【いただきます】は生命活動の原資への礼節 |
最近,スーパーマーケット等の食品トレーに1食分が販売用に陳列されて原形は文字表示である。 1次産業に関する知恵を補完する「いただきます」の本質を理解する教育を受けたのは20歳代と遅い。 幼児期には蛇や蛙,川魚、昆虫との対話,命のはかなさは実体接触することと冠婚葬祭の儀式,交通事故,病気等による同窓生の死は誰もが経験する。 しかし,3回の食卓に上がる全ての食材の原形と姿を考えられるチャンスは少なく,トレー上の食材と梱包状態の食品までが通常と考えられる。 私的であるが,労使間教育の労組教育で教示された時期に,富士山近郊研修センターで小学校教諭経験者の学習指導体験を聴講した例は忘却できない。 トレーに分割された肉類の屠殺解体のプロセスを見学させることで,生命と家畜の用途,人類の食物連鎖と生活設計に仕組まれ草食と肉食系に区分される哺乳類を食するには生存したままの個体では一般家庭では屠殺する力量が無い。 この受講体験で鮮明に「いただきます」の礼節語彙は命を食すことの意図を含み草食・肉食にかかわらず全ての食品は生存していたことを認識して感謝することを意味していると定義しても問題ない。 当然、屠殺の業務と解体する業務がないと食品トレーに区分できず,品名が記載されていることで食した原形を把握するのが一般庶民である。 1次産業・二次産業・三次産業は18世紀若しくは19世紀に開発されてイギリスから発祥展開している。 現代においては1次産業から六次産業の定説からAI・IT/IOTの情報化処理と「インテリジェンス」と自動蓄積回路を搭載した自動化ロボット,遠隔操作と自走若しくはリーモート監理,体験習熟更新プログラムを設備した最新技術,人工衛星と距離測定とターゲット認識は確立され自動運転技術等の競争と民間企業のロボット開発は先進国の常道施策で、宇宙と月の開発基地と資源活用プログラムも既知情報である。 時代と文明は発明による右肩上がりで垂直傾斜角の様相で進歩しているが一般庶民と先進技術の融合と人格形成は比例しないのかもしれないがエネルギー資源の開発は90憶人到達速度以上に優先され人口の多い10ヶ国のとその先進国の役割は大きい。 |