BABELがWindowsXPを使用した際に気づいた点などについてのメモみたいなモンです。当初はWindows2000との違いが中心になると思います
常時接続が普及してウィルスやワームなどの攻撃にさらされる可能性が増大している今日この頃、より安全に過ごすにはウィルス対策ソフトのインストールと並んでセキュリティパッチの適用が大事になってきてます。そこでセキュリティパッチの適用方法を簡単な順に並べていきます。簡単な方法はエンバグ等の危険が減るのだけどパッチのリリース自体は遅くなってしまうので適宜使い分けてください。
画面のプロパティからついに256色(8ビットカラー)の設定と640×480ドットが選べなくなってしまった。これはWindowsXPのデスクトップデザインが800×600ドット65536色以上を基準にしているせいだ。しかしAPI的にはドライバがサポートする限り従来通り使用可能なので画面関係を操作する各種のアプリケーションには影響ないだろう
また特定のアプリケーションで640×480の解像度や256色が使いたい場合はショートカットの互換プロパティにチェックボックスがあるのでこれを利用するのがお手軽だと思う
グループポリシーを変更する方法とレジストリ操作による方法の二通りあります。
Dual環境では動作に問題のあるアプリケーションを動かす為の方法です。シングルプロセッサ用の環境への切り替える方法とプログラムの割り当てプロセッサを変更する方法の二通りあります。
NT4.0/2000とまったく同様のテクニックが通用します。
起動オプションによりシングル動作に切り替えます。boot.iniを編集して
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(3)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional[Onecpu]" /fastdetect /ONECPU
とゆ〜よ〜な行を追加します。パーティション指定部分は環境に依存するので各人のboot.iniに書いてある内容に基づいて書き換える必要があります。以上で書き換え完了。再起動すれば起動メニューに今回加えたOneCPUの表示がでるのでコイツを選べばめでたくシングルプロセッサで稼動します
起動用のファイルをいじったりしますので、この説明やとよぉ判らんとゆ〜人はやめといた方が無難です。
タスクマネージャ(タスクバー上で右クリックメニューを表示して選ぶ)を起動します。次にプロセスタブを選んだ状態で変更したいプログラムを選択して右クリックメニューを表示し「関係の設定(A)」を選びます。ここでCPUのチェックを1つだけにします。
この方法は手軽に使えますがOS上の処理等はデュアルプロセッサで処理されるので「シングルプロセッサ用の環境への切り替え」ほど確実ではありません
Windows XPで使うユーザー名は半角英数字のみにするのが安全だ。なぜかというとWindows XPはユーザー固有の情報をDocuments and Settingsの下にユーザー名のフォルダを用意して保存するのだが、パス名に2バイトコードが入ることを想定していないアプリケーションでうまく動作しなくなる事があるからだ。
特にヤバいのはコードに$5cを含む漢字。なんとパスの区切り文字である'\'と誤読されてしまう可能性があるのだ。同様の理由でアプリケーションをインストールするパス名もできるだけ英数字にしておくのが安全だろう。
この辺はユーザー名の入力をする際にIMEがオンになるんで、ついつい漢字で打ちこみたくなるのがクセモノなんだよなぁ…
マイクロソフトのサイトにあるWindows XP Professionalと他のWindowsの比較ページやWindows XP Home Editionと他のWindowsの比較ページが割とわかり易いと思う。
ProfessionalとHome Editionの相違についてはWindows2000 Insiderに掲載されているWindows XPの正体 という記事の新機能一覧をチェックするとわかり易い。
ぶっちゃけた話スタンドアロンでゲームするならHome Editionで十分やけど、Dual CPU対応とか付加価値を求めるとProfessionalが要るという事。