業務要永永準書 1 委託の基本的水準 (I)受託者 (以下「乙」という。)は、自らのノウハウを最大限活用して、相生市 (「甲」 という。)が所有する本件施設の運転管理及び維持管理を主体的に行い、下水を連続的 に処理するとともに、安定した処理水を提供するほか、現行のサービス水準を維拝する とともにその向上を図ること。 (2)業務の実施にあたっては、既存施設等の特質を十分理解し、安定処理が確保できる よう十分な業務履行体制で臨むこと。 (3)乙は、下水道事業の公益性を十分理解し、地域住民等に対する適切な配慮を行うほ か、環境に対して十分配慮し、環境負荷の軽減など、環境保全及び地球環境保全に向け た取り組みを推進すること。 2 運営期間を通じて甲が乙に委託する業務 運営期間を通じて甲が乙に委託する業務は、以下のとおりとする。なお、委託する業 務の補足事項については、本基本仕様書別紙によるものとする。 (l)枯生干水管理センター及び関連ポンプ場 ア 運転管理業務 (ア)運転業務 a 枯生干水管理センター、中継ポンプ場及び下水道マンホールポンプ (以下 「管 理センター等」という。)における運転・監視操作、工場排水の支人、季節別運 転の試行及びその関連業務 (送風量の調整、流入量調整、機械濃縮設備・悦大機 設備の運転等) b 管理センター等施設の点検及び巡視 c 農業集落排水処理場等 (全8管所)からの引抜汚泥の受入れ及び機械濃縮設備 への没入 (イ)木質管理業務 a 委託業務において運転管運上で要求される水質分析、汚泥分析、ケーキ含水率 などの分析・解析 b 水処理反応槽のDO、MLSS等、処理機能等の管理 (ウ)調達管興業務 a 大道、ガス、燃料の調達管理 b 電力調達管理 c 薬品類、その他消耗品類の調達管理 (ェ)文書管理業務 運転、水質管理、保守点検、修繕その他の業務に関するデータの記録、各報告書の 作成と報告、完成因善導の管理 (オ)保安管理業務 工 管理センター等への第三者の立ち入り防止等に関する施設の保安巡視 イ 管理センター等の保守管理業務 (ア)保守点検業務 a 機械設備、電気・計装設備、建築付帯設備及び建築物の保守点検 b 水槽、タンク等の保守管理並びに清掃業務(建切肉部の日常清掃、汚泥貯留槽、 サービスタンク等の清掃であって、廃棄物の処理及び清掃に関する法律における 一般及び産業廃棄物の許可を必要とする清掃を除くものをいう。) c 特殊な機器、部品、高度な寮門技術等を必要としないで作業、措置できる簡易 な故障修理 (イ)衛生管現業務 a 公共施設としての美観を保つための除草及び植栽管現業務 (高所の勢定は除 く) 。 b 陸物等諸室の清掃業務 抹西清掃、高所を除く窓ガラス清掃)。ただし、設備 機器の清掃は、保守管理の一環として実施すること。 (ウ)消耗品、資材の管理・調達 ウ 修繕業務 (ア)修繕計画に基づく管理センター等の修繕業務の実施 (イ)設備の故障、破損などの機能回復に必要な突発修繕の実施 ェ 廃棄物質現業務 管理センター等から発生する廃棄物の搬出、運搬、管理及び処分に係る事務 (2)雨氷ポンプ場施設 ア 運転管理業務 (ア)運転業務 建物等諸室の清掃業務 抹面清掃、高所を除く窓ガラス清掃)。ただし、設備機器 の清掃は、保守管理の一環として実施すること。 雨氷ポンプ場における水位自動運転の監視及びその関連業務 (イ)文書管理業務 運転、保守点検、修繕その他の業務に関するデータの記録、各報告書の作成と報告、 完成因書等の管理 イ 雨氷ポンプ場の保守管興業務 (ア)保守点検業務 a 機械設備、電気・計装設備、建築付帯設備及び建築物の保守点検 b 特殊な機器、部品、高度な専門技術等を必要としないで作業、措置できる簡易 な故障修理 (イ)衛生管現業務 a 建物等諸室の清掃業務 (床面清掃、高所を除く窓ガヲス情掃)。ただし、設 備機器清掃は、保守管理の一環として実施すること。 (ウ)消耗品、資材の管理 2 (3) し尿前処理施設 ア 連転管理業務 (ア)運転業務 a し尿前処理施設における運転・監視操作及びその関連業務 (生し尿・浄化槽汚 泥愛人量の調整、ドラムスクリーン設備の運転、水処理,汚泥処理施設への没入 角荷量の調整等) b し尿前処理施設の日常点検及び巡視 (イ)木質管理業務 委託業務において運転管理上で要求される水質分析、汚泥分析・解析 (ヴ)調達管理業務 a 電力調達管理 b 薬品類、その他消耗品類の調達管理 (ェ)文書管現業務 運転、水質管理、保守点検、修繕その他の業務に関するデータの記録、各報告書の 作成と報告、完成因書等の管理 (オ)保安管現業務 し尿前処理施設への第三者の立ち入り防止等に関する施設の保安巡視 イ 保守管理業務 (ア)保守点検業務 a 機械設備、電気・計装設備、建築付帯設備及び建築物の保守点検 b 木樽、タンク等の保守管理 c 特殊な機器、部品、高度な専門技術等を必要としないで作業、措置できる簡易 な故障修理 (イ)衛生管興業務 建物等諸室の清掃業務 抹西清掃、高所を除く窓ガラス清掃)。ただし、設備機器 の清掃は、保守管理の一環として実施すること。 (ウ)消耗品、資材の管理・調達 ウ 修繕業務 設備の破損,故障の応急処置の実施 ェ 廃棄物管現業務 し尿前処理施設から発生する廃棄物の管理 (4)農業集落排水処理施設 ア 速力監視装置による監視業務 速力監視装置による農業集落排水処理場及び関連マンホールポンプの運転状況の監 視及び異常時関係部署への通報 CO 3 管理センター等の要式米準 T)運転管理業務水準 乙は運営期間において、以下に示す業務の水準を確保すること。 ア 基本的水準 (ア)乙は、委託業務の履行に必要とする関係法令その他関係書類等を熟知し、その定 めるところに従って業務を履付すること。 (イ)乙は、設備の構造、動作特性、管理状況及び諸性能を熟知し、日常はもちろん、 故障・零敗時においても迅速かつ適切に処置できるよう準備すること。 (ウ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、運転管現業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 大量・木質の把握 下水の量及び質に応じた水処理を行い、流人下水が、 [別表I-1]及び [別表T-2] に示す大量及び水質において、 [別表1-3]に示す要式米準を満足するよう水処理工 程の水質を把握すること。 [別表1一I]流入下水の大量 @ 運営期間中における日最大流入量 18. 0 0 0 nf/0 A 運営期問中における時間最大流入量 1. 2 0 0 mVflf B 全称2年度想定流人下水量 3. 6 2 0. 000 mV^ C 令和3年度想定流人下水量 3. 6 2 0. 000 ra/^ D 令和4年度想定流人下水量 3. 6 2 0. 000 nf/^ E 令和5年度想定流入下水量 3. 6 2 0. 000 m3/^ F 令和6年度想定流入下水量 3. 6 2 0. 000 m3/^ 浅近流水の異常増大による場合は、別途協議する。 [別表1-2]流人下水の木質 運営期問中における流人下氷水質の最大値 BOD 2 lo mg/fl s s 2 15 mg/fi 渓流人下氷水質は、近流水を含む値である。 [兄1」表I一3)処理永の要式米準 BOD 1 6 (mg/)以下 要求する処理木質 s s 2 3 (mg/)以下 (契約放流水質基準) COD 2 0 (mgれ) 以下 金窒表 3 5 (mg/fi)J^T 全リン 4 (mgれ)以下 釆季節別運転期間中にっいては要求する処理木質 (契約放流水質基準)の適用対象外 とする。 4 ウ 汚泥処埋設備の運転 (ア)腕木 下水の処理によって生じた汚泥を濃縮・脱水する。汚泥処理に係る運転は、運営期 間を通じて [別表1-4]が適用される。 [別表1-4]汚泥処理運転の要永永準 要求するべルトプレス腕木機及び遠心腕木機の月 7 4. 0 ~ 8 1. 0 % 平均ケーキ含水率(契約含水率、加重平均) (目標値7 8W) (イ)機械濃縮 余剰汚泥の処理どともに農業集落排水処現場からのヲ抜汚泥を濃縮すること。 [別表1-5]に平成3O年度の実績を示す。 [別表1-5]農業集落排水処理場5抜汚泥重 農業集落排水処現場の引抜荷泥量 3. 4 0 0 mV^ エ 点検筆 管理センター等の運転状況及び設備機器の異常の早期発見に努めるため、点検等を実 施する。点検等は、処理状況及び設備の状況に応じて定期的に回数を定めて又は適宜に 実施すること。 点検等にあたっては、機器の状態に注煮し、特に異音、振動、臭気及び過熱の有無並 びに計器の指示値等に注意すること。 オ 管理・調達 (ア)電力の管理・調達 管理センター等の運転管理を良好に行うために、安定した電力の供給がされるよう 管理すること。又、電力会社との契約は乙が実施し、支払いに係る費用は乙の負担と する。 (イ)薬品の管理・調達 管理センター等の連転管理を行うために必要となる薬品類の調達については、乙の 費用により実施すること。 なお、乙が管理センター等において使用する薬品の種類については、予め甲と協議 を行い、承諾を得た上で使用すること。 (ウ)その他消耗品等の管理・調達 管理センター等の運転を良好に行うために必要な水道、ガス、燃料、通信、その他 5 全ての消耗品等の管理・調達は、乙の費用にて実施すること。 力 丈書管現業務 (ア)下木処理施設の運転、絶待管理等を良好に行う上で必要となる図書その他の文章 を保管し、これらの文章の致損・滅失がないよう適切に保管すること。また、甲の指 示に従い、必要な修正、追録及び廃棄を行うこと。 (イ)運転、水質管理、保守点検、修繕その他の業務に関するデータ等を記録し保管す ること。また、甲に提示若又は提出する各報告書の作成と報告を行うこと。 (ウ)本委託の運営に係るデータは、これを記録すること。 データの項目及び記録の方法等については、委託開始に先立つ運営計画書の中に明 示し、甲と協議の上決定するものとする。 キ 保安管理業務 ろは、下水処理施設における第三者の立ち入りなどによる事故防止、盗難その他の事 態を防止するために施設の保安管理を行うこと。 (2)保守管理業務の要永永準 ア 保守管理の水準 (ア)委託期間終了時、委託範囲における全ての施設が通常の施設運営を行うことがで きる機能を有し(甲が実施中、改築更新又は改良計画中の施設を除く)、著しい損傷 がない状態で甲に引渡しが行えるよう関係法令等を遵守し、適切な保守管理を行うこ と。 (イ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、保守管理業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 保守点検 (ア)建築設備保守点横 木処理及び汚泥処理の建築設備について、その機能を良好に保つよう保守点検を 行うこと。 (イ)機械、電気及び計架設備保守点検 機械、電気及び計装設備について、設備の構造や特性はもとより、管理センター等 のシステム全体を熟知し保守点検を行う。また、管理センター等にて必要とする消防 設備、安全衛生法等による自主検査その他法令で定められている点検等、これら全・て は乙の負担で行うこと。 ただし、高圧受変電設備の自主検査にっいては、甲が電気保安管現業務として別に 契約する。 (ウ)消耗品類の調達管理 管理センター等の保守管理を行うために、必要となる消耗品類の調達にっいてほ、 乙の費用にて実施すること。 ウ 衛生管現業務 6 (ア)水槽等の保守貞 及び清掃等 永処理及び汚泥処 に設置されている水槽、タンク等は、その機能に支障がないよ うに定期的に点検し、 必要に応じて修繕、清掃等を実施すること。 (イ)環境衛生 木委託の実施に当ま っては、地域住民の生活環境に十分配慮し、適正な環境衛生管 理を行うこと。また、 委託に使用する建物内は、日常的な清掃を励行し、清潔に保持 すること。 ェ 修繕業務 (ア)定期修繕 乙は、修繕計画に基づいて管理センター等の修繕を実施すること。また、委託終了 時における施設の原状回復のための修繕を含むものとする。 (イ)突発修繕 突発的に生じた設備等の故障、不良、破損などが生じた場合は、速やかに修繕など を実施し、その機能の回復を図ること (修繕には取替を含む)。 (ウ)修繕業務の運用 a 乙は、修繕の実施に際し事前に当該修繕の内容及び費用を甲と協議し、その承 諾を得るものとする。ただし、緊急やむを得ない場合は、当該修繕実施後に、当 該修繕の内容及び費用を甲に提出すること。 b 乙は、本件施設の自然災害等によるものは除いて、修繕に係る費用の合計とし て各運営年度にっき、し尿前処理施設分を含めて25,200千円 (税抜き)とし、 修繕の実施に係る費用は、当該運営年度年に精算するものとする。 ただし、この額に不足が生じる場合は、速やかに甲と協議するものとする。 c 修繕に係る内容、費用等については、これを記録すること。なお、データの項 目、記録の方法等については、委託開始に先立つ計画書の中に明示し、甲と協議 の上、決定ずるものとする。 (3)廃棄物管理業務の要式水準 ア 廃棄物管理の水準 管理センター等から発生する一般廃棄物及び産業廃棄物の管理は、廃棄物の処理及び 清掃に関する法律を遵守し、管理センター等の運転に支障をきたすことのないよう、ま た、悪臭発生による周辺環境への影響がないよう適正に管理すること。ただし、廃棄物 の運搬及び処分は、甲が別に契約する者が実施するが、その発注とマニフェスト管理に 関する事務は乙が実施し、支払いに係る費用は甲が負担する。 また、運搬及び処分の契約先は複数社とする予定である。 イ 廃棄物を管理すべき量 運営期間中に乙が管理すべき廃棄物の量は、 [別表1-6]に記載する量を予定してい る。 [別表I-6] 専務管理に関する廃棄物の量 廃棄物名称 発生揚萌 発生量 令和2年度想定量 令和3年度想定量 悦大ケーキ 令和4年度想定量 2,400 t /^ 令和5年度想定量 2,400 t /^ 令和6年度想定量 4 面水ポンプ場施設の要永永準 (1)運転管理業務水準 乙は運営期間において、以下に示す業務の水準を確保すること。 ア 基本的水準 (ア)乙は、委託業務の履行に必要とする関係法令その他関係書類等を熟知し、その定 めるところに従って業務を履付すること。 (イ)乙は、設備の構造、動作特性、管理状況及び諸性能を熟知し、日常はもちろん、 故障・専政時においても迅速かつ適切に処置できるよう準偏すること。 (ウ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、保守管現業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 定期点検等 雨水ポンプ場施設の運転状況及び設備機器の異常の発見に努めるため、定期点検を 実施する。 定期点検は、処理状況及び設備の状況に応じて回数を定めて実施すること。 ウ 管理・調達 (ア)電力の管理・調達 雨氷ポンプ場施設の運転管理を良好に行うために、安定した電力の供給がされるよ うに管理すること。また、電力会社との契約は甲が実施し、支払いに係る費用は甲が 負担する。 (イ)燃料の管理・調達 雨氷ポンプ場施設の運転管理を行うために必要となる燃料の管理を行う。ただし、 調達については、甲の費用にて実施する。 (ウ)大道その他消耗品等の管理、調達 雨氷ポンプ場施設の運転を良好に行うために必要な水道、通信その他全ての消耗品目 等の管理を行う。ただし、調達については甲の費用にて実施する。 エ 文書管興業務 (ア)雨氷ポンプ場施設の運転、絶待管理等を良好に行う上で必要となる図書その他の 00 文章を保管し、これらの文章の致損・滅失がないよう適切に保管すること。また、甲 の指示に従い、必要な修正、追録、廃棄を行うこと。 (イ)運転、保守点検、修繕その他の業務に関するデータ等を記録し保管する。また、 甲に提示又は提出する各報告書の作成と報告を行うこと。 (ウ)本委託の運営に係るデータは、これを記録すること。 データの項目及び記録の方法等については、委託開始に先立つ計画書の中に明示し、 甲乙協議の上決定するものとする。 (2)保守管理業務の要犬木準 ア 保守管理の水準 (ア)委託期間終了時、委託範囲における全ての施設が通常の施設運営を行うことがで きる機能を有し(甲が実施中、若しくは改築更新、改良計画中の施設を除く)、著し い損傷がない状態で甲に引渡しが行えるよう関係法令等を遵守し、適切な保守管理を 行うこと。 (イ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、保守管理業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 保守点検 (ア)建築設備保守点検 建築設備について、その機能を良好に保つよう保守点検を行うこと。 (イ)機械、電気及び計架設備保守点検 機械、電気及び計装設備は何らかの故障や事故が発生するとプラント全体を停止さ せるような事態が生じることもあるため、設備の構造や特性はもとより、雨水ポンプ 場施設のシステム全体を熟知し保守点検を行う。 また、雨水ポンプ場施設で必要とする消防設備、安全衛生法等による自主様査その 他法令で定められている点検など、これら全ては甲の負担で行う。 (ウ)消耗品類の管理及び調達 雨氷ポンプ場施設の保守管理を行うために必要となる消耗品類の管理を行う。ただ し、調達については甲の負担で行う。 ウ 衛生管理業務 (ア)環境衛生 監視室の床面清掃については月1回以上、また、機器室及び窓ガラスの清掃につい ては年1回以上の頻度とする。 (3)廃棄物管現業務の要永永準 ア 廃棄物管理の水準 雨氷ポンプ場施設から発生する一般廃棄物の管理は、廃棄物の処理及び清掃に関する 法律を遵守し、雨水ポンプ場施設の運転に支障をきたすことのないよう、また悪臭発生 による周辺環境への影響がないよう適正に管理すること。ただし、一般廃棄物の運搬は、 甲が実施する。 os 5 し尿前処理施設の要犬木準 (I)運転管理業務水準 乙は運営期間において、以下に示す業務の水準を確保すること。 ア 碁本的水準 (ア)乙は、委託業務の履行に必要とする関係法令その他関係書類等を熟知し、その 定めるところに従って業務を履行ずること。 (イ)乙は、設備の構造、動作特性、管理状況及び諸性能を熟知し、日常はもちろん、 故障及び事故時においても迅速かつ適切に処置できるよう準偏すること。 (ウ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、運転管理業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 大量及び水質の把握 生し尿、浄化槽汚泥の量及び質に応じて水処理及び汚泥処理施設に投入し、 [別表 1-7lに示す想定受大量、[別表1-8]に示す木質において管理センターの要式米準を 満たすこと。 [別表1-7]生し尿・浄化槽汚泥想定受大量 生し尿2t/日 浄化槽汚泥5t/日 @ 令和2年度想定受大量 A 令和3年度想定受大量 生し尿2t/日浄化槽汚泥5t/日 B 令和4年度想定受大量 生し尿2t/日 浄化槽汚泥5 t/目 C 令和5年度想定受大量 生し尿2 t/日浄化槽汚泥5 t/日 D 令和6年度想定受大量 生し尿2t/日浄化槽汚泥5 t/目 [別表1-8]生し尿・浄化槽汚泥の木質 木質項自 生し尿 浄化槽汚泥 PH 7. 9 7. 3 BOD 9. 5 0 Omg/fi 5. 6 0 0 mg/fl COD 5. 6 0 0 mg/fi 4. 7 0 0 mg/fl s s 11. 0 0 0 mg/fi 12. 000 mg/fi 全室素 3. lOOmg/fi 9 8 Omg/fi 全リン 4 6 Omg/fi 1 7 Omg/fi ウ 点検等 し尿前処理施設の運転状況及び設備機器の異常の早期発見に努めるため、点検等を実 施する。点検等は、処理状況及び設備の状況に応じて定期的に回数を定めて又は適宜に 実施すること。 lo コ 」 点検等にあたっては、機器の状態に注煮し、特に異音、振動、臭気、過熱の有無、計 器の指示値等に注煮すること。 エ 管理及び調達 (ア)電力の管理及び調達 し尿前処理施設の運転管理を良好に行うために、安定した電力の供給がされるよう に管理すること。調達について、下水管理センターの電力の一部を使用する。 (イ)薬品の管理及び調達 し尿前処理施設の運転管瑛を行うために必要となる薬品類の調達については、乙の 費用により実施すること。 なお、乙がし尿前処理施設において使用する薬品の種類については、予め甲と協議 を行い、承諾を得た上で使用すること。 (ウ)その他消耗品等の管理及び調達 し尿前処理施設の運転を良好に行うために必要な全ての消耗品等の管理及び調達 は、乙の費用により実施すること。 オ 丈書管理業務 (ア)し尿前処理施設の運転、維持管理等を良好に行う上で必要となる図書その他の文 章を保管し、これらの文章の般損・滅失がないよう適切に保管すること。また、甲の 指示に従い、必要な修正、追録及び廃棄を行うこと。 (イ)運転、水質管理、保守点検、修繕その他の業務に関するデータ等を記録し保管す る。また、甲に提示又は提出する各報告書の作成と報告を行うこと。 (ウ)本委託の運営に係るデータは、これを記録すること。 データの項目、記録の方法等については、委託開始に先立つ運営計画書に明示し、 甲と協議の上決定するものとする。 力 保安管理業務 乙は、し尿前処理施設における第三者の立ち入りなどによる事故防止、盗難その他, の事態を防止するために施設の保安管理を行うこと。 (2)保守管理業務の要式米準 ア 保守管理の水準 (ア)委託期間終了時、委託範囲における全ての施設が通常の施設運営を行うことがで きる機能を有し(甲が実施中、改築更新又は改良計画中の施設を除く)、著しい損傷 がない状態で甲に引渡しが行えるよう関係法令等を遵守し、適切な保守管理を行うこ と。 (イ)乙は、契約約款に記載する運営計画書に、保守管理業務に必要な事項を定め、 甲に提出すること。 イ 保守点検 (ア)建築設備保守点検 し尿前処理施設の建築設備について、その機能を良好に保つよう保守点検を行うこ と。 11 (イ)機械、電気及び計架設備の保守点検 設備の構造や特性はもとより、し尿前処理施設のシステム全体を熟知し保守点検を ,一, 行フ0 (ウ)木樽等の保守点検 し尿前処理施設に設置されている水槽、タンク等は、その機能に支障がないように 定期的に点検し、必要に応じて修繕、清掃等を実施すること。 (エ)消耗品類の調達管理 し尿前処理施設の保守管理を行うために、必要となる消耗品類の調達については、 乙の費用にて実施すること。 ウ 衛生管理業務 (ア)環境衛生 木委託の実施に当たっては、地域住民の生活環境に十分配慮し、適正な環境衛生管 理を行うこと。また、委託に使用する建物内は、日常的な清掃を励行し、清潔に保持 すること。 ェ 修繕業務 (ア)定期修繕 ろは、修繕計画に基づいてし尿前処理施設の修繕を実施すること。また、委託終了 時における施設の原状日復のための修繕を含むものとする。 (イ)突発修繕 突発的に生じた設備等の故障、不良、破損等が生じた場合は、速やかに修繕等を実 施し、その機能の回復を図ること(修繕には取替を含む)。 (ウ)修繕業務の運用 a 乙は、修繕の実施に際し事前に当該修繕の内容及び費用を甲と協議し、その承諾 を得るものとする。ただし、緊急やむを得ない場合は、当該修繕実施後に、当該修 繕の内容及び費用を甲に提出すること。 b 乙は、本件施設の自然災害等によるものは除いて、修繕に係る費用の合計として 各運営年度につき、下水管理センター等を含めて25,200 千円 C税抜き)とし、修 繕の実施に係る費用は、当該運営年度年に精算するものとする。 ただし、この額に不足が生じる場合は、速やかに市と協議するものとする。 c 修繕に係る内容、費用等については、これを記録すること。なお、データの項目、 記録の方法等については、委託開始に先立つ計画書の中に明示し、甲と協議の上決 定するものとする。 (3)廃棄物管現業務の要永永準 ア 廃棄物管理の水準 し尿前処理施設から発生する一般廃棄物及び産業廃棄物の管理は、廃乗物の処理及び 清掃に関する法律を遵守し、管理センター等の連転に支障をきたすことのないよう、ま た悪臭発生による周辺環境への影響がないよう適正に管理すること。ただし、一般廃棄 物の運搬は、甲が実施する。 12 6 農業集落排水処理施設の要式米準 T)運転管理業務水準 乙は運営期間において、以下に示す業務の水準を確保すること。ただし、移行期間に ついては、これを適用しない。 ア 基本的水準 (ア)乙は、委託業務の履行に必要とする関係法令その他関係書類等を熟知し、その 定めるところに従って業務を履付すること。 イ 速力監視装置による監視等 速力監視装置による農業集落排水処現場及び関連マンホールポンプの運転状況の 監視及び異常時関係部署への通報を行うこと。 13 別紙一I 委託する施設の概要 1 相生干水管理センタ一 計画下水量(日最大) 水処理 1 8, OOOm3/日 全体計画処理能力(日最大) 水処理 22. 5 0 0m3/日 運転開始平成元年4戸 設備 水処理:沈砂池設備、ポンプ設備、水処理設備、送風機設備、水処理電気設 備、脱臭設備 汚泥処理:汚泥濃縮設備、汚泥脱水設備、汚泥処理電気設備、脱臭設備 その他:管理棟設備(空調・換気等)、機械棟(換気等)、沈砂池ポンプ棟 (換気等) 僚輩活性汚泥法蟻集-好気活性汚泥法 処理方式 主要設備機器 設備名称 ""蠕。" 型式能力 数鼠 空電下gwl 変圧器 柏変圧器6.6kV/420V 750臥A 1 栢変圧器420V/210V 75kVA / lookY庄 単相変圧器420V/210V-105V 75kXA 2 自家発設備 デイーゼル機関 50PSX1800rpm 1 * 75WA 6600V 1 沈砂池設備 流入ゲート 蹄鉄製角形電動ダート600WX@400H l5kvV i"""蛾 間人式前面掻楊型(回転ア@ム里@目巾20mm1200WX3200H @5kY 1 し清悦大機 スクリュープレス式@油圧式lo5u/時37kY 1 沈砂分離器 傾斜型スクりユーコソヘア05u伸幸075kY 1 脱臭設備 生物脱臭担体充填式40@n/分 1 ""ンプ設備 汚木ポノブ o.l圭ポノブ水中汚水汚物ボアア6200X3.8ln@分xl8m 22kW 2 No33.5主ボノブ上仙渦巻斜流ボノブ6250X6.7nX分X17m 37 杣 2 No.4主ポノブ立軸渦巻斜が。力、ノブゆ300X13nu7分X17m 75kW 1 水処理設備 送風機 ロークソープロフ一ゆ125mmX22.5nu7分x5.6mAq45kW 2 口一タソープロ7一ゆ200m@nX30nu7分X5.6mAq 55k@@, 2 水中アクアレーター 水中B^it(BA-25BS)lo.0kgO2/81x3.5Nnf/ 3.7kW 1 水中撹押式(BA-35B型l13.3kgO2/時X4.4Nu7分55kW 3 水中撹拝式(F-37型@17.5kgO2/時X4.5NmV- 37kW 6 水中撹件式lF-55型l27.0kgO2/*X6.7Nm/分5@kY 6 汚泥措辞機 初沈汚泥損害桜チ,-ノブフ有式3350WX20000LXO.4kW i水路i駆動 終沈汚泥接客椴チ,-y7ヲ4式3350WX270001.X0.4kW l大路@駆勤 2 終沈汚泥掻宇機`-ノフラ朴弍3350WX27000LX0.75kVV l水略@駆動 2 終沈汚混掻寄機丹-,フヲU式3350WX27000@X0.75kWX2水酪27k路@駆動 2 汚泥"ンプ 初沈滞泥ボノブ横軸虹胡塞渦巻型ゆiooxi.ou/分X9mX55kW 2 週送汚泥ポノブ横軸蛆閉塞渦巻型ゆ@00X@25u7分Xはm]5油@@, 2 返送汚泥ポノブ横軸無閉塞渦巻型ゆ巧5OX2.5u@分XはmXU0kW 1 返送汚泥ポノブ横軸毎閉塞渦巻型ゆ150X3.2u/分X8mXl@0kW 2 余剰汚泥ポノブ横軸無閉塞渦巻型ゆ100xl.0u7分X10mX3.7kV・ 2 滅菌設備 次亜塩注入ポノブ ダイヤフラム式0.246W分04kW 2 秒ろ過設備 め@3週1招l@=フ@一サ@ド@ 移床式L両流連続砂濾過器ゆ@6OO X4450HX400nノビ 3 給氷川水設備 自動給水タノク 1050xl800HXt.8mJ 1 ノール木絵本ユニノト 圧力開閉式自動空気祐粕型ゆ80X0.3R/分X40m 5.5k@侍, 1 行泥処理設備 濃縮槽 * 5500 X 3000H X1,8m X 71iif 1 常圧洋上装置 め1900 X 39OOトlX 2.8 u処理能力60kgDS/@お 2 汚泥脱永機 構形連続連り型(機内2液卸仮型)処理能力7,イ/時25kW以下 1 ペルトプレス型ペルト巾1.6nlろ布速度05@3Om@分 1 油木ク@。"ガ 一軸ねじ式ボ/プゆ100 X 0邸u時X2.4.lpa]37k@V, 1 ケーキ好餌ホノハ 電動カノトゲート式15u2.2kWX2台Ulol車用@ 1 宅勒カノトゲート式Uln1.5WVX2台 1 脱臭設備 生物脱臭担体充填式50u7分 1 自動給水タノク ^1050xl800HX1.8nf 1 1 別紙一I 億方中継ポンプ場 主要設備機器 設備名称 主要機器名称 型式・能力 仕方中継ポンプ揚 荷水ポンア 電動水中ポノブ憶6u/時 3 自家発機関 内燃機関式出力150kVA 240ps 1800rpm 1 マンホールポンプ場 全5O箇所 雨氷排水ポンプ場 主要設備機器 設備名称 主要機器名 称型式・能力 数且 那波ポノブ場 搾木ポノブ 水中ポンプ240mノ特電動機11kw 2 横軸軸流式エノジノポノブ4392u打き 2 自家発機関 内燃機関式出力20kVA 26ps 1200rpm 1 南那波ポンプ場 排氷ポノブ 縦軸斜流式,,@,ホノフ7 8 0 0 u/ 時原動機4 8 3 自家発機関 内燃機関太田力630ps @800rpm 1 仕方ボンブ場 排水ポンプ スクりユ一式エノ/ノポノブ4740u/時 2 和生ポンブ場 排水ポンプ 縦軸斜流式電動ポノブ672u/時 1 縦軸斜流式,@@,ホノ7! 4 8 6 0 u/ 時原動機出力 2 自家発機関 内燃機関式 1 し尿前処理施設 現有処理能力 生し尿5t/自浄化槽I0t/日 全体計画 生し尿5 t/日浄化槽lOt/口 処理方式 受入前処理直接投入 運転開始 平成I8年4月 主要設備機器 設備名称 主要機器名称 型式能力 致景 支人貯留設備 し尿支人槽 円筒椎形FRP製め1800X2800H 約5u 1 農集排・浄化槽汚泥愛人槽 円筒縦形FRP製ゆ2500X2800H 約lOiu 1 節処埋設備 し尿秒速ポノブ 撰集排・浄化槽海況移送ポノブ 0 15OX 0 100X5. Onf/^x 15m 7. 5k\v 1 ドラムスクリーノ装置 目開き1o処理能力50uT時 1 し庵悦大機 スクりコープレス式(油圧式)560kg/時2.2k咄 1 し尿貯留fg 円筒縦形FRP製め@600X200H 約4u 1 し尿圧送ポンプ ^ 65X0. 9~7. 3irtVB* X 20m 2. 2k' 2 脱臭設備 高波度脱臭フアン <>30OX15irf/^X1.47kPa 7.5klV 1 農業集落がト水処理施設(速力監視装置による監視及び通報) 全7箇所 マンホールポンプ場全81管前 2 CO 4 to co 2 別紙一2 基本リスク分担表 責任の種類 内容 賀担 区分 木質管理責任 下水道法における水質管理責任 o 一 己 廃棄物処理法上の責 乙が事業者として排出する廃棄物の運搬・処分に関する o 任 もの 上記以外に排出する廃棄物の運搬・処分に関するもの o 木質汚濁防止法上の 公共水域に排水する排水基準達成の責任 o 責任 乙の業務履行上で直接関係する法令の遵守責任(労働安 o その他法令上の責任 全衛生法等、消防法等) 上記以外のもの o 法令等変更に関する この契約に直接関係する法令等の変更 o 責任 上記以外の法令変更 o 税制度変更責任 乙に影響を及ぼす税制度変更(法人税等) o 広く全般に影響を及ぼす税制度の変更(消費税等) o 許認可遅延の責任 乙が取得する許認可の遅延に関するもの o 上記以外の遅延に関するもの o 第者貝剖賞の責任 この契約の履行に直接関係する乙の責めによるもの o 上記以外のもの o 下記以外のもの(下水道事業の実施における住民反対運 住民対応責任 動、住人訴訟等) o 乙のこの契約の履行に直接関係するもの(施設見学等) o ム 専故の発生責任 乙の責めによる労災事故、設備の損壊専政等 o 上記以外のもの o 環境保全責任 乙の責めによる、公共用水域の汚染筆。 o 上記以外のもの o 契約の解除・変更責任 甲の責めによるもの(安全対策違反、支払滞納等) o 乙の責めによるもの(法令違反、破綻、放棄等) o 物価変動責任 契約締結後のインフレ、デフレ o ム 不可抗力責任 地震、洪大等の天災による契約の中止、変更、解除 o 性能達成責任 甲が達成すべき性能 o 甲:枯生市 乙:交渉権 者 乙が達成すべき性能 o