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廃炉の凍土壁と卸市場の盛り土
 水素爆発後廃炉される廃炉プロセスの凍土壁と生鮮食品の卸市場の盛り土の自然現象無視は共通している。

 凍土壁を施工し周囲をアクセス出来ぬよう設計構築したが伏流水と海水の潮位(干満差)と台風等の高潮と流速で水の通過認識は設計段階で考慮しているが上下方向の密封を無視したプログレスである。

 ペット等家畜の簡易水飲み装置は瓶に1週間程度の量を鑑みて,表面張力と気圧の関係で瓶の飲み口を容器に入れた水の表面より下に位置させ,容器の水をペットが飲み干していく過程で瓶の口が容器の水の表面から出ると瓶から水が出て瓶の口が容器の水に水没すると瓶から水が出なくなり,飼い主は水に関しての心配はせずに旅行等でEnjoyできる。

 この自然現象を無視した報道と関係者のポンプアップへの変遷,凍土壁の構築と上下方向の空気アクセス遮断と,周囲凍土壁の上部を可能な限りコンクリートで密封に近い状態に工事を進めている。

 盛り土は,自然の驚異である高波と流速を鑑みた海辺の土木設計で,ポンプアップ業者による企業活動利潤を鑑みた海水面より低い位置に底面を作り上部空間に海水と地下水を流入させポンプアップ除去させるシステムで企業との共謀は中枢の交代によって本質は報道されていない。

 しかるに,地下の土壌に混入混在する環境1SO-14001の条項に違反していることと,その水質管理を定期的に検証する名目等,市場地下の空洞化と海水潮位の高低差による土壌からの汚染水を採取する仕組みと成文分析を定期的な実施は容認できるが,盛り土と表面に防水とコンクリート敷き設処理すれば完全に遮断できた事例で仕様変更は問題である。

 凍土壁に関しては,人体への悪影響物質が常時流出し海水を希釈汚染させ,メルトダウン後の水素爆発から干潮と満潮,高潮,伏水,海水の流速圧等が影響しペットの飲料と同様に海水面の上下で発生し,空気の通過自由で地下水流と海流は海水表面の上下動に準じて遷移し汚水(放出後汚染物質希釈水)の流出入の繰り返しがおきている。

 汚染物質のタンクが増設できないから,汚染水を希釈しての海への放出は,メルトダウン後から希釈せずに放出させている実績の希釈率は,海水量は全世界の海水量が分母で汚染物質が分子であるので溶け込む物質では,希釈して放出しても現状と何ら変化はないと洞察可能である。

 『タンク増設エリアを確保できないから希釈して海水放出は安全である』の理由は本末転倒である。

 税金を活用してタンクの製造と汚染水維持管理の無駄な費用をどのように埋めるのかも議論なされるべきである。

 経済産業省が主導し関係省庁と電気事業法等に係る違法等を証明できなければ,無駄な税金活用,無駄な労力と人工数を使用した愚かな手法は避難の的になる。