きたい」というリクエストに応え、
奮発して3泊4日の沖縄・石垣の旅です
アクティブな旅行ではなく、じっくりと観光地を巡りつつ
いつものように地元の味を堪能する旅となりました
ほんの少しですが、旅のおすそ分けをさせていただきます。
【12月29日】
旅のスタートは神戸空港
伊丹発、関空発の沖縄行きが満席だったので
神戸空港発に切り替えての出発
関西圏に3つも空港がありますが、こういうときに便利さを感じます
13:50 神戸空港発
16:05 那覇空港着
今日は沖縄に入るだけになります

沖縄には2003年に開業したモノレール(通称:ゆいレール)が開通
那覇空港から中心部の牧志、おもろまち等を経由し首里へとつながります
ゆいレールでみつけた、「ドアちゅうい」のシール
沖縄らしく、カニのイラスト

初めての沖縄
夕食は島唄ライブを聴きながら、沖縄の料理を味わいました
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沖縄のビール
オリオンビール |
珍味です 豆腐よう
いうなれば東洋のチーズ |
沖縄ソバの焼きそば |
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定番 ラフテー(豚の角煮)
奥に見えるはスギ(黒カンパチ)
の刺身 |
ゴーヤーのフライ
(バックに見えるのは
勿論泡盛でございます・・) |
ヒラヤーチー(沖縄風チヂミ) |
【12月30日】
この日は1日中レンタカーで沖縄本島を巡ります
(日程の都合上、1日しかありません・・ どこに行こうか思案します)
初めての沖縄なので定番どころをめぐります。
まず現在庭園を整備中の首里城公園へ

守礼門が出迎えてくれます
今はあまりみませんが、2000円札にも描かれていますね

正殿に向かう道中多くの門をくぐり
そのスケールの大きさを実感します
そして正殿に到着します

正殿の中では琉球王朝の栄華の模様を垣間見ることができます
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中山世土(ちゅうざんせいど)
王妃や身分の高い女官の
暮らした場所です |
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発掘作業中にでてきた
石垣跡です |
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国王の王冠
当時の栄華が偲ばれます |
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宮中の行事の模様を
ジオラマで再現 |
その後、車を北に走らせて名護の「沖縄美ら海水族館」へ向かいます
その道中見つけた名護球場
名護といえば、北海道日本ハムのキャンプ地
思わず途中下車です
そして有数の観光地として名高い「沖縄美ら海水族館」へ

中では大きな水槽のなかで、イトマキエイ(マンタ)とジンベエザメが悠々と泳ぎます

この大水槽のアクリルの幅はなんと60センチ
さらにこの観賞用の水槽はギネス認定の最大のものです


水族館は時のたつのを忘れさせてくれます・・
続いては、一路車を南に走らせて
平和祈念公園、そしてひめゆりの塔を訪れます。
沖縄を語るときには避けて通れない太平洋戦争
教科書問題などでゆれていますが
ここは歴史と正面から向き合う必要はあると感じ
沖縄旅行を決めたときに必ず行きたいと思っていました。

ここには沖縄戦で命を失った20数万人の名前が刻まれています
命の重さ、考えさせられますし、感じざるをえません

公園の中には実際の砲弾も・・

そして「ひめゆりの塔」

軽々しい言葉をつづることはふさわしくないです・・
命の重さ、争いの愚かさをなぜ人間は気づかないのでしょう
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「いわまくら かたくもあらん
やすらかに ねむれとぞいのる まなびのともは」 |
この日は他に沖縄代表校を訪ねました
時間制限がありましたが、4校訪問
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センバツ優勝経験 沖縄尚学 |
沖縄からの初出場&初勝利
首里高校 |
2年連続準優勝 沖縄水産 |
3年連続ベスト8 豊見城高校 |
那覇2日目の夜
この日も居酒屋で琉球料理を堪能します
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海ぶどう
このプチプチ感がいいです |
ソーミンチャンプルー
ソーメンの炒め物 |
ゴーヤチャンプルー
これは定番ですが、
苦くないからとても美味い! |
ジーマミー豆腐
デザートっぽいんです |
【12月31日】
朝早く起きて、ホテル前の国際通りを散歩
奇跡の1マイルを歩きます



今日はこのまま、石垣へ向かいます

石垣に着いてまず向かったのが、八重山商工(何でや!)
日本最南端の甲子園出場校に敬意を表します

石垣島では青い空と碧い海を期待していましたが、生憎の曇り空・・
1周しても80キロ弱の石垣島の地図とともにご案内

まずこちらも人命の尊さを知らせる「唐人墓」を訪ねます

19世紀中ごろ、中国人奴隷を乗せたアメリカ商船が石垣市まで座礁
ときの琉球王朝はこれを保護しますが、後にこれを追ってきた
イギリス軍により探索の後、殺戮される
その霊を弔うために建てられたものです
余り知られていない歴史ですが、これも事実
教科書では決して知ることのできない史実を知ることの大切さを教えてくれます
車を西回りに走らせて約30分
川平公園から川平湾を見ます
空が曇っていて残念でしたが・・
コバルトブルーとエメラルドグリーンの海の色 伺い知ることができました


さらに車を東に走らせます
そこには南国らしく「ヤエヤマヤシ」が自生しています

自生地近くではサトウキビ畑が広がり、南国ムードが広がります

石垣島1日目は、島を半周で終了
夜は石垣料理に舌鼓・・
石垣島といえば、石垣牛、あぐー豚、まぐろ・・ いずれも泡盛にぴったりの相性です
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あぐー豚のステーキ
ガーリックとの相性が抜群 |
マグロとアボガドのサラダ
新鮮なマグロをゴマドレは合います |
石垣牛の握り寿司
贅沢な一品 |
マグロのたたき
こちらも新鮮! |
【1月1日】
新年を南国 石垣島で迎えます
とても穏やかな気候 本州では冬型の気圧配置で荒れた天気という報道がされていましたので、幸せな気分・・
石垣島といえば「海人」発祥の地
いまや沖縄土産の定番となった「海人」Tシャツの本店は石垣島にあります
紫色のTシャツがありましたので、購入しました


2日目は石垣島を1周します
途中名蔵でマングローブをみることができます

しばらく北に車を走らせると「石垣島窯元」の文字

ここで見つけた石垣焼の色合いに思わずため息・・
何ですかこの深いブルーは・・
それもそのはず、大阪のリッツカールトンでも食器として採用されているほどのもの
この旅一番の驚きと発見です
(写真はマンタをかたどった飾り皿です 思わず購入しました)

次は石垣島最西端の御神崎(おかんざき)
風が強く飛ばされそうになりながらの訪問です

その後約1時間車を走らせると
最北端、平久保崎に到着
こちらでものんびりと散策します
周辺では牛の姿もみることができます
さらに30分ほど走らせると玉取崎展望台
東海岸を一望できます


ゆっくり1周しても約3時間ほど
少し遅めの昼食は、石垣の中心730交差点近くの八重山そば本店で頂戴します
730交差点って・・
1978年7月30日に道路交通法改正により
右側通行から左側通行に変更したことを記念して730交差点を呼ばれています


ここでまたまたサプライズ!
出てきた器の大きさったらハンパねぇ
箸の大きさと比較してください・・

石垣島といえば、千葉ロッテのキャンプ地そしてドラフトで入団した大嶺投手の出身地・・
脈絡なく訪れた沖縄・石垣の旅も終わり
石垣空港から一路那覇を経由して神戸空港へ帰ります

初めての沖縄の旅 次回訪問時は青い空を堪能したいと願いつつ・・
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