はじめに

 ここのコーナーは、音楽をちょっとアカデミックな視点から眺めてみようといった趣旨です。別に講義
を聞かせようなんてモノじゃありません。というかトーシロの私にはそのような力量があるはずもありま
せん。私自身の知識の確認、復習ノート、勉強ノート、実験ノートみたいなものです。

 音楽の理論って結構厄介なシロモノで、“絶対知らなきゃダメ”っていう性格のものでもないんです
よね、実際の話。理論的なことを知っているからってよい曲が書けるわけでもないし、よい演奏がで
きるわけでもないんです。知らなくてもよい曲を作れる人もいるでしょうし、それこそカッコいいアドリブ
をバリバリ弾いちゃう人なんていくらでもいるでしょう?

 実際、猛勉強したからって、バッハとかモーツアルトやショパンみたいになれるわけでもないですよ
ね。そんなことで(といっても大変なことですが)なれるものなら、いくらでも勉強しますです。

 結局のところ、音楽やる場合に「知らないよりは知っていたほうが少しはマシ」っていうくらいのもの
なんですよね、極論を言えば。囲碁でいったら「定石」みたいなもんです(なんで囲碁?)。

 でも現実では、人に何か(音楽的なこと)を伝えたり、あるいは教えたりなんていう場合に、相手がわ
かってないとうまく伝えたり、教えたりできない場合がけっこう多いんですよね。あるいは、作曲や編曲
する場合、何か不都合が生じたときに、知らないとそれを解決するのに余計な時間がかかるって場合
もあります。けっこう必要になるケースってあるんですよね。でも知らなくても何とかなっちゃったりする
のがまたやっかいなところで・・・・・・結局は、時間をかけて学ぶだけの価値がどれくらいあるかってこ
とですよね、その人にとって。

 まあ、内容的にはたいしたことはないものであっても、知らない人に語って聞かせたら、ちょっと尊敬
のまなざしで見られちゃったりする(かもしれない)のが、このへんの知識ですね。知らない人はここで
一緒に考えてみましょう。

 ただ、基本は「初めに音ありき」だと思うんですよ。音楽は、音が最初で理論は後ヅケってことです。
さんざんないといて、結局は「役牌のみ」みたいなもんです(麻雀知らない人は何のことかさっぱりわか
らない)。

 順番は、別に理路整然としたものではありません。結構いきあたりばったりだったりします。多少は
考えてはいますが・・・